身についているか否かで明らかに成績が違う事!

私は20年程、家庭教師をしています。

生徒さんで一番多いのは中学生、
でしたが…



中学受験をする子供さんの増加により、
最近は、小学生が増えてきました。

ほとんどは、5年生か6年生です。
同じ学年であっても、
生徒さんによって、スタート地点が異なります。



つまり…
学校のテストがほとんど95点以上で、
応用問題からのスタートなのか、

学校のテストが平均70点くらいで、
まずは基礎からのスタートなのか…

それによって、大きな違いがあります。



正直…6年生からの指導で、
基礎からのスタートはキツいですショボーン

何がキツいのか?


「算数の基礎が出来ていないから?」

それもありますが…
それは1年あれば何とかなりますニコニコ
(志望校にもよりますが…)


「国語の基礎が出来ていないから?」

もちろん、それはかなり厳しいですが…
それも1年あれば
何とかなるかもしれませんニヤリ



“1年ではキツい要因”は二つ!!

一つ目は…
学校のテストが平均70点ということは、
“家での学習習慣が出来ていない”こと。

中学受験するのであれば、
小学6年生になる前には、
“休日には、最低1日4~5時間は
勉強する習慣が出来ていること”
が望ましいです。



以前もブログに書きましたが…

1㎞も走ったことがない人に、
“49.195㎞のフルマラソンを走れ”
と言っても、無理ですよね。
身体を壊してしまいます汗

最低4、5時間学習する習慣が
ついていれば、
少しづつ増やして、夏休み前には
8~9時間勉強出来るように
なるかもしれません。


ですが、
1日1時間しか勉強する習慣がなければ、

たとえ受験直前になっても、
長時間勉強出来る習慣が
出来ない可能性が大きいです笑い泣き
(受験直前では、当然遅いんですけど…あせる



二つ目は…
学校のテストが平均70点ということは、

“自分なりの暗記方法(勉強方法)が
身についていない”こと。



小学生の学校のテストでは、
もちろん…

“算数や国語の問題を
解ける力があるかどうか?”で、
出来不出来が異なりますが、

それプラス、
“細部までちゃんと暗記出来ているか”
が大きく点数を左右します。

平均70点ということは、
“細部まで暗記出来ていない”


つまり、
“学校の授業を聞くだけで、
家で丁寧に暗記(勉強)をしていない”
可能性が高いです。



以前、
英単語暗記方法についての記事を
書きましたが…

暗記方法は人によって
“合う合わない”があります。

試してみて…
「ああ~自分には合わないなぐすん
と思えば、

自分に合う暗記方法を
模索しなければなりません。



そして、
暗記は、全てにおいて
同じ方法では効率が悪いです。



例えば…
国語の助動詞を覚える場合は、
語呂合わせをしたり、
歌に合わせて覚えたりしますが、
単語はそれが使えない。


また、県名や県庁所在地は
地図で覚えたり、

理科の花の作りは、
図で覚えたりしますが、
漢字はまた違う方法ですよねウインク



つまり、
英単語の暗記方法、
漢字の暗記方法、
理科や社会の暗記方法と、

覚える対象によって
異なる暗記方法を
身につける必要があるということです。



学校のテストが
平均95点以上の生徒さんは、
それがすでに習得出来ているのでしょう。

これが、習得出来ているかどうかで、
“中学生からの勉強の苦痛さ!?“も、
全く違いますよニヤリ



「香川県の県庁所在地は?ニコ
「高松にっこり

「”しゅうとく”の漢字は?ニコ
「習得ほんわか

小学生の間は、
親が一問一答を繰り返し、
テストで点数を取らせることも可能ですニコニコ



ですが、それでは…
子供さんが、
いざ自分で暗記しようと思った時に、

どういう方法で
暗記して良いのか分かりませんショボーン



親が一問一答形式で教えるのは、
小学生半ばまでにして、

4年生くらいからは、
「漢字はこんな風に書いて覚えてみる?」
とか、

「理科はこんな風にノートにまとめて
覚えてみる?」とか…

“自分独自の暗記方法が身につく”
ようにアドバイスしてあげるのが、

“中学生以降からの勉強を
スムーズにこなせるようになるコツ”
だと私は思います照れ

コメント

タイトルとURLをコピーしました