私が家庭教師をした生徒さんは、
“小学受験をした子”
“中学受験をした子”
“高校受験をする子”と、様々です(^^)
小学受験、中学受験、高校受験
それぞれどんな特徴があるのでしょうか?
《小学校受験して入学した場合》
私が教えた小学校受験組は、
主に、付属小学校、中学校の生徒さんです。
一時期は、
家庭教師の生徒全員が”付属中学の生徒”
ということもありました(゚ロ゚)
彼らは、小学校、中学校と9年間
同じ学校に通うわけですね。
中には、高校、大学も併設されている学校へ通ってる
生徒さんもいましたが、今回は除外します。
1.幼い頃から良い環境で勉強出来る
小学受験をさせるくらいですから、
教育熱心で、裕福なご家庭が多いです。
親御さんの考えは、もちろん…
“幼い頃から、良い環境で勉強させたい”
ということなのでしょう(*^▽^*)
確かに、穏やかで箱入り息子(娘)
という感じのお子さんが多かったですね。
2.9年間で、一般中学校に近いくらい
“成績の差”が出来る
小学受験をした子供さん達は、
まだ、本格的な勉強を始める前の段階で
受験をするので、
(つまり海のものとも山のものとも
区別の付かない時期ですね)
小、中学の9年間で、
勉強が出来る子と、出来ない子供の差が、
中学受験組以上に、大きく開きます。
小学校入学時に受験をさせて、
“優秀な学校へ入れたからもう安心”ではない
ということです。
3.人間関係が上手くいかなかったときの
逃げ場がない
9年間も同じ学校なので、
人間関係が上手くいかなくなると居づらい
というデメリットもあります。
それは、子供達だけでなく、
ママ友にも同じ事が言えます(ToT)
4.個性の強い子供が多い
言い換えれば、ちょっと生意気な子供!?
教育学部の友人達が
揃って言っていたのは、
「附属中学校は教育実習生泣かせ」
ということ(+_+。)
賢い子供が多く、
喋ることや行動が、良くも悪くも高度!?
なんですね。
また、成績の良い生徒は、
特権階級意識がある子供もいて…
私の友人なんかは、
「へえ~、
先生の大学って偏差値それだけ?
僕なら、今でも受かるかも」
と中学生に言われました(>o<)
もちろん、素直で、可愛いお子さんも
多いとは思いますが…
5.高校受験モードに切り替えられない
中高一貫校と違い、附属中学生は
高校受験が必要な学校もあります。
9年間、ずっと、同じ学校で、
同じ環境で過ごしてきたので、
「はい、今から受験モードですよ」
と言われても、
“なかなか上手く切り替えられない”
子供さんも多いです。
《中学受験して入学した場合》
うちの息子もそうですが、
中学受験をした場合は、
ほとんどは中高一貫校の生徒さんです。
中には、中学受験して
付属中学へ行く子供さんもいますが…
1.反抗期前に受験が終わる
中学受験を目指す親御さんの中には、
「高校受験の時は
反抗期真っ只中なので、
中学受験させたいんです」
と、言う方がいます。
確かに、中学3年生くらいは、
絶賛反抗期中!?
親の言うことには
耳を貸さないかもしれませんね(ToT)
“素直に言うことを聞いてくれる時期に、
受験を終わらせたい”
という気持ちも、よく分かります(^_-)
ですが、
中学受験する子供は小学生。
反抗期ではない代わりに、
自分で計画立てて
勉強することが出来ません!
つまり…
“親のサポートは必須”です(+_+。)
2.6年間かけて、大学受験の勉強が出来る
高校受験がないので、中学生から
大学受験に照準を合わせて
勉強することが出来ます(^_-)
例えば…
中高一貫校の中学で
多く使用されている体系数学。
高校入試の範囲、レベルとは
全くかけ離れていますが、
これを勉強することにより、
高校数学の基本が出来る訳です。
中高一貫校のほとんどが
リーディング授業を取り入れているため、
高校3年生は、
希望大学に合わせた受験勉強に
力を入れることが出来ます(^▽^)
3.中高一貫校中学生はメリハリがない
2で書いたように、
高校受験がないことは、
メリットでもありますが、
メリハリがないという意味では、
デメリットでもあります。
高校受験のある子供さんは、
特に、中学3年生の時は、
必死で勉強します。
ですが、中高一貫校生は
中学3年生の時も、
“のほほ~ん”としている
子供も多い(゚ロ゚)
そういう生徒には、
「そんなんじゃ、○○君より、
高校受験した子供の方が、
ずっと良い大学に合格するよ(-.-#)
高校受験があるつもりで、
もっと危機感を持って勉強しよう~」
とハッパをかけるのですが…
実際、高校受験がないので、
やっぱり難しいですね(>o<)
《高校受験して入学した場合》
私が指導する高校受験する中学生は、
ほとんどトップクラスの高校を
受験する生徒さんです。
1.高校受験という目標がある
良い高校へ行こうと
思っている生徒さんは、
一緒に勉強していても、
授業を受ける姿勢が異なります。
“気合い”も違う
“集中力”も違う
特に中学3年生になれば、
危機感を持って、
一生懸命に勉強する
子供さんが多いです(^▽^)
2.中学、高校で環境が変わること
によってメリハリが出来る
中学校3年間、高校3年間で
学校が変わることにより、
気分も一新され、
メリハリのある生活が出来るようです。
教えた生徒さんが、
高校へ入学したよと
嬉しそうに報告に来てくれると、
新生活への期待を感じます(*^o^*)
中高一貫校にはないメリットですね!
また、中学校と高校で友人が異なることも、
有り難い場合がありますよね
特に女の子は
人間関係で悩んでいる子供も多いですから…
3.受験勉強の流れで、高校の勉強も頑張る
必死で受験勉強して良い高校へ合格。
そのまま、大学受験へ向けて、
高校の勉強に集中する
子供さんもいます。
高校受験を選択したことが、
プラスになってるんですね(^▽^)
小学受験、中学受験、高校受験。
それぞれにメリット、デメリット
があり、
お子さんに合う、合わない
があると思います(^_-)
一番大きな違いは、
“受験をする年齢”でしょうね!
小学受験は、
“塾の力”と”運”と”情報量”
中学受験は、
大量の”親の力”と
中量の”本人の力”
高校受験は、
大半が”本人の力”
そして大学受験は、
“親の力と本人の力の集大成”
というところでしょうか…
どの道を選んでも、
最終的に大学受験に
成功しようと思えば、
受験に合格してから
どのように過ごしていくか…
が大切です。
そして、どの道を選んでも、
後悔することなく…
「努力すれば、
どんなゴールにも辿り着ける!」
そう、子供さんに伝えることが、
良い結果に導く方法だと私は思います。
コメント
こんにちは🍀
どの時期に受験しても、それぞれ利点があるんですね。
子供の成長を考える目安にもなりますね。
貴重なお話しを、ありがとうございます🤗
こんにちは(*^o^*)
いつも嬉しいコメントをありがとうございます♥
「子供の成長を考える目安」その通りだと思いますね!
子供は成長し続けていますし…
昨日まで出来なかったことが、
ある日突然出来たりします(^▽^)
高校3年生にもなると、あまり成長は見られませんけどね(^_-)