子供を中学受験に誘う(いざなう)方法!

他にも、中学受験率が少ない地域で、中学受験への誘導方法(子供が自分でしたがるとは思えない…)
など、ご経験やお知り合いのケースなど、ご存知でしたらお伺いしてみたいです。


昨日のご質問者の方から、
もう一問質問を頂いていますニコニコ
ありがとうございます~

このように…質問は
何個書いて頂いてもOKですウインク




令和元年の
文部科学省学校基本調査によると、

中学校に在籍する生徒は、
全体で約321万8千人。

その中で、私立中学に通う生徒は
全体の7.4%。

国立中学に通う生徒が0.9%。
合計で8.3%。

合格出来なかった数を考慮すると、
中学受験者数は全国で約10%。



ですが、東京では
中学受験をする生徒は約25%。

つまり4人に1人が受験しますが、
ダントツに多いのは東京だけ。

県によっては、
受験率が5%以下のところもあります。


そして同じ県内でも、
近くに中高一貫校がない場合、
中学受験者がほとんどいない小学校も
あるでしょう。



子供は、
自分が経験したことがない事を、
頭の中で想像することは難しく…

「中学受験することは、
良い大学への近道なんだよ」とか、

「中学受験して良い大学へ入れば
お金のもう儲かる仕事につけるよ」と

親が子供に分かりやすい言葉で
一生懸命説明したとしても、

「ん?何それ?
僕、みんなと遊ぶ方がいい~ニコニコ
と、周りに流される場合が多いです。



特に、クラスのお友達が、
ほぼ中学受験をしない場合は、
子供さんを説得するのは
至難の業かもしれませんねショボーン




まず、中学受験を志す場合、
小学2年生から4年生の間は、

大量の読書
計算力(虫食い問題含む)
算数の文章題(難問)

この3つを
しっかり学習する必要があります。



この3つを学習しておくことは、
中学受験の基盤となりますビックリマーク





そして、
子供を中学受験に誘う(いざなう)方法は…


1.進学塾へ入れる。

どこの県にも県庁所在地には、
中学受験専門クラスがある塾が
あると思います。

結局は…
受験をする環境を与えることが、
一番の方法なんですよねニヤリ

二月の勝者の塾のように
周りが受験をする子達ばかりだと

切磋琢磨して
成績が上がることも期待できます。


2.少し精神的に大人びてくる
小学4年生の終わり頃に、
「これだけ勉強が出来るのだから、
優秀な子が集まる学校を
受験してみない?」
と、誘いをかけてみる照れ



受験する学校の偏差値にもよりますが、
先程の3つの学習が出来ていれば、

中学受験するか否かは、
小学5年生前に考えても
良いんじゃないでしょうか?


まだまだ幼い小学2、3年生に
中学受験の必要性を訴えても
理解出来る子は少ないでしょう。

中学受験をする準備だけは
しっかりしておけば、

志望校を考えるのは
高学年からでも良いと思います。



3.幼い頃から、
少しずつ洗脳!?するニヤリ

2と反対の方法ですが、
ご相談者の子供さんはまだ小学2年生。


「中高一貫校に入れば、
中学から好きな服装で学校へ行けるんだよ」
とか

「中高一貫校に入れば、
中学校から学食でカレーが食べられるよ」
とか

「中高一貫校に入れば、
普通の中学よりも部活の種類が多いよ。
○○君が好きそうな○○部もあるよ!」
とか…

中学受験の話をするのではなく、
“中高一貫校が如何に楽しいか音譜
そういう話を日々してあげてはどうでしょう?



お子さんが
中高一貫校に良いイメージを持てば、

「僕、この学校へ行きたいほっこり」と
中学受験の勉強を頑張る意欲に
繋がることもあると思いますラブラブ




今まで何度か書いていますが…

“中学受験は合格すれば終わり”
ではありません。

中学受験に合格すれば、
“6年間という長い期間、
勉強し続けなければならない”

という試練が待っています。


その6年間は、
偏差値の高い学校であればあるほど、
多くの勉強量を強いられ!?

多くの時間を
勉強に費やすことになります。


ある意味…
リセットする機会がない中高一貫校は、

高校受験する場合よりも、
強い意志と精神力が必要です。




それ故に、
周りの勉強量についていけず
途中で挫折してしまったり、

勉強のしんどさに心が折れ、
何ヶ月か勉強を放棄してしまい、
最下位近くまで転落してしまう生徒もいます。



中高一貫校に合格するためには、
難しい割合の問題や特殊算、
国語の読解力などを勉強する必要がありますが、

せっかく合格しても、
中高一貫校を乗り切れないのでは
意味がありません。



中学受験をする場合は、
コツコツ自分で勉強し続けられる力
を身につけておくことが、
何よりも重要だと私は思います。



せっかく中学受験に合格しても…

大量の宿題をこなすことが出来ず、
何度も学校から呼び出しがあり
(親が…)
学校へ行けなくなってしまった。


予習する方法も分からず、
授業のスピードについて行けず、
先生に当てられるのが怖くなり
学校へ行けなくなってしまった。


小学校では優秀だったのに、
入学当初のテストが最下位近く。
周りのお友達に点数を知られるのが
恥ずかしくて、
学校へ行けなくなってしまった。


テスト前、周りのお友達は
10時間近く勉強していると聞き、
“勉強をしなければならない”
プレッシャーに押しつぶされ、
勉強から逃げてしまった。

そういうお子さんもいます汗



私は中高一貫校に入学した場合は
特に…

中学入学後も、
親がサポートをしてあげて欲しいと思います。



中学受験が終わると、
「やれやれ、親の役目も終わった…照れ
と、いきなりお子さんのサポートから
手を引いた場合、

小学校と中学校のギャップに
ついて行けない子供さんもいます。

(もちろん、
1人で出来るお子さんもいますが…)




中学受験をする場合は、
受験勉強以外にも…

しっかりと学習習慣を身につける
苦しい勉強に立ち向かう精神力を養う
親もサポートする覚悟を持つ




それが、
中高6年間を乗り切ることに繋がる

そして、
“大学受験に繋がる”
と、私は思います。


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