小学生に必要な家庭学習について…
小学生に絶対に必要な勉強は次の4つです。
1. 漢字
2. 計算
3. 文章を嫌がらずに読める
4. 短い文章がきちんと書ける
つまり、勉学の基本である読み書きと、
国語、算数の基本である漢字、計算です。
中学受験を目指してるお子さん
偏差値60以上の高校、
大学を目指してるお子さんは…
プラス
5. 算数の文章問題(応用)
が必要です(^_-)
各々の勉強方法は、
以下の通りです。
《1. 漢字》
学校の宿題の”漢字ドリル”だけでは、
ほとんどの子は完璧に覚えられません。
宿題のドリルをしたした後、
1. 本当に覚えてるかどうか、
テストをする。
2. 間違えた漢字を3回書く。
3. 次の日、昨日間違えた漢字を、
もう一度テストする。
4.そして、再度テスト前に復習する
そこまでやると、
かなり覚えられるハズです(^^)
《2. 計算》
学校の”計算ドリル”だけでは、
難易度が不十分です。
例えば…
1年生でしたら、
2+5= 6+7=
を授業で習っている場合、
ご家庭では、
5+8+4+2+4=
くらいのレベルの問題を解かせて下さい。
特に必要な問題は…
5+□+4+2+4=23
のような、虫食い問題です(^_-)
これをする事で、
計算の仕組みが身に付きます。
この計算の仕組みは、
方程式や因数分解など、
中学からの数学の基本です。
計算力を身につけ、
計算の仕組みが理解出来ると、
算数(数学)の学力が
グッとアップしますよ(*^o^*)
《3. 文章を嫌がらずに読める》
これを身につけるためには、
やはり読書です。
小学校低学年の場合は特に、
自分の好きな本を読ませてあげて下さい。
「そんな幼い本を読まないで。
それはもっと小さい子向けでしょ💢」
と、言ってるお母さんがいますが、
それでも良いんです(^_-)
一番大切な事は、
“読書が楽しい事を知る”事ですから。
「うちの子、
いっぱいマンガを読んでます」と、
言うお母さんがいますが、
マンガはダメですね~(>o<)
「えいっ」「あのね…」「今日… 」
とか、単語が並んでるだけなので、
マンガでは、
文章を読んでるとは言えません(ToT)
もちろん、
娯楽としては 良いと思いますが…(^_-)
それから…
読書では、
音読をする必要はありません!
もちろん、
国語の教科書を音読するのは、
良い事です。
でも、読書の時は、
普通に読ませてあげて下さい。
そうする事で、
自分独自の文章を読むペース
が、確立され、
文章を読む事が苦痛ではなくなります。
読量量は、本の厚さにもよりますが、
“一週間に1~2冊”くらいは
読むと良いと思います(^_^)
《4.短い文章がきちんと書ける》
これが一番難しいと思うお母さんが、
多いんじゃないでしょうか?
連絡帳の下に、
日記を書く欄がありませんか?
あのくらいの量で良いんです(^_-)
(短い文章で、4~5文程度)
文章の内容を気にして、
すこしでも賢い!?文章を
書かせようとするお母さんがいますが、
大切なのは、そこではありません。
中学受験の面接でも…
大人が考えた”いかにも”という回答は、
あまり好まれないようですが…
作文や日記も同様です。
書く内容は、
年をとり、経験を積むごとに…
本をたくさん読むごとに…
自然と語彙も増えて、
魅力的な文章が書けるようになります!
大切なのは…
1.文章を書く事に慣れる。
2.誰が(主語)、何を(目的語)、
どんな風に(修飾語)、どうした(述語)と、
的確に、短い一文が書ける。
3.て、に、を、は…(助詞)が適切に使える。
4.句点(、。)がきちんと書ける。
5.意味の通じる文が書ける。
これだけです(^_-)
意外と…中学生になっても、
これが出来ない子供さんが多いです(T-T)
受験や模試で、
「○○について、自由に文章を書いて下さい。」
という、問題はよく出題されます。
でも、そういう問題でも、
ちゃんと採点基準があります。
“何でも書いておけば良い”のでは、
ないんですよね〜(>o<)
二日に一度でも良いです。
文章を書く練習をしてみて下さい!
