私は、私立中高一貫校出身です。
高校では修学旅行もなく、文化祭もなく、
部活動も1年生だけ。
月曜から金曜まで7時間授業で、
放課後補習もあり、
土曜日の午前中も授業がありました(T-T)
(○十年前の話なので…
今は、修学旅行も文化祭もあるようですが…)
そんな進学校に通いながらも、
高校1年生2年生の時は
あまり勉強しませんでした(>o<)
(さすがに高校3年生の時は、
ある程度勉強しましたが…)
理由は…
1.学校で勉強しろ、勉強しろと言われ、
勉強漬けの日々が嫌だったから。
2.音楽やファッションなど
他のことに興味があったから。
3.ガムシャラに勉強するだけの
根性がなかったから。
4.将来何をしたいか、
何学部に行きたいか
明確な目標がなかったから。
という、ところでしょうか…
うちの息子は公立中高一貫校の2年生。
あまり大きな声では言えませんが…
私が高校2年生の時と比べると、
おそらく何倍も勉強しています(゚ロ゚)
先月末に実力テストが終わってからも、
文化祭の準備に追われていますが、
空き時間は勉強しています。
正直…
「やっと8月後半の三連ちゃん
(全統模試、英検2次、実力テスト)が
終わったのだから、遊べば良いのに…」
と母は思います(;^^;)
高校生になってから、
「勉強しなさい」と言ったことは、
もちろん一度もありません(^_-)
中学生の時は、何度か、
「そろそろテスト勉強したら?」と
言ったことがありますが…
私と息子の違いは
何なのでしょうか?
主人(地方国公立大学出身)は、
高校生の頃は私以上に勉強しなかったと思います。
なので、遺伝的要素はありません(;^^)
まず、第一に違うのは、
息子には大学の法学部に入りたい
(それも旧帝大の)という、
明確な目標があること。
第二に、息子もファッションや
音楽に興味があるけれど、
空いてる時間に音楽を聴くくらいで、
“今は勉強する時期”と腹をくくっていること。
第三に、周りの環境が違うこと。
私の高校では、
旧帝大や医学部へ行く生徒は、
クラスが異なり、
私の一般クラスでは、
高校生でもあまり勉強していない子供が
多くいました。
つまり、
自分の勉強量が普通だと思っていた
わけです(・∀・)
周りに1日5時間勉強する子供が多ければ、
5時間勉強することが、当たり前だと思う。
ですが、
周りに1日2時間勉強する子供が多ければ、
2時間勉強することが
当たり前だと思ってしまう。
レベルの高い高校
(レベルの高いクラス)に入る意義は
ここにあるのかもしれませんね!
第四に、
幼い頃からの勉強習慣が違うこと。
私も小学生低学年の頃は、
学校から帰ると、
母がノートに漢字や計算問題を
書いてくれていて、
毎日、それと宿題をしてから
遊びに行っていました。
ですが、高学年になると、
全て自分で勉強していました。
息子は小学生の頃は、
ずっと私が勉強のマネージメントを
していたので、
1日の勉強量が、
私とは全く違っていたと思います。
つまり、息子は高校生までに
長時間勉強する習慣が出来ていました。
第五は、我慢強さが違うこと。
言い換えれば根性が違う(:^^)
息子もまだ子供ですから、
もちろん楽な方に行くこともあります。
ですが、基本的には、
何でも頑張るタイプ。
マラソン大会があれば、
上位になりたいと毎日近所を走り…
サッカーが上手になりたいと思って、
毎日家の前でリフティングをし…
英検に合格したいと言って、
1日12時間の勉強に耐え…
駅伝メンバーに選ばれたいからと、
毎朝早く学校へ行って、朝練をし…
怒られるのが嫌だからと…
どんなに疲れていても必ず宿題をする。
(これは、当たり前ですが…)
私は中学生、高校生の頃は
あまりやる気のない子供でした(>o<)
“頑張る”という技は、
一朝一夕に習得できるものではなく、
幼い頃からの訓練により、
徐々に身についていくものです。
小学生の頃からの、
“何にでも全力で頑張る習慣”が、
“勉強を頑張る子供”
に育てるのだと思います!
勉強する子供と
勉強しない子供との違い
一言で言うと、
“根性が培われているかどうか”
なのかもしれません。
私には根性がなかった…ということですね。
もちろん、幼い頃から
勉強習慣を身につけておく事も、大切です。
↑これは、1年1ヶ月前に書いた記事です。
1年経った今も息子は勉強し続けています。
そして、今年は高校3年生。
受験生となりました(^▽^)
平日は、朝6時に起きて、
学校へ行き、
夕方5時過ぎから8時半まで塾で勉強し、
夜11時頃から深夜まで家で勉強しています。
休日は、朝8時に起きて、
10時頃から夜8時半まで塾で勉強し、
夜11時頃から深夜まで家で勉強しています。
(約10時間くらいでしょうか…)
そういう生活を毎日送っています。
(夏休みも1日だけしか、
遊びに行きませんでした(゚ロ゚))
今、私が時々集団指導している中学3年生、
こちらも受験生です。
(高校受験ですが…)
数学の問題を一問解くと、
「はぁ~疲れた…」と言い、
ちょっと他の生徒を見ていると、
その間に、問題集に落書き(>o<)
トイレに行けば、
15分くらい帰って来ず…
「ちょっとは、勉強しようよ~」
と何度も声をかけます(T-T)
「だって先生、
勉強したら疲れるじゃん(・∀・)」
「いや…
まだ始まって10分しか経ってないよ!
せめて、30分は集中しよ~」
「先生!30分集中して勉強したら、
俺、倒れるよ…」
「倒れないって…
やれば出来るって…
頑張れるって…
やってみようよ~
まずは、何事もチャレンジだよ!」
「先生、
俺らみたいなの相手にして、
疲れるよね…(。・_・)」
全く、勉強しなくても…
私を気遣ってくれる優しさが
あります(*^▽^*)
いやいや…そこじゃない。
私のことを気遣ってくれなくて
いいから、
ちょっとは勉強しようよ(>o<)
勉強する子としない子の違いはどこか?
それは間違いなく…
幼い頃からの学習習慣です!
彼らは、家で勉強する環境では
なかったのだと思います。
でもね…
勉強はいつからでも出来ます!
「先生、
俺らに勉強教えるの大変だよね。
“お喋りしないで、勉強するよ~”
って言い続けてるよね(:^^)
もうそろそろ…諦める?」
いいえ、諦めません、
絶対に!!!!! (*^o^*)
コメント
根性は昭和時代の象徴ですね〜笑
平成、令和の時代はやり抜く力と言った方が、今なら時代にしっくりくるかと思いますよ(^ω^)
勉強習慣は中学生以降につけようと考えて、小学生時代に学習習慣なく宿題だけだと難しいなと思うのです
中学年以降から反抗期のスタートと共に親の言う事を子供が聞かなくなりますからね
低学年の頃から中学生以降の進路がどうなるか関係なく、学習習慣と勉強方法をしっかり教えていないと中学に上がって大変な事になるなと実感しています
こんにちは~(*^o^*)
お久しぶりです~♥
根性は古かったですか…(T-T)
年がバレちゃいますね~(>o<) "やり抜く力"良い言葉ですね。次からこれにします(^_^) 小学校低学年から学習習慣をつけることは大正解だと思います。 ですが、中学生になっても、高校生からでも…"諦めないで欲しい"とは思いますね。 正直…大変ですが、少しずつでも変わってくれれば良いなぁ~と…(;^^) コメントをありがとうございました(*^o^*)