今まで、
何度もブログに書いていますが…
読書量の多い子供さんは、
国語の勉強量が少なくても
良い点数が取れます!
算数(数学)の文章題の理解が速いです。
テストで時間を有効に使えます。
(問題文を読み、理解するスピードが速いから)
理科や社会も、
教科書を読むのが苦痛ではありません。
集中力があり、
落ち着いて勉強に取り組むことが出来ます。
などなど…メリットがいっぱい
きっと、
お母さんも分かっているんですよね~
でも、現実問題として…
「習い事が多くて、
本を読む時間がありません」
「どうすれば読書量が
増えるのか分からない」
「読書が嫌いなのに、
どうやって本を読ませるの~」
と…悩んだ挙げ句、
読書をさせるよりも、勉強の方に
力を入れてしまうお母さんも多いです。
なぜなら…
本を読ませるより、
塾へ行ったり問題集をさせるほうが、
早く成績がアップするから
しかし…考えてみて下さい
“読書量が増えること”で、
恩恵を受けるのは…
“生涯ずっ〜と”ですよ~
私は、本がすごく好きだったので、
中学時代の
国語の模試はほとんど満点でした
高校3年間も、現代文は勉強しなくても、
常に高得点
ただし、古文、漢文はいつも赤点でしたが…
大学時代も、実験結果をまとめ、
考察文を考えるのはいつも私の役目でした。
実験が下手だから、という噂もありますが…
今も、読書をすることにより、
リフレッシュ出来るので、
更年期障害の片鱗もなく…
ブログの文章を書くのも、
どれだけ長くても苦痛ではありません
読む方は、苦痛かもしれませんが…
私にとっての”読書”は、
“お金のかからない最高の娯楽”
なんですよね〜
息子は、
中学時代はサッカー部だったため、
読書量が減り、
高校からの現国の成績はイマイチでしたが、
中学までの国語は好成績でした
しかし…
古文、漢文はあまり得意ではありませんでした。
私に似たのでしょうか…
では、私や息子は、
どのくらいの本を読んでいたのか…
私は小学生の頃、
世界文学全集や少年少女文学全集など、
毎月4冊程、分厚い本が届いていました。
(親が定期購読してくれていたので)
一冊の本に、8個とか10個の物語が入っている、
図鑑のような厚さの本です。
他にも、
学校の図書館の本を”手当たり次第”読み、
週に10冊から15冊くらいは
読んでいたと思います
夏休みも、
“読書カード”に書き切れないくらいの
冊数を読んでいました。
80冊~100冊くらい
読んでいたのではないでしょうか?
中学時代は、
どうせ毎日、図書室に行くのでしょ~?と
3年間、図書委員に任命され、
またもや、
“手当たり次第”に読んでいました
私が子供の時代は、
ゲームやスマホ、インターネットなどがなく、
“本を読む”くらいしか
楽しみがなかったことも、
“本好き”になった要因だと思います
息子が小学生の時は、
毎週土曜日か日曜日には、
一緒に図書館へ行き、
毎回、20冊以上の本を借りていました。
中学生からは、
部活と、大量の課題に追われ、
平日はあまり本を読む時間が
ありませんでしたが、
それでも、勉強の合間には、
「ちょっと休憩~」と
嬉しそうに読書していましたね
夏休みには、30冊~50冊くらいの本は
読んでいたと思います
では、なぜ息子は、
本が好きになったのでしょう?
それは、もちろん…
“家族が読書好きだったから”というのが
大きな要因だと思います。
以前、何かの記事に書きましたが…
小学生の雨の日の休日
私と主人と息子の3人で、
一緒にこたつに入り、
3~4時間、各自好きな本を
読んでいることがよくありました。
また、我が家は…
居間、寝室、仕事スペース、
クローゼット部屋…
あらゆる場所に本があります。
所蔵本は1000冊以上、
(正確には数えたことはありませんが)
年に1,2回、
古本屋さんへ200冊以上売りに行っても、
まだまだ多くの本があります
“本が溢れている生活”だと思います。
ですが…中には、
「私も主人も、
ほとんど本を読まないの…」
というご家庭もあります。
自分達はあまり本を読まない。
でも、“子供は本好きに育てたい”
という、お母さん
“親が本を読まなくても、
子供は本好きになった”
そういうご家庭もたくさんありますよ~
「自分が本を読まないので、
どうやって子供に本を薦めて良いのか
分かりません。」
という、ご相談もよく受けます
《読書好きの子供に育てるためには…》
まず、
一緒に図書館へ行きましょう。
小学生までは、年齢に応じて、
読む本の種類がドンドン変わるので、
買うのは勿体ない
図書館で借りるので充分だと思います。
そこで、
子供さんに自由に本を選ばせます。
自分で選べない場合は、
お母さんが探すのも良いですが、
近くにいる同年代の子供さんが選ぶ本を
参考にすると良いと思いますよ。
実際より対象年齢が低い本でもOK!
