学校の先生に求めるものとは?

息子が小学校5年生の時、
同じクラスのママ友さんが、

「うちのクラスだけ、
勉強がすごく遅れてる
みたいなんだけど…

担任の先生が
新卒の先生だからかなぁ?
困ると思わない?」

と相談されました。



他のクラスより
学習の進度が遅いことは、
問題視すべきことでしょうか?

進度が、遅くても速くても、
1年間で必要なカリキュラムが終われば、
それで問題ないと私は思います。



もちろん、
ママ友さんにはそんなことは言わず、

「私は子供の勉強をあまり見ないから、
今、何を習っているのか知らないの…」
と答えました。



他にも、
「卒業式のピアノの伴奏、
うちの子供が選ばれなかったのは
どうしてですか?(-.-#)」とか、

「一緒にいたずらしたのに、
うちの子供だけが怒られたのは
どうしてですか?(`へ´)」とか、

「どうしてうちの子供は
背が伸びないのでしょう?」

などなど…



先生に様々な相談をする父兄の方が
いるようです(゚ロ゚)

また、
「今度の担任の先生は、
新任だから若くて頼りないよね…」とか、

「中年でヒステリックな先生。
絶対更年期よ(´д`)」とか、

「○○先生、
ハゲてて、気持ち悪いわぁ~」など…


子供の前でも、
平気で先生の悪口をいう
お母さんもいます。


それは、絶対にダメだと思うんです!



先生が可哀想だから?

いえいえ、
お子さんが可哀想だからです(>o<)



親が「頼りない」と言う人の授業を
子供が真剣に聞きますか?

「ヒステリックな人」からの
注意を素直に受け取れますか?

「ハゲ&気持ち悪い人」
と仲良くしたいと思いますか?


私は絶対に嫌です~(´д`)



子供が先生を尊敬して、
真面目に授業を受けることが、
お子さんの成績向上につながります。

先生を好きになり、
信頼関係を気づくことが、
楽しく学校へ通う要因になります。



「新任で若い先生だから、
子供の気持ちがよく分かるよね。」

「ベテランの先生だから、
勉強の教え方が絶対上手だよ。」

「ちょっとハゲてるけど、
教室が明るくなって良いよね!!」

と、先生を褒めるのが
お子さんのためだと思います(^_-)



うちの息子も、中学生の時、
「今年の担任は、
男のくせにすごく細かくて、
ヒステリックに怒るから嫌っ」
と言っていました( ̄0 ̄)

「先生は、転任してきたばかりだから、
緊張してるんだよ。
熱心に指導する良い先生だから、
○○先生が担任で良かったね~(^^)」
と、私が言うと、

「母さんは、
先生と1度しか会ってないから、
分からないんだよ(`へ´)」と、息子。


「いや、母には分かる
あんなイケメンに悪い人はいない」
と断言しました(*^o^*)

ホント、イケメン先生でしたから…



学年の終わり頃には…
「やっぱ、
来年も同じ先生が担任が良いなあ~

あれだけ熱心に教えてくれる先生、
あまりいないよ。
話も面白いし~」 って(゚ロ゚)



母の言った通りだったでしょ!!



幼い子供は
一番身近な親の言うことを
まるごと信用し、同調します。


親が「頼りない」と言えば、
子供も「あの先生は頼りないんだ」と
思うでしょうし、

親が「気持ち悪い」と言えば、
最初はそう思っていなくても、
段々と気持ち悪いと感じてきます。

「自分の言葉は、
子供に絶大な影響力を及ぼす」
ということを、
親は常に認識しなければなりません。


そして…
こちらが嫌いだと思うと、
その気持ちは相手にも伝わります。

特に小学生、中学生の子供さんは
まだまだ素直です。

親御さんが先生に不満を持つと、
子供さんに伝わり、

それはそのまま、子供さんから
先生への態度に表れてしまいます。



先生も人間です。
(当たり前ですが…)

嫌な態度を取られて、
良い気がしないのは当然ですよね。



私が学校の先生に求めるもの

それは…

1.学校という集団生活において、
協調性を学ぶサポートをして欲しい。

2.文部科学省が設定した
カリキュラムを、
卒業までに全て教えて欲しい。

3.子供が怪我をしたり、
体調を崩さないように監督をして欲しい。

主に、上記3点です。



「あとは先生の裁量でお願いします」
という感じでしょうか?



ピアノの伴奏も、
先生が決めた事であればそれで良し。

(我が子はピアノは弾けませんが…)

うちの子だけが怒られたとしても、
いたずらした我が子が悪いので
腹は立ちません。


また、背が伸びないのは…
学校の先生に言ってもなぁ~

小児科医のほうが
適任だと思います(>o<)



という方針の私ですが…

一度だけ、
学校へ相談に行ったことがあります。



それは、
息子が小学校2年生の時。

担任の先生が、「授業中に、
発表をしない子供には罰を与える。

いつも給食をおかわりする子は
おかわりなし。

いつも給食をおかわりしない子は
強制的におかわりさせる。」と宣言し、
それを実行しました。



2、3日後からは、
同じクラスのお母さんから
いくつも相談の電話が…

「学校に行かないと言ってる。
どうしよう?」

「給食を無理矢理食べさされて、
吐いてしまった(T-T)」

「給食前になると、
何人も具合が悪くなって
保健室へ行ってるみたい」
などなど…


担任の先生に
電話をしたお母さんもいたようですが、

「そんなこと言っていません。」
で、終わったようです。



子供の話は半信半疑だったのですが、

(本当にそんなことをする教師がいるとは
思えなかったので…)

何人ものお母さんから
電話を貰ったことにより、
事実であると確信し、

言うべきことを全てメモして、
事前に学校へ連絡し、
校長先生と話をさせて頂きました。



“私は基本的には、全て学校に
お任せしたいと思っていますが、

故意に子供の心身を害するような状況だけは
見過ごすことは出来ない”

という趣旨のことを、
現状説明と共に話しました。



そうです!!
子供を守るのは親の役目です。

学校だろうが何だろうが…
子供達が理不尽な目に
遭っているのであれば、
黙っていることは出来ません。



そして、本当に言うべき時には、

しっかりと覚悟を決めて、
内容を的確にまとめ、

一番効果のある方法で、
一番効果のある人に、
言うべきだと思います。



些細な事であれば…
我慢した方が良いと思いますね!

1年だけの付き合いだと思って…(;^^;)



当たり前のことですが、
学校の先生にも色々な人がいます。

子供思いの熱心な先生もいますし、
教職はあまり好きではないが、
給与のために頑張っている先生も
いるでしょう。


それは教師という仕事だけでなく、
どんな職業でも同じだと思います。


色々な教師がいることが当然だと考え、
良い先生に当たれば…
“凄く幸運だ!”位の気持ちでいると、
楽かもしれませんね(^_-)



過度に期待しすぎてしまうと、
その反動も大きいでしょうから…(T-T)



小学生までは、
躾も教育も勉強も…
“家庭での指導がメインである”
(学校はあくまでサポート)


私はそういう認識で、
息子を育ててきました。


なので、
学校とは適度の距離感を保ち、
ストレスも少なかったのかも!?
しれませんね(*^o^*)






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