今指導している小学生の生徒さん、
とっても可愛いです♥
「最近、
学校で運動会の練習をしてるの…」
「楽しい?(^_^)」
「ダンスは楽しい。
でも、玉入れは嫌い(-.-#)」
「どうして?(゚ロ゚)
玉入れ、楽しそうだけど…」
「だって…今まで一度も、
玉が入ったことがないの(。・_・)
みんなでやるの、恥ずかしくて…」
「えっ?
小学校に入ってから一度もないの?」
「うん(T-T)」
「…………………。
そっかぁ~。
でも、考えてみて!
玉入れって時間制限があるよね。
つまり、みんな必死で
玉を拾っては投げてる。
玉とカゴをみるので精一杯だから、
誰も、お友達のことなんて見てないよ。
Aちゃんが玉を入れてないことなんて
誰も気づかないから、
堂々として”あ~楽しかった!”って
言っていれば大丈夫!」
「きゃははは…(*^o^*)
そっかぁ~、堂々としていれば
私が一つも入れてないことバレないね。
今度からそうしよう~(^_^)」
「それから…玉入れの時、
“1個でも入れなきゃ”と思って、
焦るでしょ!
焦らず、慎重に、
ゆっくり狙って投げてみたら?
数多く投げなくても良いと思うよ!」
「うん、分かった(^_-)」
運動会が終わったあと…
「先生、
生まれて初めて玉が入った(^_^)
それも、3つも!!!
クラス、21個中、
私、3つも入れたんだよ(^_-)」
と、大喜びでした。
子供は…
出来ないこと、
苦手なことに対して、
プレッシャーを感じ、
不安や苦痛に思うことがあります。
大人からすれば、
“そんなの大したことじゃない”
と考えるようなことでも、
子供にとっては、
一大事だと感じる場合もあります。
それは、子供がまだ幼い故に…
限られた方向からしか
物事を見る事が出来ず、
近視眼的見方をしてしまうことが
原因だと思います。
つまり…
ほんの少しアドバイスを
してあげることで、
別方向の視点に変わり、
物事が上手くいくこともあります。
以前指導していた、小学生の男の子、
テストで実力を発揮出来ません。
普段は、難なく解けるような問題でも、
テストになれば…
小数点の位置を間違えたり、
覚えたはずの地名が
出てこなかったり、
問題文を読み間違えたり、
単純な計算ミスをしたり…
どのテストでも少しずつ点を
落としてしまいます。
「しっかり問題文を読んでね」
「ちゃんと見直しをしてね」
「落ち着いてテストを受けるんだよ」
と、何度言っても直りません(T-T)
「いつも、
“今回こそは100点取ろう~”って
テストの時、思ってるよね!
もう、いいよ…(>o<)」
「えっ?
先生、僕のこと諦めるの?」
「違うよ(;^^;)
100点じゃなくても、もう良いよ!」
「でも…
お母さんはいつも
“ミスしなければ100点だったのに、
次は頑張って!”と言うよ」
「いや…
100点を取れる実力があるから、
100点じゃなくても良いよ(^^)
ケアレスミスは、学年が上がれば、
自然と減ってくる場合もあるから…」
「そうなの?」
「うん、そういう子もいるよ(^_-)
お母さんにも、
“学力はついてるから、
100点じゃなくても問題ないです”
って言っておくよ(^_^)」
「分かった…(^▽^)」
お母さんには、
「テストが100点かどうかは
あまり気にしないで下さい。
“次、頑張って”とも言わず、
90点でも95点でも褒めてあげて下さい」
と、お願いしました。
すると…
徐々に100点が取れてきました(゚ロ゚)
テストでのケアレスミスも
減ってきました(゚ロ゚)
きっと、
“次こそは100点とらなきゃ!”
