受験がある中学校は、
同レベルの子供達が集まります。
もちろん小学校時代には、
トップクラスの成績だった子供達ばかり。
その中で順位がつく訳ですから、
半数くらいの子供さんは
今まで見たことがない成績に
ショックを受けるでしょう。
また、
入学当初は上位であっても、
難易度の高い学習についていけず、
成績が急降下してしまう子供さんもいます。
そして、小学生の間は、
徐々に勉強の難易度が上がりますが、
小学校から中学校では、
いきなり難易度がアップします。
特に、
中高一貫校に入学した子供さんは、
小学校とのあまりのレベル差に
愕然とする子も多いです。
それでも入学したからには
頑張っていくしかない。
どんな成績であれ…
“しっかりと自分の足下を見て、
歩みを止めない強さ“
が必要です。
小学校時代から
強さを身につけるためには、
“出来ないことにもチャレンジする”
事が大切だと思います(^_-)
例えば…
スポーツが苦手だけど、
“マラソンの練習をして、
タイムを伸ばしてみる” とか、
手先が器用じゃないけれど、
“夏休みの自由研究で
特大工作にチャレンジしてみる” とか、
体力がないけれど
“毎日30分縄跳びをする”とか…
生徒さんを見ていて思うのは、
“好きなことだけしかしてきていない”
“得意なことだけを伸ばしてきた“
子供さん、
そういう子は逆境に弱い(ToT)
得意じゃないことにもチャレンジして、
目標を決め、最後までやり遂げる
それにより、
強い精神力が養われると思います。
また、受験のある中学は、
一般の中学校に比べて大量の宿題が出ます。
(そういう学校が多いです。)
どの親御さんも
「想像を遙かに絶する(>o<)」
と言われます。
“自分の周りに洗濯物の壁が出来て
外が見えない”
そういう状況と同じです。
解決策は…当然、
一枚一枚洗濯していくしかない。
千里の道も一歩からですね(^_-)
ですが、
生徒さんの中には
あまりの宿題の量の多さに、
ページ数を数えてはため息、
数えてはため息…
一向に進まない(。・_・)
という子もいます。
そういう子供さんに共通しているのは
“コツコツ地味な勉強をしていない“
“ガムシャラに必死で勉強をしていない“
ことです。
コツコツ地味な勉強と
ガムシャラに必死の勉強は
相反するものですが、
両方を習得する必要があります。
日々は、コツコツ地味な勉強をして、
テスト前や課題提出前は、
ガムシャラに必死で勉強をする
ということですね(^_-)
小学生高学年(5、6年生)になったら、
是非…2時間ぶっ続けで、
算数の中学受験用計算をさせるとか、
漢字ばかり覚えさせるとか、
忍耐力のいる勉強も
経験させてあげて下さい。
(いきなり2時間はやめてあげて下さいね。
徐々に時間を増やして下さい!)
また、
歴史の年表を自分でまとめたり、
農産物や特産品を地図に書き込んだり、
漢字や英語の単語帳を作ったり…
他人が作った教材を利用するだけでなく、
自分でコツコツ勉強する方法を
教えてあげて下さい。
ブログに何度も書いていますが…
楽しい勉強だけしてきた子供さん、
人にお膳立てして貰った勉強だけ
行ってきた子供さんは、
中学校に入ると挫折してしまう場合もあります。
小学生の時、中学受験の勉強にだけ
目を向けるのではなく、
中高6年間を乗り切りるために
必要な力を身につけ、
元気な!?高校3年生となり…
志望大学を目指して欲しいと思います
(*^o^*)
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