息子、只今高校3年生。
4歳からサッカーを始めました!
もちろん本人がやりたいと
言ったわけではなく、
体力と協調性を身につけるために
私の一存で始めました(^_-)
最初1年間は、
「先生怖くないかな?」
「お友達意地悪しないかな?」
「ボールが当たって怪我しないかな?」
と…
妄想にとらわれ!?
毎回、家を出るときから泣いてました(ToT)
私が行った対処法は…
少しでも楽しい気分になるように、
連れて行く車の中で大きな声で歌うこと!
「お魚くわえたサザエさん~」
「ウルトラの父が行く~」
と、古いアニソンを
一緒に歌いながら行きました。
(だから息子が
音痴になったのかもしれません(>o<))
次の1年間は、
「ボールが怖い」
「ボールが当たったらどうしよう」
「コーチに怒られないかな?」と…
少し現実的な理由で!?
毎回、着いてから泣いていました。
私が行った対処法は…
サッカー場に着いてから、
一緒にグラウンドの周りを散歩すること。
散歩しながら、
大きい子達がサッカーするのを見て、
「楽しそうだね(^▽^)」
「いつかあんなに上手になるといいね」
と、少しでもサッカーに
好感を持って貰えるような会話をしました。
最初の2年間は、
本当~に連れて行くだけでも大変でした(ToT)
周りのお母さんからは、
「そんなに泣いてるのに、
どうして連れてくるの?」とか、
「私だったらやめさせるなあ(T-T)」とか、
「そんなんじゃ、絶対に上手にならないね」
とか…色々と言われました。
何度「もうやめさせようか」と
思ったことやら…
でも、
サッカーをすることは
必ず息子にとってプラスになる!
いつまでも泣いているわけじゃない!
きっといつかサッカーが好きになる!
と信じて、2年間頑張りました。
3年目(小学1年生)になり、
泣かずに行けるようになりました。
でも…積極性は全くなく、
淡々と言われたことをするだけ。
試合の時は、
「あれ? 審判役をしてる?」
と思うくらい、
コートの端に立ったままで、
全くボールを追いかけようとしません(ToT)
「どうして、ボールを追いかけないの?」
と聞くと、
「ボールに当たったら痛いよね」と…
いやぁ~マジで”サッカーには向いていない”
と思いましたね(>o<)
でも、
泣かずに行けるようになっただけ、
ずいぶん進歩した…と考え、
続けさせることに。
すると、その1年でメキメキ成長し、
徐々にサッカーの楽しさが
分かってきたようでした(^▽^)
4年目(小学校2年生)からは…
「サッカー楽しい~。週2回に増やして」
と言うので、
週2回通うことにしました!
母の苦節三年、
ようやく苦労が報われた
と思ったのですが…
私の本当のイライラが始まったのは
ここから…
それまでは、
レッスンを受ける以前の問題だったので、
練習の成果など、
眼中にありませんでした。
ですが、4年目(小学2年生)からは、
レッスンも意欲的に受けるようになり、
週2回も送迎をさせられて、
倍のお月謝を払い、
練習の様子も見学しているわけですから、
親としても欲が出る。
「どうしてもっと
積極的にボールを追いかけないの?」
「リフティングが苦手なら
家でも練習したら?」
「もっと声を出さないと、
パスを回して貰えないよ」と、
息子の不甲斐なさに
いつもイライラしていました(ToT)
ある時、息子が、
「母さん、
サッカーの帰りはいつも怒ってるね。
僕が下手なのが
そんなに気に入らないの?」
と言いました。
!!!!!!!
「そうだ。
私は、体力作りのためや、
協調性を身につけるために
サッカーを習わせたのであって、
サッカー選手にするために
習わせたんじゃない!」と、
我に返ったわけですね(^▽^)
それ以降、私のとった行動は…
サッカーの授業が終わり、
コーチに挨拶をする時、
見学している親も、
一緒に並んで礼をします。
その時、お友達のお母さんが
私に言いました。
「どうしたの?
すっぴんだし、髪もビショビショ。
まるで温泉でも行ってきたみたいよ」
「そう、子供が練習している間、
近くの○○温泉に行ってきた(^Д^)
髪を乾かす時間がなくて…」
というと、
周りのお母さんは全員絶句!!