そして、
上記の2~5項目が出来ているか、
チェックしてあげて下さい!
文章を書けて、読める事は、
全ての勉強の基本です(*^o^*)
《5. 算数の文章問題(応用)》
中学受験をする場合や、
難関高校、難関大学を目指す場合は、
小学生の時から、
算数の文章問題を学習することは
とても大切だと思います(^_-)
算数の文章問題といっても、
様々な種類があり…
「太郎くんが500円、花子ちゃんが200円
持っていました。合わせて何円持っていますか?」
のように、
教科書に載っているようなレベルの問題から、
ツルカメ算、植え木算、仕事算など…
中学受験に、よく出題される問題まで、
幅広いレベルの問題があります。
もちろん、小学校低学年では、
仕事算などの問題は難しくて、
ほとんどの子供は、
解くことができません。
ですが…小学校低学年で、
教科書レベルの問題しか
学習していない場合、
高学年になっても、
なかなか受験レベルの問題は
解けません(T-T)
なぜなら…
一般の学校で習うレベル
と、
中学受験で出題されるレベル
では、
かなりの差があるからです(>o<)
では…
小学校低学年からは、
どんな算数の文章題をすれば
良いのでしょうか?
小学一年生では…
“教科書の文章問題より、
少し難しい問題集”を、解かせる。
まずは…
問題が解けるかどうかよりも、
文章問題に慣れさせる事が大切です。
また、あまり難しい問題だと、
算数の勉強が嫌いになってしまう
可能性もあるので、
“少し考えたら解けるかな⁉️”くらいの
レベルの問題を解かせて、
“問題が解ける楽しさ”を
教えてあげて下さい!
(自分の子供さんのレベルに合った
問題集を選択することが大切です。)
答えが正解したら…
最大限に誉めて欲しい
と思います(*^o^*)
小学校低学年のお子さんは、
まだまだ…
“お父さんやお母さんに
喜んで欲しいから頑張る!”
と、思う…可愛い年齢だからです♥
小学二年生、三年生では…
高度なレベルの1学年前の問題集を
解かせるのが良いと思います。
2年生であれば、
小学1年生のハイレベル問題集を
するのがお勧めです!
1年生用の問題集を、
1年生の時にすれば、難しすぎて…
子供さんが勉強を
嫌いになるかもしれないので(>o<)
別に2年生用の問題を
2年生でやらなくても、
小学生の間に習得すれば良いので、
1年生用を2年生で学習しても、
なんら問題はないと思います(^_^)
逆に…
一年遅れで解くと、
正解する率が高く、子供も楽しい(^^)
解ける問題が多いので、
親もあまりイライラしない!
という、メリットもありますよ~
ちなみに…
うちの子供は、この方法で、
中学受験に合格しました(^_-)
中学受験を目標としている子供さんは、
小学校低学年から、
塾へ通われている子も多いでしょう。
でも…たとえ個別授業であっても、
塾では大勢のうちの一人。
弱点を一人一人的確にフォローする事は、
難しいかと思います。
特に、小学校低学年の間は、
お父さん、お母さんが、
「うちの子供は、漢字が苦手だから、
漢字を多く覚えさせよう」とか、
「昨日は、文章問題の2番を間違えたから、
もう一度、同じ問題を解かせてみよう」とか…
決め細やかなサポートをすることが、
成績向上に繋がるのでは…
と思います(*^o^*)
子供はあっという間に成長します(゚ロ゚)
是非とも…
一緒に勉強する時間も、
楽しんで下さいね~(*^o^*)
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