大学受験の為に小中学生から準備すべきこと!

私は主に、
小中学生の家庭教師をしています。

生徒さんの中には、
家庭教師を卒業した後に、
大学受験の相談に来る子もいますし、


続けて、
弟君、妹ちゃんの家庭教師を依頼され、
自然とお付き合いが続き、

大学受験の相談を受けることも
よくあります(*^o^*)


色々な生徒さんを見てきて、
受験に大きく影響すると思うのが、

高校3年生になってからの
成績上昇率!



もちろん…高校2年生までに、
万全に受験対策をして、

高校3年生になった時点では、
志望校はすでにA判定(^_-)

というのが、
理想ですが…

そんな子供さんはほとんどいません(>o<)
(超~トップクラスの生徒さん
だけですね(;^^;))



中高一貫校生は、
高校2年生までに、
新規に学習する分野はほとんど終わり、

高校3年生は、
ほぼ受験対策ですが、

普通の高校では
3年生でも通常の授業があることも
その要因の一つです。


つまり、高校3年生の4月から
12月までにどれだけ成績を伸ばせるか?

それが、受験の合否を大きく左右する
とも言えます(^▽^)



うちの息子は、
今、公立中高一貫校の3年生。

6月~8月の3ヶ月間で、
大きく点数が伸びました(^_^)

(夏休みを含むこの時期が、
生徒さんの成績の伸び率に、
一番、差が出ると思います。)


ですが、中には…
この時期にほとんど成績が伸びない
生徒さんもいます(T-T)



高校3年生でグンと成績を伸ばす子と
あまり伸びない子、

何が違うのでしょうか?


また、高校3年生でグンと成績を
伸ばすためには、

小・中学生から何をすれば
良いのでしょうか?



まず、第一に体力作りですね(^_-)

難関大学を目指すためには、
高校3年生になれば、
1日10時間勉強するのは
当たり前!?の状況です(>o<)

共通テスト模試でも、
1日10時間以上缶詰状態!
(本番は2日間行われますが、
模試は1日で行うので…)

体力がなければ、
最後の科目になると、
疲れて集中力が切れてしまい、
実力が発揮出来ません(T-T)


集中して勉強するのって、
すごく体力を使うんですよ(゚ロ゚)

私も…小学生の生徒であれば、
2時間集中して指導しても、
疲れは感じませんが、

中高一貫校中3生に、
数Ⅰ、高校英語、化学基礎などを
3時間集中して指導すると、
結構~クタクタになります(T-T)


1日10時間、集中して勉強すれば、
かなりの体力を消耗します。



うちの息子は、
ホント、体力だけは!?
人並み以上にあります(>o<)


4才からサッカーを習い、
小学4年~6年生では、
週2回サッカーへ行き、
週4回陸上クラブに入っていました。

中学生ではサッカー部に所属。
3年生で引退後は、陸上部へ入り、
毎日朝夕、学校の外周を走り、

高校1年生では、
暇さえあれば、友人達と、
サッカー、フットサル、バドミントン、
卓球、バスケットなど…

スポーツ三昧の
12年間を過ごしてきました(^▽^)



女の子は、小学生の時に、
ほとんどスポーツをしていない子も多く、

「長時間勉強出来ません。
一定の時間を過ぎると、疲れて…
暗記科目も覚えられないし、
数学でもケアレスミスを連発して
しまうんです」

という子もいます。


受験に体力は必須!だと思います(^_^)




二つ目は、ダントツに得意な科目を作る。

小学生の場合、
苦手な科目を作らないことに
力を入れるお母さんが多く、

それは、とても良い事だと
私も思います(*^o^*)


しかし、中学生からは、
プラス、
ダントツに得意な科目を作る事が
大学受験を有利にします。

特に、
数学か英語がダントツに得意な場合、
受験に、非常~に有利です(^▽^)




うちの息子は、数学がダントツに得意です。
(8月の共通テスト模試でも、
数学だけは満点でした。)

そうなった理由は、
小学生から一年遅れの問題集を使い、
算数の難問の文章題を
完全に理解するまで解かせ、

中学生からは、
(私が数学が得意なこともあり)
数学だけは他の科目以上に時間をかけ、

どの単元も漏れがないよう、
数Ⅰまで丁寧に指導してきました。


(全科目、そうしたかったのですが、
サッカー部がハードだったので
時間がありませんでした(>o<))



