家庭教師を始めた頃は、
“ケアレスミス勃発頻度が非常~に高い”
生徒さんでも、
一緒に勉強するうちに、
ケアレスミスがかなり減ってきます!
なぜなら…
一緒に勉強していると、
“なぜケアレスミスをするのか?”
その原因が分かるからです(*^o^*)
そして、
改善点を毎回ひつこいくらい!?
言うからです(^_-)
「うちの子、ケアレスミスが多いんです。」
と思うお母さん!
まず、お子さんが
“何が原因でケアレスミスをしているのか”
を、確認して下さい。
1.計算ミスが多い。
2.問題の読み間違いが多い。
例えば、
“小数第二位で四捨五入しなさい”
と問題に書いてあるのに、
第一位を切り捨ててある。
“答えを2つ選びなさい”なのに、
1つしか選んでいない。等…
3.覚え間違いが多い。
例えば、
“享保の改革”なのに、享保の乱と
書いてしまった。
漢字 所持品→所待品と
間違えて覚えている。
4.1~3全ての原因で、
ケアレスミスをしている。
次に、
“日々の学習でもテストでも
ケアレスミスが多い”のか、
それとも
“テストの時だけ
ケアレスミスが多い”のか
を確認してみて下さい!
ちなみに…
“日々の学習ではケアレスミスが多いけど、
テストではケアレスミスがない”
という子供さんは、ほとんどいません。
《ケアレスミスの改善方法》
まず、
“1.計算ミスが多い”場合
・暗算ではなく、
計算用紙に書いて計算する。
(たしかに暗算だと計算が速く、
算数を学ぶ上で武器となります。
ですが、間違えてしまっては、
元も子もありません。
ケアレスミスが多い場合は、
まずは、紙に書いて計算することを
習慣付けましょう~)
・途中の式を書く。
(算数の場合、
単純な計算ミスと共に、
“割り算だったはずなのに、
かけ算をしてしまった”
というケアレスミスも多いです。
そういう間違いを減らすためにも、
途中の式を書き、
丁寧に問題に取り組む姿勢を
習慣付けましょう。)
次に、
“2.問題の読み間違いが多い”場合
・問題をゆっくり声に出して読む。
(問題を最後まで読まずに、
解いてしまっている子供さんもいます。
“最後まで問題をキチンと読む”
習慣を身につけるために、
家ではゆっくりと声に出して
問題を読むのが良いと思います。)
・問題文を指で追いながら読む
(これも丁寧に文章を読むための、
一つの方法です。
小学校低学年のお子さんの場合は、
お母さんと一緒に指で追いながら
一緒に読むと良いと思います)
・問題文は2回読む習慣をつける
(小学校高学年のお子さん向けです。
2回読むためには、
必ず最後まで読む必要があるので、
そういう意味でも、お勧めですね)
・問題文の重要な箇所に、
自分でアンダーラインを引く
(例えば、
“小数第一位で四捨五入して
答えを出しましょう”と問題にあれば、
小数第一位と四捨五入の下に
ラインを引きます。
そうすると、間違えないですし、
問題文を丁寧に読む癖もつきます)
次に
“3.覚え間違いが多い”場合
・暗記の方法を見直す
(暗記するときに、
ただ単に眺めて覚えるだけでは、
細部まで覚えられていない場合があります。
覚え間違いが多い場合は、
暗記方法が良くないのかもしれません)
・勉強時間を増やす
(勉強時間が少なく、
うろ覚えの場合は、
覚えたはずの事が出てこなかったり、
テストの時に
間違えて書いてしまうことが
多々あります。)
最後に
“4.1~3の全ての場合で
ケアレスミスをしている”場合、
これは~
生活習慣から見直す必要があります(ToT)
・落ち着いて勉強に取り組む習慣をつける
(宿題でも、
“1分でも早く終わらせる事”
を一番に考え、
“とにかく終われば良い”
という勉強のやり方では、
ケアレスミスはなくなりません。
まずは、
“勉強が出来るようになるために
宿題をするんだよ”と
宿題の存在意義から
子供さんに説明し、
お母さんの監督下で、
“ゆっくり落ち着いて勉強する習慣付け”
をしてみて下さい!)
・集中力をつける。
(ぼーっとして、
勉強に集中出来ていないのかもしれません。
ほーっとしているなあと思ったら、
「宿題に集中しよう!」
とお母さんが声かけをしたり、
集中力をつける訓練をしてみて下さい。)
・綺麗に文字を書く習慣をつける。
(なぐり書きのような書き方の子供さんは、
やはりケアレスミスが多いです。
“文字を綺麗に書くことを習慣付ける”と、
自然と勉強も丁寧に
出来るようになります!
文字は上手じゃなくてもかまいません。
丁寧に書くことが大切です。)
・毎日のスケジュールを立て、
出来るだけ規則的に勉強する
(幼い頃から、
出来る範囲でスケジュールを立て、
勉強する習慣をつけることは、
ケアレスミスの減少を含め、
学力向上につながります。
無理のない範囲で、
子供さんと相談しながら、
楽しく勉強のスケジュール表を
作ってみては如何でしょう?)
続いて、
“テストの時だけケアレスミスが多い””場合
これは、
“お子さんの緊張が影響している場合”
があります。
それから、
“自信の無さが影響している場合”
もあります。
お母さんが、「大丈夫だよ!」とか、
「出来るだけ頑張れば良いんだよ!」
と、
“プレッシャーが薄らぐような声かけ”
を、してあげるのが良いと思います。
全てに共通の対策方法として、
“テストの見直しをする”
という方法があります(^_-)
一番の王道ですね(^▽^)
ですが、小学校中学年までは、
なかなか上手に見直すことが出来ません。
「どうして見直すことをしなかったの?」
とお母さんは思われるでしょうが、
そこは、”まだ出来ない年齢”だと
思ってあげて下さい(^_-)
小学校高学年くらいから、
徐々に見直す方法を教えてあげると、
“効果的なケアレスミス対策”
になりますね!
最後に、
これは全学年共通ですが…
どんなに努力しても、
“ケアレスミスが0”にはなりません!
どんなに成績優秀なお子さんでも、
ケアレスミスはします。
もちろん、その時々によって
ケアレスミスが多かったり
少なかったりはしますが…
大切なのは…
“ケアレスミスをなくす”
事ではなく、
“ケアレスミスを減らす”こと!
それから、
“多少ケアレスミスをしても大丈夫”
と思えるくらい、
“しっかり実力を付けること”
だと思います(*^o^*)
コメント
こんにちは😊
以前も読ませて頂きましたが、再度読ませて頂いて、本当に大切なことだなぁと思いました。
息子は昨日、算数の長さの問題で、式も計算も合っているのに、「8cm6mm」の答えを「8cm6cm」と書いていました…😱
ケアレスミスで間違うと、涙を浮かべて悔しがるので、何故きちんと見直さないのかと思っていましたが、まだ二年生なので、完璧を求め過ぎず、ゆっくり一緒に勉強しようと思います。
いつも大切なお話を、ありがとうございます✨
こんにちは(*^o^*)
コメントをありがとうございました。
こちらこそいつも嬉しいお言葉をありがとうございます♥
春待月さんには、いつも元気を頂いています(*^o^*)