それもそのはず、
息子が通っていたのは、
プロサッカーチームの付属スクール。
熱心に練習を見学するのは当たり前、
全練習をビデオに撮っている親も多く、
あわよくば、
将来プロサッカー選手に…
と思っている人も少なくありません。
でも、
私は練習を見学しないことを選択しました。
私にはサッカーの知識がなく、
息子にはプロサッカー選手に
なるだけの素質もない…
ならば、
中途半端に口出すよりも、
全く口を出さない方が、
息子のためだと判断したのです(^_-)
毎回、練習後に聞くのは、
「今日も楽しかった?」だけ。
(息子はいつも
「楽しかったよ~」
一辺倒の返事でしたが…(。・_・))
それから、小学校を卒業するまで、
一度もサッカーの練習を
見学しませんでした。
温泉に行かないときは、
駐車場の車の中で、本を読んでいました。
中学生になり、
息子は学校のサッカー部へ入部し、
(そのままプロチームのユースへ
入れるほどの実力がなかったので…)
初めての他校との練習試合、
「たまには、母さんも
僕のサッカーを見に来たら?」
と息子のお誘いを受け、
いそいそと見学に行きました(^_^)
「あ~ボールを追いかけてる」
「ボールを蹴ってる」
「わあ~、お友達と声かけあってる」
「あっ、ボールを奪った」
「えっ、シュートしたーっ」
息子の成長ぶりにビックリ!!!!!
幼い頃、
サッカーが嫌だと泣いてた姿や、
試合中に審判のように立っていた姿を
思い出し…涙が出そうでした。
家に帰り、息子が…
「母さん、
僕がサッカー上手になったのをみて、
泣いたんじゃない?(^_^)
小さい頃からサッカーを
習わせてくれたこと、
すごく感謝してる♥
大学生になっても、
社会人になっても、
ずっとサッカーを続けようと
思ってるよ。」と言いました。
“あのまま、私がイライラして、
息子にガンガン言い続けていたら、
この言葉は聞けなかったかもしれない”
そう思いましたね(*^o^*)
サッカーの練習を見学しなくなった頃から、
お習字の時も、
「級が上がった?」
「段が上がった?」と聞かなくなりました。
今、何段なのかも分かりませんでした。
なので、
「母さん、最高段の8段に合格したよ(^_^)」
と報告されたとき、
「えっ?
いつの間にそんなに段が上がってたの?」
と、ビックリ(゚ロ゚)
(その割に、普段の字はあんまり綺麗じゃないな~
そう、思いましたが…
それは、口には出しませんでした(>o<))
この内容、
もしもうちの息子が、
プロサッカー選手になれるくらいに
サッカーが上手であれば、
もっと価値あるものになるのですが…(;^^;)
残念ながら、そうではないので…
皆様に”参考にして下さい”
とは言えません( ̄∇ ̄)
普通の子供を持つ親の経験談だと思って
読んで頂ければ有り難いです(*^o^*)
コメント
この記事大好きです。
そう、おっしゃって頂いたので、
この記事を早々にアップしました(*^▽^*)
私にとっても、とても思い入れがある記事でしたので、
そう言って頂けてとても嬉しいです♥
ブログを始めてたった1年間でしたが、
色々な事がありました。
正直…何度もブログをやめようかと思ったことも何度もありました。
ですが、yukareruriさんのように、優しい方に救われました。
私はまだまだブログ初心者であり、ヘタレな部分もあります。
こうやって慣れない新居にも来て頂いて、
コメントして頂いて…本当に、感謝しかありません。
これからも、どうか宜しくお願い致します(*^o^*)
アメブロ楽しみに読んでおりました。毎回とても参考になります!
スポーツも芸術もどこにでも熱心な保護者が多く、驚くことが多いです。
お子さんがずっとサッカー続けたい!と仰ったこと、何より嬉しいです。
こんにちは(*^o^*)
アメブロから飛んで来て頂き、ありがとうございます♥
正直、他の所にお引っ越ししたら、誰も見に来てくれないんじゃないか…
と、かなり不安でした(ToT)
これからもどうぞ宜しくお願い致します(*^o^*)
こんにちは( ^▽^)
アメブロから来ました。
私もついつい子供を怒ってしまうので、とてもためになるお話しでした。
子供から、一歩離れてサポートするのはとても大事なことですね。
いつでもにこにこするのは、とても難しいことですが、少し離れてサポート出来るようにしていきたいと思いました。
おはようございます(*^^*)
早速のコメント、とても嬉しいです~🤗💖
バッチリ❗読めましたよ😉
ありがとうございました(*^^*)