自走に向けて、親がやるべき事とは…

(前略)

ひとつだけお尋ねしたいことがあります
(*´-`)
高校1年生の長男ですが、本当に見守りだけでいいのかな…ということです。
中学生の次男はまだまだ13歳。
たまに状況を確認して、ズレかけていないかチェック(これはやって大丈夫かな?)していますが、長男は完全にノータッチ。
リビングに来た時にくだらない冗談で笑わせたりするだけで、勉強に関することは一切話していません。
息子さんは3年生だからそれでいいのかも…?という思いがよぎりまして(^^;;
お時間のある時にお返事いただけるとありがたいです♡
どうぞよろしくお願いします♡




今回は、
“子供を見守る”ということについて、
ご質問を頂きましたニコニコ

(メッセージの前半は、
私への嬉しいラブレター恋の矢でしたので、
秘密にさせて頂きましたチューラブラブ



子供の勉強に
いつまで関与するのか、
どこまで関与するのか…は、

子供さんのタイプや性格、
学習状況により、
大きく個人差があると思います。

それは兄弟、姉妹でも同じです。



「お兄ちゃんは、
自分で何でも出来たのに、
妹は放っておくと、何にもしない…ショボーン

ママ友や生徒の親御さんから、
1年に何度かは聞く言葉ですニヤリ



1人で勉強出来るようになる目安は、
中学3年生から高校1年生くらいだと
私は思いますが、

中学1年生から自分1人で勉強し、
好成績を取る子もいますし、

高校2年生になっても、
自走出来ない子もいます。



ちなみに…
私は、高校1年生の終わり頃まで、
数学などは○付けしていましたし、
分からない問題は解説していました。

息子が完全に1人で勉強し始めたのは、
高校2年生からでしたね。



○付けすることにより、
学習状況も把握していましたし、
成績表もチェックしていました。

「もう少し、
古文漢文を頑張る必要があるね。」とか、

「英語のリスニングはムラがあるから
安定して点数が取れるように
塾の先生に相談してみたら?」とか…

アドバイスもしていたと思います。



しかしこれは…
私が家庭教師という職業だからであって、

もし、そうでなければ、
塾や学校の先生にお任せして、
何も口出ししなかったかもしれません。



高校3年生になってからは、
勉強に関しては全く口出しせず、

ご飯を作り、アホな冗談を言うだけの
母に徹していますニヤリ



勉強に関して言えば…
“子供を見守る”ということと、
“関与しない”ということは異なります。



もし大学進学を希望しているのなら、
「”ちゃんと自走出来ているか”
確認しつつ見守る」ことが大切だと思います。



よく親御さんが言われるのは、

「もう~中学生なんだから
自分で勉強出来るでしょ。」

「もう~高校生なんだから
言われなくてもやるでしょ。」
という言葉です。



大人であっても…
20歳そこそこの頃から
ストイックで自分に厳しい
羽生結弦さんのような人もいれば、

成人式に、
ビックリするような服装で
参加する若者もいる…

(今年も凄かったですよね~びっくり



成長途中の中高生であれば、
大きく個人差があるのは当然の事。

“中学生になったから出来て当たり前”
“高校生だから全部自分で出来る”
と思うのは、親の願望でしかありません。



塾や学校の宿題はちゃんと出来ているか?
成績は必要ラインをキープしているか?
定期テスト前はしっかり勉強しているか?

その確認は必要です。


宿題が提出期限に間に合わず、
答えを写していないか?

定期テスト前でも、
勉強をやる気が起きなくて、
YouTubeなどに逃げてはいないか?

自室にはいるものの、
友達とのLINEばかりに
時間を取られてはいないか?

隠れてゲームをしてはいないか?

恋愛に夢中で、
勉強が手に付かないことはないか?

友人関係で悩み、
勉強に集中出来ない状況ではないか?

宿題が多すぎて、
やる気を失ってはいないか?

成績が下がってきて、
自信を失ってきてはいないか?

学校の授業についていけず、
先生に当てられることが心配ではないか?