と思うプレッシャーが
ケアレスミスを誘発してたんですね。
親や周りの大人がかける言葉は、
子供にとっては大きく響くようです。
“よし、頑張ろう!”と
モチベーションを上げ、
プラスに働く場合もありますし、
“頑張らなきゃ…”と
プレッシャーとなる場合もあります。
また、
同じ言葉をかけても、
子供さんの性格の違いにより、
プラスに働く場合と
マイナスに働く場合があります。
“何度注意しても、上手くいかない”
“何度話をしても、聞いてくれない”
“何度アドバイスしても、改善されない”
と、悩んでいるお母さん。
“押してもダメなら引いてみな“
戦法で、
少し切り口を変えてみては如何でしょう?
また、親は忘れがちですが…
子供は日々成長しています。
小学1年生の時には
効果があったアドバイスも、
2年生になるとその効果は
半減するかもしれません。
長年、家庭教師をしている私も、
生徒さんの性格によって、
生徒さんの年齢によって、
生徒さんの今の状況によって…
毎回、試行錯誤を繰り返しています。
親御さんも、
正攻法一辺倒ではなく…
様々な角度から、子供さんへの
アドバイス方法を考えてみると、
“突然道が開けてくる!”
こともあるのではないかと
私は思います(*^o^*)
コメント
yuyuさん
お忙しい中、丁寧なお返事ありがとうございました。yuyuさんのおっしゃる通り、教科書に沿った内容のドリルやワークを使って見直していきます。なぜか、一緒に実験や町探検をしにいかなきゃダメって思い込み、自分で家庭学習のハードルを上げていたことに気がつきました。
算数国語を中心にしつつも、これから理科と社会も出来るところからコツコツと、親子で取り組んで行きます。
これからもブログの更新を楽しみにしています。ありがとうございました。
こんにちは~(*^o^*)
一緒に実験をしたり、町探索へ言ったり…
それもとても素敵な教育だと思いますよ!
“行かなきゃダメ”と思うと負担になりますが、
長期休みの時に、遊びの一環として考えると良いかもしれませんね(^▽^)
そういえば私も夏休みには…、幼稚園や小学生の時に息子と二人で、色々な所へ出かけていました。
お寺などに行くこともありましたね。
中学生になれば、部活で忙しく、
高校生になれば、お友達を優先されますから、
小学生の間に育児も家庭学習も遊びも…
一緒に楽しんで下さいね~(*^▽^*)
コメントをありがとうございました(*^o^*)
いつもブログを楽しみにしています。
うちは、小学校3年生の娘がおります。yuyuさんのブログを参考にさせて頂きながら、毎日家庭学習を続けています。
しかし、国語、算数だけで毎日必死で理科、社会がほぼノータッチです。おかげでテストの点もいまいちで・・・苦手意識を持ってほしくないので、今のうちに改善しなけらればと思っているのですが、テスト直しをしたり問題集を解くだけでいいのでしょうか。
やはり、理科なら実験を一緒にやったり、社会なら一緒に町に出てみるとか、そういうことが大切なのでしょうか。
大吉くんのとき、どのようにされていたのが、教えて頂けると嬉しいです。
こんにちは(*^o^*)
いつも読んで下さりありがとうございます。
我が家は小学生の時に力を入れていたのは算数だけ(>o<) 国語は読書と読み聞かせだけで、理科と社会は学校の教科書に合った問題集(ぴったりトレーニングや教科書ワーク)を解くだけでした。 (もちろん、テスト直しは一緒にしましたが…) 実験を一緒にしたことは一度もありませんね(T-T) 正直…小学4年生までは、算数だけで手一杯でした(´д`) 小学5年生、6年生では、理科社会も中学受験用の問題集をしました。 家庭教師の生徒さんも、小学校4年生まではテスト直しと教科書に合った簡単な問題集(ぴったりトレーニングや教科書ワーク)しかしません。 ただ、内容に興味を持って貰えるように、楽しく解説したり、スマホで写真を見せたり…少し工夫はしています。 小学校4年生までの理科、社会は内容もとても簡単なので、私の考えとしては、それで充分だと思っています(^_-) ですが、時間があれば一緒に街へ出て…お寺を廻って歴史的な背景を説明するとか、テトラポットを見てエコスラグの説明をするとか… とっても良い教育だと思いますね~(*^o^*) コメントをありがとうございました(*^▽^*)