私の今までの生徒さんで一番多いのは、
高校受験する中学生です。
(最近は、同じくらい…
中学受験をする小学生が
多くなってきましたが…(^▽^))
次に多いのが、中学受験に成功し、
希望中学に入学したけれど、
入学後の成績にビックリした子供さんです。
ハッキリ言うと…
中高一貫校や附属中学に合格したけど、
1年1学期の成績がかなり悪かった
んですね(ToT)
その場合、
どのお母さんも、一様にこう言います。
「小学生までは、
すごく良く出来たんです。
どうして中学生になり、
成績が下がったのでしょうか?(+_+。)」
確かに…その気持ち、
すごくよく分かります。
当然、そう思いますよね、
小学生の頃はトップクラスの成績
だったでしょうから…
ですが、本当は…
“中学生になり成績が下がった
わけではなく、
今のお子さんのレベルがその成績だった”
だけなんです。
(キツい事を言うようですが…)
例えば…偏差値60の中学校を受験し、
偏差値57~63くらいの子供さん
が合格したとします。
その生徒さんは全員、小学生の時は、
もちろん各小学校で1番~5番くらいの
優秀な成績だったでしょう。
ですが、合格した生徒さんは
同じようなレベルであり、
当然その中で順位が付きます。
1学年200人だとすれば、
偏差値63の生徒さんは1番、
偏差値57の生徒さんは200番という風に…
小学生の時は、どのお子さんも
“勉強が出来る子”と言われていたのが、
中学生になって、
いきなり学年で下の方の順位であれば、
親御さんもビックリしますよね(>o<)
皆さん、
「うちの子が、こんな成績のはずがない。
何が起こったんだろう?」
と、当然思うでしょう。
もしも、中学に合格して、
最初のテストが、学年で下位だった場合、
お子さんにどう言いますか?
「えっ?
どうしてあなたがこんな成績なの?」
「中学生になって勉強しないから、
成績が下がったんでしょ。」
「今まで良く出来ていたのに、
こんな成績はありえないと思わないの?」
「次、こんな成績だったら夕食抜きね」
(こんなお母さんはいないと思いますが…
(;^^))
ほとんどのお母さんは、
驚きと共に、怒ってしまうでしょう。
なぜなら…
母は、一緒に中学受験を頑張ってきた、
“子供の戦友”だからです!!!
でも、こんな風に言ってしまうと、
子供さんも、
「私は小学校の時より、
勉強が出来なくなったんだ(゚ロ゚)」
と思ってしまいますよね(。・ω・。)
頑張って受験を突破し、
念願の○○中学の生徒になれたのに、
“小学生の時より、
勉強が出来なくなった”なんて、
モチベーションが下がってしまうと
思いませんか?
たとえ、中学1年生1学期の成績が、
200人中200番であっても、
“小学生の時より成績が下がった”
訳ではありません!
“小学生の時より、
勉強が出来なくなった”
訳ではありません!
ここはやはり…
「○○中学の中では、
今はこの順位なんだね(^_^)
さあ~、
ここからどうやって上がっていくか、
お母さんと一緒に考えよう!!」
と、ちゃんと現実を受け止め、
“どういう状況であっても
母はサポートするよ”と伝え、
“前向きに
これからの勉強方法を検討する”
のが、良いと思います(^_-)
中学になったからといって、
いきなり子供のサポートを
やめてしまったり、
受験が終わったからと、
今までよりも勉強量を減らしてしまうと、
たちまち…
中高一貫校の洗礼を受けることになります。
中学受験合格後、入学した段階で、
「さあ~本当の勉強はこれからだ!」
と、気合いを入れ直し、
今まで以上に、日々コツコツ勉強し、
テスト前にはガムシャラに勉強することが
出来なければ、
ある程度の成績をキープすることは
難しいと思います。
塾任せではなく…
親御さんが、
「数学、英語は、毎日、
今日習ったところの問題集をしよう。
テスト1週間前から
テスト範囲を2回目解き、
前日に間違えた所をもう1回解けば、
計3回解けるからバッチリだね!」
と、具体的なやり方をアドバイスし、
子供さんが中学生としての勉強方法を
確立出来るように、
手伝ってあげて下さい。
塾では、学校の教材や
進度に合わせていない場合もあり、
塾の勉強だけでは、
学校の定期テストで点数を取れないことも
あります。
ご家庭で、学校の復習を
しっかりすることにより、
定期テストも点数が取れ、
子供さんの勉強へのモチベーションも
上がると思いますよ(^_-)
(特に、
英語、数学の勉強が大切です)
1学期の成績が
あまり良くなかった子供さんは、
夏休み中に、
2学期からの日々の学習方法を、
是非、お母さんも一緒に
見直してみては如何でしょうか?(*^o^*)
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