つまり、
科目によって優先順位をつけ、
“得意な科目は、
トコトンまで成績を上げる”

ということを心がけました。



定期テストで順位を上げるために…

中学生になっても、
“得意な科目を伸ばすよりも、
苦手な科目を何とかしようとする”
親御さんが多いですが、

私は、
定期テスト前は、まんべんなく勉強し、
日々の勉強は得意な科目(数学)を
もっと伸ばすことに力を入れてきました。

(次に英語、理科という風に、
科目によって時間を割く割合を
変えていました)



息子の親友のハーフの男の子も
英語が得意で、
英語の成績はダントツに良い!
(当然と言えば、当然ですが(;^^)

なので、やはり…
高校3年生になってから、
成績が爆上がりしています(^_-)



なぜ、数学や英語がダントツに
得意な場合、
高校3年生になってから、
成績が上がりやすいのか?


それは、
英語や数学を30点上げるのと、
社会を30点上げるのでは、
要する時間が全く異なるからなんです。



例えば…
志望校に合格するために、

共通テストの点数を
あと200点必要だとします。


社会や理科や古典で
すでに8割以上点数が取れている場合、

数学や英語でも、
かなりの点数を上乗せすることが
必要になってきます。


しかし、
社会や古典を30点上げるのと、
数学で30点上げるのとでは、
勉強時間が、かなり異なります。

数学がとても苦手で、
基礎から学び直す必要がある場合、
他の科目には手が回らないかもしれません。
(英語も同様です)

しかし、社会や古典、生物などは、
基本的な知識がほとんど無くても、

暗記するだけで、
成績が上がります。


うちの息子やイケメン親友君が
高校3年生になってから成績が伸びたのも、

数学や英語の点数が伸びたのではなく、
社会、理科、古典の点数が伸びたから
なんですよね(^_-)




そして三つ目は、学習習慣を付ける。

小学生の間に、親が声かけをして
じっと椅子に座って学習する習慣をつける。

そして、
中学3年生までには、
親が言わなくても、
自分で机の前に座り学習する習慣をつける。


これが、とても大切です!



今まで1日に2,3時間しか
勉強したことがない子供に、

高校3年生になって、
いきなり、
1日10時間の勉強を強いるのは、
かなり苦痛が伴うでしょう(>o<)


高校1年生から、
(出来れば中学2,3年生から)
徐々に学習時間を増やし、

高校3年生の時点では、
親が何も言わなくても、
自分から進んで長時間勉強出来るように、
幼い頃から習慣づけることが
必要です(^_-)


高校3年生になっても、
「勉強しなさいっ」
「どうしてスマホばかり触ってるの?」
「受験生って自覚はあるのっ(`へ´)」

などという会話をしているようでは、
成績を爆上がりさせる以前の問題です(>o<)



そうならないためにも…

小学生で上手に学習習慣をつけ、
中学生卒業までに、
上手に手を離し、

しっかり自分で勉強出来る子供に
導いてあげることが大切だと思います(^^)




そして最後に、良好な親子関係を築く。

難関大学を目指す子供さんは、
高校3年生では1日10時間以上
勉強する子がほとんど(^_^)

お母さんなら…
何ヶ月間も、1日10時間以上、
勉強出来ますか?


今の私なら到底、無理ですね~(T-T)



それを、遊びたい盛りの
10代の子供がやるわけです。

自分の為とはいえ…

何ヶ月間も、長時間勉強することは、
精神的にもかなり苦痛ですし、
余程の忍耐力と精神力が必要です!



だから、せめて…
食事中は癒やしてあげたい。
家では楽しく過ごして欲しい。

親と楽しく会話して、
リフレッシュして欲しい。


そう、思いませんか?(*^o^*)



親子関係が上手くいかず、
家の中でもピリピリしていて、
癒やされる場所がない状態では、

あまりにも子供が
可哀想過ぎます(ToT)




受験生を応援する一番の方法は、

勉強方法をアドバイスしたり、
勉強するように仕向けたりする
ことではなく…

勉強に疲れた頭や身体を休め、
リフレッシュする空間を作ってあげる

ことだと、私は思います(*^▽^*)




そのためには、
子供が側にいる小学生、中学生の間に、
良好な親子関係を築いておくこと!



一緒に多くの楽しい時間を過ごし、
親子に絶大なる信頼関係があれば、

大学受験にも
きっとプラスになると思いますよ♥

コメント

タイトルとURLをコピーしました