字が大きな本でもOK!
勉強の役に立たない本でもOK!
子供っぽい?と思う本でもOK!
同じタイプの本ばかりでもOK!
絵本でもOK!
最初は、本の質よりも、
量を読むことを心がけるのが
良いと思います。
私の両親は、
私がどんな本を読んでいても、
「そんな本はやめておいた方が良い」
と、言ったことは一度もありませんでした。
“自由に本を選び、自由に読書したこと”
が、本好きになった理由だと思います!
ですから…
私も、息子の本のチョイスに
口出ししたことはありません。
また、
息子が小学生や中学生の時、
私が選んだ本に対して、
「この本は面白くない」
と言った場合は、
「じゃあ、途中で読むのをやめていいよ。
時間の無駄だからね。
他の面白い本を読んでね」と、
たとえ、本の代金が無駄になろうとも、
決して無理強いしませんでした。
“自分にとって楽しいと思う本”を
読むことが、”読書好き”になる
1番の要因だと思うからです。
興味のない本を読むことが、
どれだけ苦痛か…
歴史の授業で
嫌と言うほど思い知りましたから
次に、
本を持ち歩く習慣をつける。
もちろん、
“読書だけの時間” を確保出来る環境は、
素晴らしいです
ですが、習い事や宿題などで、
まとまった読書の時間を確保出来ない
ご家庭も多いですよね。
私もそうです。
寝る前に読書タイムはありますが、
本を握ったまま
眠っていることがほとんど…
起きてる時間は、
ゆっくり本を読む時間などありません
なので、
私はいつも鞄の中に単行本を入れています。
病院の待ち時間、
銀行の待ち時間、
電車の待ち時間、
友人が来るまでの時間、
レジで並んでいる時間、
少し時間が空いたときなど…
隙間時間を利用して、
いつも本を読んでいます
うちの息子も同様に、
いつも学校へ行くバッグの中には、
単行本が入っていました。
読む本がなくなると、
「読む本がなくなった~
何か買って~」
と言っていましたね
幼い子供さんにも同様に、
“隙間時間を利用して、
本を読んであげることが出来る”
と思いますよ
例えば…
お兄ちゃん、お姉ちゃんの
塾のお迎えの待ち時間、
病院の待ち時間、
習い事へ早く着いたとき、
レストランで料理を待つ時間、
電車の待ち時間、
コインランドリーの待ち時間、
などなど…
小さな絵本を持ち歩いて、
読んであげてはどうでしょう
隙間時間を利用して、
本を読んであげることにより、
待ち時間が苦痛ではなくなりますし、
お子さんにとっては、
本を読むことが身近なことになります
また、たとえ短い時間だとしても、
毎日少しづつ本を読んであげることにより、
(高学年の子供さんは自分で読むことにより)
“本を読むこと”が、
当たり前の日常となります。
最後に…本を好きになるのは、
“本を読むことに対する印象”が
大きいのではないでしょうか?
例えば…幼い頃に、
プールで怖い思いをした子供さんは、
海で遊ぶことを、
あまり好まないですよね。
また、幼い頃から走るのが速い子供さんは、
かけっこを楽しいと思うでしょうし、
反対に、いつも鬼ごっこで
捕まってばかりの子供さんは、
かけっこが苦手だと思うでしょう。
お子さんは、お母さんが大好きです
お母さんの優しい声で本を読んで貰うと、
子供さんにとっては、
「本を読むこと」が、
とても心地の良いことに
なるのではないでしょうか?
小学生のお子さんがいらっしゃる
お父さん、お母さん
是非、”読み聞かせ”を習慣にしてみては
如何でしょう?
毎日じゃなくても良いと思います。
子供さんがすぐに寝てしまっても
良いと思います。
お母さんじゃなく、
お父さんでも良いと思います。
我が家は、小学校の時は、
主人が主に、
息子に読み聞かせをしていました
「読み聞かせには、
どんな本が良いですか?」
と、質問を受けることがありますが…
何でも良いんです。
難しい内容じゃなくても良いんです!
毎回、アンパンマンでも良いんです!
いつも同じ本でも良いんです!
文字が少なくても良いんです!
うちの息子は、
“よるくま”という絵本が好きで、
見なくても語れるくらい、
何度も読まされました
難しく考えずに…
“子供さんとのふれあいの時間”
だと思って、
親子で楽しく、遊びの延長で、
読み聞かせを楽しんでみては
如何でしょうか?
きっと、
読書が好きな子供さんに
育つと思いますよ(*^o^*)
コメント
こんにちは。ブログ村からやってきました。読書好きな子に育てたいとずっと奮闘しています。本はいいですね。本が読めるのは一生の財産だと思います。非常に共感できる記事でした^_^
こんにちは~(^_^)
ブログ村から来て,コメントを下さった方は初めてかもしれません(;^^;)
(ほとんどの方は、アメブロから来られるので…)
とても嬉しいですありがとうございます(*^o^*)