良い親子関係は成績向上に繋がる(二月の勝者から…)

二月の勝者のドラマ、
今回も面白かったですね~

ネタバレになるので、
詳しくは書きませんが…ニヤリ



「あんな親はいないでしょ?」
と、思ったお母さん!

あれほどじゃないけど、
“あれに近いかな?”っていう親は
結構いますよ~ニヤリ




どうしてああいう状況になるのか…
どうしてああいう親になってしまうのか…

その理由は、
「不安だから」だと思いますねショボーン



毎回、学習内容を見ている講師は、
どこが成長していて、
どこをこれから補強すべきか、
ちゃんと分かっていますが、


模試などの結果しか分からない親は、

「この状況で受験に合格出来るのか?」
「うちの子は学力がついてきているのか?」
「このままで受験に間に合うのか?」

不安があるのだと思います。




そして、親の不安がピークになるのが、
受験前の小学6年生、中学3年生、
そして高校1年生の時です。

「ん?高校1年生」
と思うかもしれませんが…

昨年末まで、
私が指導していた高校1年生の親御さんも、
「高校生になると急に不安になりました汗
と言っていました。


その理由は、
・高校は義務教育ではないので、
中学生までとシステムが異なる。
・子供がテストを見せなくなる。
・勉強内容が難しく親が関与できない。
の3点でしょう。


(私は、
高校生から指導することはありませんが、

(今まで何度か書いてきたように…)
中学3年生の時に辞め損なってあせる
高校1年生まで指導することは
何度もありました。

辞め損なう理由は、
中高一貫校は中3から
高校の学習内容になるため、
区切りがないから…なんですよね。

で、高校1年生の終わり頃、
つまり高2の学習内容にまで
突入してしまうことがあります笑い泣き



高校1年生の時の親御さんの不安は、
大抵は、時間が経つと消えるようです。
慣れてくるのでしょうね…爆  笑


ですが、
受験前の小学6年生、中学3年生の
親御さんの不安は、
放っておけば大きくなる一方ですガーン




親御さんの不安が増長しないために、
どうすれば良いのか?


「計算力はグッと伸びてきましたが、
もう少し、割合の文章題を
練習する必要がありますね。」
とか、

「文章が読めるようになり、
中ランクくらいの算数文章題は
解けるようになりました。
トップクラスの文章題が解けるように、
今後は図を書く特訓をしたいと思います。」
とか…


出来るようになってきた事と
これからどういう方針で
より成績を伸ばしていくのかを、

私は毎回指導後に、
お母さんに話をします。
(お父さんが居る時には、
お父さんにも聞いて貰います。)



「毎回じゃ、あまり学力に変化がないし、
意味がないんじゃないの?」
と、思うかもしれませんが…

毎回、話をすることで、
親御さんの不安が軽減するんです。



「お母さん、今日も○○君、
とってもよく頑張りましたよ。

苦手だった概数も
あっという間に解けるようになりましたし、

今までは、自力で解けなかったB問題も、
今日は半分自分で解けましたニコニコ

と、
生徒さんの前で、お母さんに報告すると、
お母さんも生徒さんもニコニコしています。



「ああ、今日も勉強頑張ったんだ」
「少しずつ、学力も伸びているんだ」
と、安心されるのでしょうね。



この安心感が、家庭平和に繋がりますウインク


私が毎回、
勉強の進捗状況を報告するのは、

親御さんに勉強の進捗状況を
知って欲しいからではありません。
(多少はそれもありますが…)


学習状況を知るだけであれば、
私が毎回報告しなくても、
宿題の○付けをして貰えば分かるでしょうし、
問題集を確認すれば、
簡単に把握できます。




毎回、勉強の進捗状況を報告する
一番の理由は、

親御さんに安心して頂いて、
親子関係を良い状態にキープしたいから

なんですよね。



受験前に親子関係が悪化する原因は
九割が親のイライラだと、
私は思っています。

そして親子関係の悪化は、
ダイレクトに子供の成績に影響します。



それは小学生だけでなく、
高校受験前の中学生も同じです。

「ああ、昨日親子喧嘩したんだな…」
と一目見れば分かりますし、

そういう時は、
勉強が頭に入りませんあせる



「お母さんと喧嘩した?」と聞くと、
「うん、
テストの点数が悪くて怒られた…えーん
と、言います。



正直…
「もうやめてくれ~むかっ」って
思いますねショボーン



せっかく、
難しい問題も解けるようになってきて、
モチベーションも上がり、
宿題も意欲的にやるようになってきたのに、

どうして、ここで水をさすのはてなマーク
と思ってしまいます汗



でも、私も親ですから…
怒ってしまうお母さんの気持ちも
よく分かります。


なので、
お母さんが怒りたくならないよう~

「今回のテストはケアレスミスがあり、
点数は伸びませんでしたが、
ちゃんと理解は出来ていますし、
ケアレスミスも着実に減ってきています。」

と、
悪かったテストのフォローをしたり、
毎回指導後に、進捗状況を報告したり
する訳です。



もちろん塾の場合は、
毎回、学習状況を聞くのは
難しいでしょうが、

不安になってイライラしそうな時は、
子供さんに不安をぶつける前に、
塾の講師に話を聞くのが良いと思います。



講師に話を聞くポイントは、

・成長した点はどこか?
・今後の課題は何か?
・課題をクリアするために
塾ではどのように指導するのか?
・課題クリアのために
家で出来る事はあるか?
・塾では意欲的に勉強しているか?
・講師から見て、
学習態度や学習方法において
何か問題点はあるか?

などでしょうか?



「このままで合格するのでしょうか?」
とか
「成績が上がらないのはなぜですか?」
と、質問されるお母さんもいますが、

受験は何があるか分からないので、
“合格する”と答える塾は少ないでしょうし、

成績が上がらない理由を聞いても、
“勉強量が少ないから”という答えしか
返って来ないかもしれません。


出来るだけ、
具体的に質問するのが良いと思いますね。




小学生、中学生の場合、
親が子供に与える影響はとても大きいです。

お母さんが、いつも機嫌良く、
明るい家庭であることが、

成績優秀者を作る
大きな要因なのかもしれませんね照れ






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