師走に入りました!
受験が近づいてきましたね
中学受験や大学受験をする
お子さんがいらっしゃる場合は
“家庭内の空気が今までと違う”
というご家庭もあるんじゃないでしょうか?
お母様方~
今こそ、「いつも通りの家庭」を
死守する時期です
リラックスした状態でこそ、
高い集中力が発揮出来ます。
最もリラックス出来るのは、
いつもと同じ状況の時!
つまり、
今は“いつもよりもいつもらしい家庭”が
求められる時期なんです。
受験が近づいてくると
どうしても不安が大きくなり…
「先生、前回よりも8点
算数が下がってしまいました。
このまま下がってしまうのでは…」とか、
「あと2ヶ月は
今までより、もっと勉強させたいです。
どうすればもっとモチベーションが
上がるのでしょうか?」
「このままでは、○○君に追いつけません。
先生どうすれば良いのでしょう?」
少しの点数の上がり下がりを
もの凄く気にしたり、
必要以上に力んでしまったり、
周りの子供の事を
とても気にするようになってしまう
親御さんがいます。
中学受験の場合、
正直…受験前に平常心を保てないのは
子供よりも親のほうです。
「お母さん、偏差値の上がり下がりを
一喜一憂する必要はないですよ」
と説明しても、
1点2点でも偏差値が下がると、
「成績が下がっている!」と
血相を変えてしまうお母さんもいます。
そういう親のピリピリした感情は
即、子供に伝わり…
特に、まだ幼い小学生(中学受験生)は
勉強に集中出来なくなります。
二月の勝者の黒木先生が言っていた通り、
(範囲の狭い)中学受験は、
受験ギリギリまで成績上昇が見込めます。
親が平常心を保てなくなり、
「どうしてこんな成績になってしまったの」
「このままでは合格出来ないよっ」と
子供に言ってしまえば、
あるいは、
「どうしてこんな成績なんだ?
ちゃんと勉強をさせていたのか?」と
夫婦喧嘩になってしまったら、
子供の勉強意欲が下がってしまい、
ラストスパートの成績上昇が
見込めなくなる場合もあります。
この時期になれば…
子供に怒るくらいなら、
親は自分の趣味に没頭する方が
良いかもしれませんね
平常心を保てる自信がないのであれば、
「よく頑張ってるね~」の声かけ
だけで…
あとは、
お料理やお菓子作りを頑張った方が
子供にとってはプラスかもしれないと
私は思います
大学受験も同じです
我が家にも、高校3年生(受験生)が
います。
いつも通りの家庭
いえ、いつも以上に平穏な家庭を目指し、
色々と自分に規制を与えています。
例えば…
・「勉強」という言葉は言わない。
・模試の結果は聞かない。
・お友達の志望校は聞かない。
・朝食時以外は、
「早くして…」と言わない。
(時間に関して干渉しない)
・夜何時まで電気が付いていても
見なかったふりをする。
・一緒にいるときは、
音楽などの楽しい話をする。
・たくさん冗談を言う。
・息子の意見は出来る限り
肯定する。
(「あの俳優さん演技上手だね~」
「うん、母さんも凄く上手だと思うよ」
のように…(;^^;))
・「おはよう~」「お帰り~」
「おやすみ~」など挨拶は満面の笑みで言う。
・「テストお疲れ様」「どんな感じ?」
「塾(勉強)頑張ってるね」など、
頑張っていることにも全く触れない。
・日々、たわいもない会話を心がける。
などでしょうか…
反対に、ちゃんと言うこともあります。
・部屋を出るときは、ちゃんと電気を消すこと。
・洗濯物は裏返してネットに入れること。
・昼、外食するときは野菜も食べること。
・左手を出して食べること。
(17年間、言い続けています)
・必要な準備は余裕を持ってすること。
など…
受験生だろうが何だろうが、
人としてやるべきことは、ちゃんと言います
それは、中学受験する小学生でも
同じだと思います。
“勉強さえ出来ていれば、
あとは大目に見てくれるだろう~”
そういう考え方は、
社会では通用しませんし、
当たり前の事が身についていなくて
困るのは、子供自身です。
受験生だろうが、
やるべきことはやる
注意するところは注意する
それが、”いつもの家庭”だと思います。
神経質になり過ぎず、
気遣うべきところは気遣って…
一緒に、
あと2ヶ月あまりを乗り切りましょう
合い言葉は…
“母は常に平常心!”で、どうでしょう?
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