家庭教師に慣れてくると…
「先生、今日はやる気がない~」
とか、
「この間のテストが終わってから、
勉強する気がどこかへ行ってしまった」
とか…
ブチブチ言いう生徒さんもいます(;^^;)
そんな時は、
「そりゃ~
やる気が出ない時は、誰だってあるよ(^_-)
私だって、
デザインをしたくない時もあるし、
洗濯をしたくない時もあるし、
料理をしたくない時もあるし、
家庭教師に来たくないときもある(>o<)」
と言うと、必ず生徒は、
「え~~っ!」
と、驚いた顔をします(^▽^)
家庭教師に来たくない時もある
は、半分冗談ですが…
当然、大人でも
やる気が出ないときはありますよね。
大人でもそうですから、
まだ精神的に発達途中の小、中学生が、
「今日はやる気が出ない」
と思う時があるのは当然のこと!
子供さんが、
「今日は勉強したくない…」
と言った時、
「どうしてそんなにやる気がないの?」
と怒ったり、
「そんな事ばかり言ってないで、
さっさと宿題をしなさい!」
と、怒らないであげて下さい(T-T)
大人でも…
「今日は夕食を作りたくないなあ~」
と思った時、
「どうしてそんなにやる気がないんだ?
さっさと夕食を作れっ(`へ´)」
とご主人に言われたら…
どう思いますか?
私なら、即!!離婚ですね(-.-#)
「じゃあ、
今日は久しぶりにマックを食べようよ」
とか、
「えっ?今日は外食?
嬉しいなあ~(^▽^)」
(うちの主人なら、必ずこう言います。
外食大好き人間ですから…)
と言ってくれると、気分が楽になり…
「また明日から頑張ろう♥」
という気になりますよね(^_-)
では、”マック”や”外食”の代わりに
子供さんには、どう言えば良いのでしょう?
まず、ここで大切なことは、
“やる気が出ない時期が長期化しないこと”
そして、
“やる気が出ない時が頻繁にならないこと”
ですよね。
私は、生徒さんが、
「やる気が出ない(。・_・)」と言った時、
一番最初に書いたように、
「そりゃ~、誰だってあるよ(^^)」
と肯定してから、
まず…
「どうしてやる気がないの?」
と理由を聞きます。
「友達とトラブルがあって…」とか、
「お母さんに怒られて…」
とか、理由がある子供さんもいますが、
ほとんどは、
「なんとなく…」
という答えが返ってきます。
理由がある子供さんは、
話を聞いて少しアドバイスをすると、
早くに浮上する場合が多いですが、
問題は、「なんとなく…」
の子供さんです。
その場合、よく…「ふう~ん。
じゃあ、ちょっとお話しようか…」
と、私の大学時代の話をします(;^^;)
友達がお金がお金がなくなると、
「ご飯食べさせて~」と、
私の作った
“人参と油揚げだけの炊き込みご飯”
を食べに来たこと。
居酒屋に飲みに行って、
冷酒を飲み過ぎ、
初めて三日酔いを経験したこと(>o<)
友達が食材を大量に持って、
「彼氏とピクニックに行くから、
お弁当を作って~」
と下宿に来たので、
お弁当を作ってあげたら、
彼女は、私の作ったお弁当を持って、
嬉しそうにデートへ行き、
私は一人寂しく、
下宿でお弁当の残りを食べたこと(T-T)
などなど…
大学時代の私の珍エピソードを話して、
「大学時代は人生で一番楽しいよ~
今、勉強を頑張らないと
大学に入れないかもしれないよね」
と、
大学生活への夢と希望!?を持たせて、
勉強の必要性を伝えます。
それから…具体的な、
気持ちの切り替え方法をアドバイスします。
その方法とは、小学生の場合…
1.スケジュール表を作る。
色をつけたり、シールを貼ったり…
愛着が持てるような、
オリジナルのスケジュール表を
作ってみましょう~!
「今日から、この通り頑張ってみよう」
と思う子供さんは多いです(^_^)
2.文房具を替えてみる
女の子に多いですが、
筆箱を買い替えたり、
シャーペンを替えると、
やる気が出ることもあります(^_-)
3.スタンプ帳を作る。
ラジオ体操のスタンプカードのように、
今日のノルマが達成できたら、
シールを貼るなど…
小学生には効果的ですね(^_-)
4.勉強環境を変えてみる
小学生の場合は、
一人で図書館に行くのは難しいので、
勉強机の場所や向きを変えたり、
机上を整理整頓するだけでも
良いと思います(^_^)
(中学生でしたら、自宅勉強に飽きたら、
図書館で勉強するのも良い方法です。)
5.自分の共感できる名言を書いて
机の前に貼る
私が好きな名言は、
「努力すれば報われる!?
そうじゃないだろ‼️
報われるまで努力するんだ」
プロサッカープレイヤー”メッシ”の言葉です。
人によって心に響く言葉が異なります。
“これぞ自分にとっての名言”
と思う言葉を探して、
机の前に貼り、
“己を鼓舞する”わけです(^▽^)
小学生低学年の子供さんは
「今日、勉強やりたくない!」と、
ハッキリと言葉で言うので
分かりやすいです。
ですが、中学生以降の子供さんは、
言葉に出さず、
悶々とやる気の無さと戦っている!?
場合があります。
それを見分けるポイントは…
・必要以上に部屋の掃除をする。
・テスト前に本棚の片付けを始める。
・夕食後の休憩時間が長くなってくる。
・お風呂に長時間入るようになった。
・色々な問題集に少し手を付けては、
放置してしまっている。
・机の前には座っているが、
ボーッとしていることが多い。
・勉強するときになるとため息をついている。
などなど…
勉強をやる気が起きないので、
何かに逃げていることが多いです。
中学生以降の
やる気の無さを打開する方法は…
塾や学校の先生から、
やる気がでるような話を聞くか、
それ以外であれば、
己の気持ち次第なところもあります。
自分で気持ちを切り替えて、
やる気が出ようが出まいが
とりあえず勉強する!
これが一番の打開策です。
(ですが、
このように導くのが難しいんですよね~)
「今日勉強したくない」病は、
小さい子供さんほど、
かかる頻度が多いです。
(反対に上の学年になると、
頻度は少ないけれど、
長引くことがあります。)
小学生の子供さんの場合は、特に、
親が怒らず、
一緒に対策を考えてあげると
良いと思います。
「またか~」と思う気持ちは
よく分かりますが…(>o<)
ぐっと堪えて、
手を替え品を替え、乗り切って下さい!
中学生の子供さんの場合は、
「図書館へ行ってみたら?」とか、
「スケジュール表を書いてみたら?」
とかアドバイスをしてあげると
良いと思います。
高校生の子供さんの場合は、
「........」
無言で、バシッと、
机の上に大学の資料でも置きますか…
それとも、
「○○ちゃんが大学に行かないなら、
お父さんとお母さんで、
世界一周旅行に行けるね~(^_^)
楽しみ~
早くコロナが収束して欲しいわぁ」
と言いますか…
高校生になれば、
明確な目標を持ち、
自分でコツコツ努力して欲しいですよね!
そのためにも、
小学生、中学生の間は…
なるべく、
やる気のある状態が継続出来るように、
親子で頑張りたいですね(*^o^*)
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