ほぼ毎年、
受験生を抱えていますが…
受験前(3ヶ月前~)に、
グンと伸びる子と、伸び悩む子がいます。
何が違うのでしょうか?
まず一番は
“現在の立ち位置の違い” ですね。
(つまり偏差値の違い
)
中学受験でも高校受験でも、
すでに偏差値63、64以上の子は、
受験まで偏差値が変わらないことが
多いです。
(テストの点数は
頑張れば上がります
)
その理由は、
偏差値60代半ば以上の子は
みんなちゃんと勉強するので、
周りの子も成績が上がるからです。
受験直前でも一番伸びるのは、
偏差値50代の子達です。
まだまだ伸びしろもあり、
人数が多い層なので、
上手くいけば
グンと伸びる可能性があります。
二つ目の違いは、“しんどくても
頑張ることが出来るかどうか”の違いです。
受験2、3ヶ月前くらいになると、
高校受験、大学受験に向けて
戦闘モードに突入します。
ですが、
中学受験をする小学生は、
“しっかり戦闘モードに入れる子と
通常モードのままの子”がいます。
そして、その差はかなり大きいです・
戦闘モードに入れない理由は明らかで、
“戦闘モードの経験がないから
どうすれば良いのか分からない”
のです![]()
なので…
私は、中学受験をする生徒さんには、
“戦闘訓練”を行います。
(今回の冬休みも、
1回5時間の”戦闘訓練”を
予定しています
)
“戦闘訓練”とは何をするのか?
簡単に言えば…
“がむしゃらに勉強するとは
どういうものなのか体験する”
ということです。
走る練習をしたことがない幼い子は、
「はい、必死で走って~」と
言われても、
半分歩いているような
走り方を
する子もいます。
必死で走ることがどういうことなのか…
足はどう動かすのか、
手はどのように振るのか、
どういう気持ちで走るのか
分からないのです![]()
私が行う”戦闘訓練”では、
ガムシャラに勉強するとは
どういうものなのか、
体験して貰います![]()
50分間、脇目も振らずに勉強し、
10分間休憩。
また次の50分間も集中して勉強し、
10分間休憩。
それを5回繰り返します。
学習内容は、学年や
個人の得手不得手によって異なりますが、
スケジュールはほぼ同じです。
自分で算数などの問題を解くだけでなく、
見直しの方法や、暗記方法を指導したり、
作文特訓なども行います。
いつもの授業と異なるところは、
普段は私が教えることが主ですが、
生徒主体の時間だということです。
つまり、
“自分1人でも効率よく、かつ、
集中して勉強することを身につける事”
を目的としています。
中学受験をする6年生の場合は、
受験間近なので…
徹底的に弱点をピックアップし、
受験までに完成させる分量を決め、
「受験当日まで、毎日今日のように
集中して勉強するんだよ。」と
ふんどしを締め直します![]()
いつもは雑談をしたり、
冗談を言ったりして、
子供に飽きさせない授業を
心がけている私ですが、
この”戦闘訓練”の日だけは、
冗談も封印し、
勉強のみに集中して貰います。
“勉強するときは集中してやる”
スイッチのオンオフを
上手に切り替える練習でもあります。
5時間分、
生徒さんに合わせた学習内容を考え、
教材を準備し、
スケジュールを立て、
頭の中でシュミレーションする。
そして、5時間生徒に付き添い、
隣でずっと目を光らせ、
気を抜けば注意し、
やり方が雑になれば、
丁寧にする方法を指導し、
文章が読めていなければ
再度読むように言う。
子供の集中を途切れさせないように、
「集中して!」
「もう一度読む!」
「やり直し!」
と、短い言葉でアドバイスします。
(普段は、「あれ~っ、
ちゃんと問題読んだかなぁ~![]()
この問題は、
読めば出来るはずなんだけどなぁ~
」
と、たくさん喋るのですが…
)
いつもとは、全く異なる時間です![]()
私もかなり疲労困憊します![]()
準備も大変です![]()
正直、もう辞めようか…
(もう辞めたい
)
と思うこともあります![]()
でも、
これをやるのとやらないのとでは、
“自分で勉強する時間の出来具合”
が全く違うんですよね…
私が指導するのは、
1人、週に6時間程度。
(週1の生徒さんはいません。)
他の時間は、
1人で勉強しています。
(塾へ行っている子は別ですが…)
当然…1人で勉強する時間を
有効に使えるか否かが、
成績に大きく影響します。
“戦闘訓練”をやれば、
その後の勉強効率が
グッと良くなる生徒さんが多いです。
1人で勉強する方法や
集中するとはどういうことか?が
分かるのでしょうね。
遊びたい気持ちを我慢し、
眠たくても早起きし、
生活音がある中でも集中して勉強する。
中学受験も高校受験も大学受験も…
最終的には自分との戦いです。
ですが…
どうやって自分と戦うのか?
戦闘経験がない場合、
分からないこともあります。
一度、ご家庭で…
“集中して勉強する訓練”を
してみるのも良いかもしれませんね![]()
(親御さんは、
疲労困憊を覚悟して下さいね
)

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