開成・元校長の柳沢幸雄「優秀な子」に共通する、ある能力とは?
という記事を読みました。
以下の文章は一部抜粋したものです。
優秀な子供に共通する能力とは、「きちんとしゃべれること」です。実はしゃべることは、ものすごく大事な力なのです。しゃべるには、自分が相手に伝えたいことを伝える能力が必要になります。それも相手にわかるような伝え方をしなければなりません。その伝え方を抽象化したものが「論理」です。人と人とが理解出来るのは論理だけなのです。
ですので、親が子供に教育をするときに一番大事なことは、どれだけしゃべらせるかということです。優秀な子を見ていると、出来る子ほど親に話をきいてもらっている。しやべることほど頭の鍛錬になることはないといってもいい。いつ、どこで、誰が、何を、どのようにしたのか。いわゆる5W1Hがなければ、自分が話したいことは相手に伝わりません。ですから、親は子供に勉強を教える必要はないのです。むしろ子供に教えて貰って下さい。子供は新しいこと知れば、うれしくなって話すものです。そうやってしゃべることが子供にとって最大の復習となるのです。どんな話でも構いません。親は、子供が話しを始めたら5W1Hを使って適度に合いの手を入れることで、話を広げる手助けをしながら、じっくりと話を聞いてあげて下さい。
引用:東洋経済ネット(一部抜粋)
こちらに詳しく載っています↓
開成・元校長の柳沢幸雄「優秀な子」に共通する、ある能力とは? | 東洋経済education×ICT | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース (toyokeizai.net)
以前、私も記事にしましたが…
口が立つ子供に育てることが高学歴に繋がる? | 小学生・中学生のママ達へ (yuyuteacherblog.com)
メンタリストのDaiGoさんや、
社会学者の古市さん、
京大卒の宇治原さんのように、
高学歴の人は、
口が達者な方が多いです。
それは大人だけではなく…
小学生の頃から、
その兆候は見られます。
私が見てきた生徒さんにおいても、
成績が良い子の多くは、
論理的に話が出来るタイプでした。
希に…
成績が良くても
話が上手ではない生徒がいましたが、
論理的に話が出来る子で、
成績が良くなかった子は、
(成績が上がらなかった子)
1人もいなかったのではないでしょうか?
つまり、
論理的に話が出来る事は、
“かなりの能力を必要とする”のだと
思います
この間、記事に書きましたが…
私は指導中、
“授業に関係ないから”とか、
“今は必要ないことだから”とか、
そういう理由で、
生徒の話を遮ることはありません。
(説明中であれば、
「この説明だけさせてね」と言います)
昨日も算数の授業中、
お正月に神社へ行った話を始めたので、
「それは何日に行ったの?」
「誰と?」「その後は?」と
色々深掘りしました
ただ、話をさせるだけでなく、
文章を書くことにも繋がるように、
なるべく、
「いつ、どこで、誰が、何を、
どのようにしたのか」と、
理論的に話が出来るように
持っていきます
“「きちんとしゃべれること」は
優秀な子供に共通する能力である”
柳沢幸夫先生の言葉です。
私の意見は少し異なりますが…
“「きちんとしゃべれること」は
学力向上に繋がる”と思いますね
“親は子供に勉強を教える必要は
ないのです”
と柳沢先生は仰っていますが…
それは鵜呑みにしないで下さいね
(私の個人的な意見です(;^^;))
柳沢先生は、
特別に優れた方です。
学者でもあります。
(そんな素晴らしい方に反論する気持ちは
毛頭ありませんが…)
一般ピープルは、
学んだ事しか出来ません。
算数の割合が出来なければ、
(いくら口が達者であっても)
割合を勉強するしかないんです。
親(塾)が教えるしかないんです。
小学生の頃から
完璧に自走するのも難しい
親がある程度、スケジュールを立て、
勉強を教えることは、
凡人の子を持つ親としては
当然の事なんですよね
(もちろん我が家もそうでした)
その辺りの考え方は、
男性と女性、あるいは…
子供と日常を過ごしているか否かで
異なってくるような気がします。
私は、
子供を指導する仕事に就いていますが、
家庭では我が子に向き合ってきました。
“机上の論理と実生活”
“理想と現実”の大きな隔たりを
身をもって体験してきたと思います。
男性教育者や学者の方が仰ることは、
全て正論であり、
素晴らしい意見だと思います。
ですが…そこに
“子供の駄々”を加味しているか…
そこに
“子供の機嫌”を加味しているか…
そこに
“子供の幼さ”を加味しているか…
それは別問題なんですよね。
確かに…
子供の話を聞いてあげることは大切ですし、
それが脳の発達にも繋がると思います。
是非とも、
勉強を教えながら、
子供の話を聞いてあげて欲しいと思います
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