中学受験に合格しなかった子供達の今

息子は公立中高一貫校の高校2年生。
4年10ヶ月前に中学受験をしました。

その年、
その学校の倍率は3倍以上。

周りには、
合格出来なかった子供さんも
多くいました。



その子供達…

高校2年生の今、
どのような生活を送っているのでしょうか?

もちろん、
私立中高一貫校へ進んだ子もいます。

そのまま、
地元の中学校へ進学した子もいます。

地元の中学校へ進学した
子供さんのほとんどは、
中学3年間、
成績は常にトップクラス(^_-)



そして、高校受験をして…
みんな、
レベルの高い高校に合格しました。

その中には、
今、息子と同じ塾へ通っている子もいます。

今年の4月、
息子は、新しく映像授業の塾へ入塾しました。

今は、数学と国語は映像授業の塾、
英語はライブ授業の塾へ通っています。



「○○さんや、○○さんや、○○君…が、
塾にいたよ(^^)」

「良かったね~
会うのは小学校ぶりじゃない?
お話した?(*^o^*)」

「したよ~。
みんなに、”東大目指してるの?”
って聞かれた(;^^)」

「えっ?
なんて答えたの?(゚ロ゚)」

「”んな訳ないっしょ(-.-#)”って言った。
みんな、毎日塾へ来て、
頑張ってるって言ってたよ!」

「みんなで切磋琢磨して頑張って、
一緒に大学合格出来るといいね~」

「うん、僕も頑張ろう~(^▽^)」



そう~
たとえ中学受験で合格出来なくても、

高校2年生の今、
みんな ”同じ土俵” で、
大学受験に向けて頑張っています!



では…なぜ、
中学受験を経験した子供さんは、
みんなレベルの高い高校へ
合格出来たのでしょうか!?


まず、
中学受験のために勉強した内容が、
中学校の勉強に役に立った。

受験のために、
小学校で学習しないような
高度な算数や、国語の慣用句、
また、読解練習をしますよね。


その勉強が、
中学生でも学習する上で役立った
のだと思います。


次に、
中学受験のために
多くの時間勉強した事により、

“中学生の標準学習時間より
長く勉強する習慣”がついていた。

中学受験しない場合は、
小学6年生でも、
あまり勉強しない子供さんも多くいます。



なぜなら、小学生時代は、
学校の授業をしっかり聞いていれば、
家であまり勉強しなくても
良い成績が取れるから。



ですが、そういう子供さんは、
中学生になれば成績が落ちる場合が
よくあります。


それから、
中学受験をしたことにより、
“勉強を頑張る精神的な強さ”
が身についた。



勉強しようと思っても、
やっぱりゲームのほうが楽しいから
そっちへいってしまう。

スマホを手放せない。
そういう子供さんもいますよね(>o<)



勉強を頑張るためには、
“自分の弱さに勝つ精神力”
が必要です。

中学受験を経験した子供さんは、
小学生の時、
お友達が遊んでいる時でも
自分は勉強してきた訳ですから、
“自然とそういう強さが身についている”
のかもしれませんね。



最後に、
一緒に頑張ってくれる親がついている。

中学受験は、
半分は親の頑張りです。
いや三分の二かもしれません(。・_・)



つまり、
中学受験をするご家庭は、
“親御さんが子供の勉強を
サポートする体制が出来ている”
ということ。



これは、高校受験においても
大きな力となりますよね。

(もちろん、中学受験しないのも、
選択肢の一つです(^_-))


たとえ、どういう結果になろうとも…
中学受験にチャレンジしたことは、

子供さんの将来において
大きなプラスになる
のは間違いないと思います!


中学受験まで、あと約2ヶ月半。
悔いのないように精一杯勉強し、

“初めての大きなチャレンジを
楽しんで欲しいなぁ~”
と思います(*^o^*)



↑これは一年前に書いた記事です。

今年、息子は高校3年生。
難関大学合格を目指して、
毎日、夜遅くまで塾で勉強しています。

もちろん、塾には
色々な高校の子供達が集まっています。


ですが、もはや…
どこの高校だろうが関係ありません(゚ロ゚)

旧帝大を目指す子供達、
難関大学を目指す子供達、
地方国立大学を目指す子供達、
有名私立大学を目指す子供達…

みんな自分の目標に向かって、
一生懸命に頑張っています。



私が集団指導をしている子供達は、
正直…
大学へは行かないんだろうなぁ~
と思う子達です(。・_・)

成績云々の前に、
勉強をする姿勢が出来ていない(>o<)

30分でさえ、
集中して勉強することが出来ません。



私が個別指導をしている小学生には
そういう子供さんは1人もいません。
(ほとんどが中学受験をする子達ですから…)



全く、違うんですよね…
勉強に対する取り組み方が。
勉強に対する意識が。



中学受験もいよいよ近づいてきました。
志望校で悩まれているご家庭も多いでしょう。



どの位の偏差値の中学へ行くのか?

確かに…それも重要かもしれません。



ですが、何より重要なのは、
どのくらい努力し続けられるか?
だと、思いますね。


偏差値2とか3とか5の差?
学校の偏差値の違いなんて、
高校3年生になれば全く関係ない。

だって、同じ学校の生徒であっても、
個人の偏差値は10も20も違うのですから…



中学受験にチャレンジすることは
素晴らしい事だと思います。

ですが、その結果が全てではない。



中学生、高校生、大学生、社会人…
いつでも努力すれば上には行ける

そういう大きな気持ちで
お子さんの事を見守ってあげて欲しいなぁ~
と、私は思います(*^o^*)




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