勉強以外の事に夢中になって、
勉強時間が減少してはいないか?

などなど…



中学生や高校生の間は、
そういう可能性もあるかもしれないと
親は考え、
注意深く観察する必要があると思います。

(面と向かって聞くと嫌がられるので、
あくまで”観察する”ことですニヤリ



そうして、
「ああ、ちゃんと目標に向かって
自分なりに頑張ってるな~」と感じれば、

“何も口出しせず、子供本人に任せる”
時期が来たのだと思いますねニコニコ



まだ不安要素があるなぁ~と思えば、
優しくアドバイスしたり、

言葉以外の方法で勉強に向かうよう
仕向けたりして、

親が“勉強を頑張る方向に導く”

それが“大学受験に功を奏す”
私は思います。



大学受験に向けて、
中高6年間勉強し続けることは、
大変なことなんですよね。

(高校受験をする場合も同様です。)

途中、
モチベーションが下がることも
あるでしょうし、

ある日突然…
「勉強する意味があるのだろうか?」
と、根本的な疑問を抱いてしまう子もいます。

苦しくて、
完全に逃げの体制になってしまう場合も
ありますし、

成績が下がり、1人で悩み、
学校へ行けなくなってしまう子もいます。



こういう場合…
親が早く気づいて、
お子さんに寄り添えば、

改善されることも
多いんじゃないかと思うんですよね。



我が家の息子のように…
高校3年生になれば、
心配事は成績だけガーン

本人がどれだけ頑張って勉強するか?
それだけです。



“マラソンの最後の一周、
走っている息子を
旗を持って沿道で応援している”

そういう状況です。



ですが、ここまでくる途中は…

手を引いて走ったこともありますし、
大声で叱咤激励もしましたし、

コースから外れそうになったのを
引き戻したこともありますし、

給水もさせ、汗も拭いたり、
一緒に伴走したり、

お尻を蹴ったり!?
したこともあるかもしれませんニヤリ



山あり谷ありの
長い長いマラソンでした。

もう、ここまで来れば、
“走り続けただけで偉いなぁ~”
という心境ですドキドキ

あとは文字通り、
見守るだけですね…照れ



そう~、親の役目は
“子供を最後まで走らせ、
ゴールテープを切らせてあげること”

なんですビックリマーク

ご相談者さん、
高校1年生の長男君は
“手取足取り”の時期はもう過ぎていますが、

まだまだ”注意深く観察する”時期では
あると思います。



1人でちゃんと出来ていれば、
もちろん見守るだけで良いでしょうし、

「今はちょっと気が抜けてるかな?」
と思えば、

やんわりとアドバイスして、
軌道修正してあげるほうが良いかもしれませんウインク



子供が
自分で勉強出来るようになるためには、

親が“自分で勉強出来るように導く”
必要があると思います。



小さなお子さんが、
自転車の練習をしている様子を
思い浮かべて下さい。

大半の子供さんは、
親が自転車の後ろを持って走り、
段々と自分で漕げるようになり、

最後は親が手を離した事に気づかず、
自分でス~っと運転できる

そういう感じだと思いますウインク



1日で自転車に乗れる子もいれば、
1ヶ月以上かかってしまう子もいる。

でも、最後は誰でも
自転車に乗れるようになりますよね照れ

“自分で勉強すること”も同じです。
いつかはみんな出来るようになる。

(じゃないと、大学生になってから
困りますから…あせる


それまでは、
親がしっかりと後ろを支えてあげて下さいね~ラブラブ




私がブログを始めたのは一昨年の6月、
息子が高校2年生の時でした。

勉強面においては
すでに手が離れていたので、
記事内容もそういう感じだったと思います。

高校1年生までは、
まだ色々と手が掛かっていたので
ブログを書く余裕もなかったかもしれません笑い泣き



ご相談者さんの13歳の次男君、
まだまだ親の手を必要とする時期ですねラブラブ


羨ましいなぁ~ドキドキ
育児を楽しんで下さいね~音譜

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