唐突ですが…
お子さんは何のために勉強していますか?
親御さんは、
どうして子供に勉強させたいのですか?
学年で1番になるため。
100点を取るため。
受験に合格するため。
目標は様々でしょうが…
「勉強はするけれど、
成績は上がらなくても良い」
という子はいませんよね
でも、私から見れば、
「本当に、
成績を上げたいと思ってる?」
と、言いたくなるような…
勉強方法をしている子供さん、
大勢います
つまり、
“成績を上げるための勉強”
ではなくて、
“「僕は、勉強をした」と思いたい”
という、
“自己満足のための勉強”
をしている子が多いです。
どういうことかというと…
“効率良く勉強する”ということを
全く考えずに勉強している子が
非常~に多い。
そして、この…
“効率良く勉強する”ということが
身についている子供さんは、
同じ時間勉強しても、
成績の上がり具合が全く違う
私は、まさにこのタイプでした。
というより…
勉強が嫌いだったので、
“いかに効率良く勉強して、
学校の試験をクリアするか”
常に、
それを考えながら勉強していましたね
なので、大学の頃は、
「どうして、そんな勉強時間が短くて、
試験にパスするの?
どんな方法で勉強しているの?」
と、よく友人に聞かれていました
(もちろん、成績優秀者などではなく、
いつも留年ギリギリの成績でしたが…)
自分が勉強が好きでなかったために、
「いかに勉強時間を短く、
いかに効率よく勉強するか…」
考えに考えて勉強してきたノウハウが、
今の家庭教師に役立っています
(あまり自慢にならないような気もしますが…)
しかし…今の小学生や中学生、
“効率を全然考えずに勉強している子”
とても多いです。
例えば…
算数(数学)の分からない問題を
延々と考えてる
いやいや…
小学生や中学生の問題で、
5分考えて分からなければ、
それ以上、
いくら考えても分からないから…
最悪なのが…
“10分も15分も考えた挙げ句、
答えが間違っていたのに、
長く考えた末に導き出した解答方法なので、
なかなかその考えから抜け出せない”
なんてことも、
よくあるパターンです
時間を使う場所を、
間違えているんですよね
どんなに知能指数の高い赤ちゃんでも、
習っていない微分積分が出来ないように、
まだ、完全に習得出来ていないことは、
いくら考えても、
出来ないことが多いです。
つまり…分からない問題を、
長く考える時間は無駄でしかない。
それよりも、
さっさと考えるのを切り上げて、
的確な解説を聞き、
(または、問題集の解説を読み)
どういう手順で解くのか理解し、
そして、
本当に理解出来ているのかどうか、
確かめることに多くの時間を使う
それが、
効率よく勉強する方法なんですよね。
“本当に理解出来ているのかどうか”
確かめる方法は、
例えば…
算数や数学であれば、
数字を変えた問題を解いたり、
類似の問題を解いたり、
計算問題であれば、
問題を数多く解いたりする
ということです
そして、その日だけでなく、
次の日や、1週間後にも、
繰り返し解く事によって、
“本当に理解出来ているのかどうか”
分かります
もちろん、その場合も…
5分以上考えるようなら、
さっさと切り上げて、
再度、的確な解説を受ける方が良いでしょう。
小学生の場合は、
効率よく勉強することを考えながら、
自分で学習することは難しいので、
「考える時間は、5分ね
それ以上考えても分からないなら、
お母さんが教えてあげるよ」
と、親御さんが導いてあげる必要があると
思います!
数学(算数)だけでなく、
理科や社会の暗記科目においても、
“勉強しているのに、点数が取れない”
という子供さんは、
自分では勉強をしているつもり!?でも、
ただ問題集を解いているだけとか、
教科書をじっと眺めているだけかも
しれません。
何が重要か?
どこがポイントか?
考えながら勉強していないのです(>o<)
小学生や中学生の勉強は、
重要ポイントがほぼ決まっていて、
学校のテストは、
大体同じように出題されます。
私は生徒さんを指導する時、
「ここは重要だから、
ほぼ間違いなくテストに出るよ~(^^)」
と重要ポイントを指摘します!
そうすると、それまでボーッと
解説を聞いていた子でも、
「えっ?どこどこ?」と
前のめりになりますね(;^^;)
サッと流してよい部分と、
しっかり頭に叩き込んで欲しい部分と…
メリハリをつけることにより、
自然と効率の良い勉強方法が
身についていきます。
“効率を考えて勉強する”
それを意識するかしないのかでは、
成績の上がり具合が全く違ってくると
私は思います(*^o^*)
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