国語の成績を上げる方法は読書だけ?

ステイホームが続く中…

休日は、
ご家族で読書を楽しまれている方も
多いんじゃないでしょうか(^▽^)


今回は…
国語の成績と読書について…
です。



まずは、勉強において…
読書をする子 と しない子
では、どこが違うのか?


(ここで、”読書をする子”とは…
週に1~2冊以上、
“自分から進んで、
楽しんで本を読む子”の事です)



読書をする子は、

1. 長文を読むことを嫌がらない

あまり読書をしない子供は、
国語の問題文が長い文章だと、
見ただけで、
嫌〜な顔をする子が多いです(>o<)


しかし…

“読書をする子”は、
かなり長い文章でも、
全く躊躇せず、
すんなりと読んでいく子が多い。


読書をあまりしない子は、
問題を見ただけで、
やる気が失せる⁉️ことも、
あるようです(T-T)



2.文章を読むスピードが速い

読書をする子は、
文章を読み慣れているので、
ほとんど読書をしない子に比べて、
“読むスピードがかなり速い”
ように思います(^_-)


文章を読むスピードが速い事は、
受験においても大きなメリットです。

速く読めれば、
問題を解く時間も増え、
見直しする時間も増えます。


つまり、
ケアレスミスを減らす
事にも、繋がるわけです。


それに…文章があるのは、
国語のテストだけではありません。

当然ながら、理科や社会の問題でも、
文章があります。

最近は、中学入試でも、
数字や国語の難問だけでなく、
適正検査問題を採用する学校も
多くあります。

文章を速く、正確に読めるように、
幼い頃から身につける
事は、とても大切です(^_-)


3.読める漢字が多い

読書をしても、しなくても…
書ける漢字の量には、
あまり関係ありません。

ですが…読める漢字の量は
格段に差があると思います。


私も本が好きで、
今でも週に2~5冊くらい読みます。
(推理小説ばかりですが…(;^^;))

そのおかげか、
クイズ番組の漢字問題は、
かなりの難易度であっても、
読む事が出来ます(^▽^)

しかし書く事は、
小学生レベルでも、ど忘れして…
書けないことがあります。

老化かしらん⁉️(T-T)


4.語彙力(言葉の種類)がある

例えば…
「”鼻であしらう”を使って、
例文を作ってみましょう」と言うと、

読書をする子は、
色々な主語や述語を使った文章が
作れますが、

読書をしない子は、
同じ述語を使ってしまったりして、
語彙のバリエーションが少ないです。

語彙力がないと、当然…
文章を書くことも苦手な子が多いです。


5.国語の問題が感覚で解ける
場合が多い。

これは、
国語の成績と直結する
事ですね!

例えば…

「次の(   )の中に、
“つまり”が入りますか?
“例えば”が入りますか?」
という問題があったとします。

“つまり”が入る場合、
“つまり”の前の文章は、
具体的な例、
“つまり”の後ろの文章は、
抽象的な文面と、なります。

(彼は日々、ドラクエや
モンスターハンターのゲームをしている。
(つまり)彼は、ゲーマーである)
と、いうふうに…


読書をする子は
何も考えなくても、
読んだだけで、
即、解答してしまいます。


ですが…
読書をしない子の中には…

“つまり”の使い方を学んでいれば、
「”つまり”は、前文が具体例、
“例えば”は、後の文が具体例で
使い方が逆だから…」
と、理論で考える子供もいます。



国語で良い成績を取る
事だけを、考えた場合、

果たして…
どちらが良いのでしょうか?




「学校の先生に、
“国語の成績を上げるためには、
本を読めば良い”と、言われて…

毎日30分ずつ本を読ませてるのに、
全く成績が上がらないんです。」
と言われる、保護者の方は多いです。


一番の問題は…
その30分の内容です。

30分後に…
「え〜っ、もう終わり⁉️
まだ読みたかったのに〜」
と子供さんが思うのか、


「あ〜、やっと30分経った…」
と思うのか…


前者であれば、
そのまま続けていけば、
きっと成果が出るでしょう(^_^)



ですが、後者であれば、
“本の選択が悪かった” のか、
“読書は向いていない”と考えて、
無理強いしないほうが
良いかもしれません。



読書は確かに…
勉強面でも多くのメリットが
あります!


ですが、
親に読まされて、嫌々読むのでは、
ほとんどメリットはありません。


そして…

読書をあまりしない子でも
国語の成績は上がります(^_-)




読書をする子は
“国語の問題が感覚で解ける”
と書きましたが、

それが通用するのは、
中学生まで…が多いです(>o<)

(もちろん、個人差はありますが…)



うちの息子も、
無類の本好きで…
20冊、30冊買ってきても、
瞬く間に読んでしまいます(゚ロ゚)


小学校、中学校と…
国語は、ほとんど勉強しなくても、
出来ていました(^_-)



ですが…
高校の勉強になったとたん、
現代文、古典ともに、
がた落ち…(+_+。)

必死で勉強することになりました。


実は…

国語は、感覚で解くのではなく、
数学と同様にちゃんと解き方があって、

法則に従って解く学問
なんですね!

もちろん、
“読書が好き”な子供が、
国語を勉強する上で、
有利であることは、
間違いないでしょう!



ですが、
たとえ本を読むことが苦手でも、
幼い頃から 少しずつ
国語の問題を解く法則
を身につけることによって、


数学と同じように
解答を導き出すことが、
出来るようになる教科なんです。



そのためには…
論理的に問題を解く練習
が必要です。


学校の授業だけを
ちゃんと学習していても、

「この文章をよんで、何を思いましたか?」
「作者の言いたい事は何ですか?」
「あなただったらどうしますか?」
のような問題を解き続けても、
論理的に問題を解く事は出来ません。


この接続詞はどういう意味を持つのか?
この言葉は何を修飾しているのか?
代名詞が差している内容は、
どこに書かれているのか?
文章を丁寧に読むとは、
どういうことなのか?など…

論理的に国語を解く力を
身につける事が大切です。



我が家の息子は、
高校生になってから、
林修先生のお力をお借りしましたが、

小中学生のお子さんは、
市販の出口汪先生の問題集を
活用されるのが良いと思います。

(私も生徒さん達に、
使用しています(^▽^))

最後に…

先程も書きましたが…
私は、趣味は読書だといえるくらい、
本を読む事が好きです。
(ホントに推理小説ばかりですが…)

今でも、週に2~5冊くらいは読みますし、
病院へ行くときも、
旅行へ行くときも、
実家へ帰るときも…
文庫本を持って行きます(^_-)


本を読む事は、あまりお金もかからず、
幅広い知識を得ることも、
現実では叶わない夢も見をみることも、
嫌な事を忘れる事も出来ます。


読書が好きで、
人生得してるなぁ〜とも感じます。


うちの子供が小学生の頃
我が家では…
冬の雨の休日は、
家族三人でコタツに入り…

3~4時間くらい、
それぞれが好きな本を読んでいました。


家族で読書を楽しむことが、
日常になっていたと思います。


主人はいつも、
途中で”ガーガー”とイビキをかいて、
寝てるんですけどね〜(:^^;)


本を読むことは、
勉強ではなく娯楽だと思います(^_-)



成績を上げることも大切ですが…

お子さんに…
人生の楽しみを増やしてあげる
という意味で、

家族で一緒に読書をしてみては、
如何でしょうか?


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