「いつも楽しく読ませていただいております。小学校2年男の子です。
学習習慣をつけようと、毎日簡単なプリント国語、算数1枚ずつやらせています。最近、これやりたくない、と言うようになりました。
共働きで息子が学童から帰るのが19時で疲れもあるかもしれません。子供が勉強したくない、といった時の対処法などブログでふれていただければ、嬉しいです。特に国語、文字を書くことが面倒なようです。」
WordPressのお問い合わせフォームから
メッセージを頂きました。
(ブログの一番下に設置してあります)
お問い合わせフォームを設置して
初めての利用者です
(コメント欄に書いて頂いたことは
何度かありましたが…)
とっても嬉しいです~
ありがとうございました。
以前、”子供の「勉強やりたくない!」に
どう対処する?”という記事を書きましたが、
読み返してみると、小学校1、2年生には
ちょっと難しい対処法かもしれません(>o<)
まず、相談者の方が言われるとおり、
19時に帰宅するのであれば、
疲れているのは当然だと思います。
まだ小学2年生ですから…
ですが、
簡単なプリント国語、算数1枚ずつは
とても適正な勉強量ですし、
なんとか、続けて欲しいですよね
学習の時間帯は見直してみましたか?
19時からお母さんが夕食を作るのであれば、
その間、ダイニングテーブルで学習するとか、
19時から夕食なのであれば、
夕食後少し休憩してからお風呂に入り、
就寝前に勉強するとか…
出来れば、
お父さんかお母さんが一緒について
勉強させるか、
無理であれば、
お母さんが家事をしている隣で
勉強させるのが良いと思います。
まだ2年生ですから、
「頑張ってるね~」とか、
「おっ!綺麗に書けるようになったね」
「今日は早く問題が解けたね」
「計算ミスがなくて偉いっ」
「うわぁ~ドンドン賢くなってる」
などの、褒め言葉が
まだまだ有効な時期だと思います
小学校までの子供さんは、
お母さんが喜ぶ顔が見たくて
頑張ります
たくさん褒めてあげて、
「○○君がお勉強頑張ってくれたら
ママはとっても嬉しい~」アピールを
してみて下さい
きっと効果があると思いますよ
そして、
“○○君専用カレンダーに、
国語のプリントが出来たら、
好きなシールを1枚貼る。
算数のプリントが出来たら
もう1枚貼る。”などの
ちょっとした工夫をしてみては
如何でしょう?
文字を書くのが苦手なのは、
小学生の男の子によくあることです。
文字を書くのが苦手な女の子が
少ないのは、
女の子は家族やお友達に手紙を書いたり
ママゴト遊びの中に
文字を書く場面があったりするから。
しかし最近は、
スマホやタブレットの普及により、
女の子でも文字を書くことが苦手な子が
増えています
ちょっと話が逸れますが…
ゲームやスマホが普及したことによる
一番の弊害は、
“文字の読み書きが出来なくなること”
だと私は思います。
事実、私の生徒さんでも、
「鉛筆を持つのが怠い」とか
「文字を書くのが面倒」
「教科書を読みたくない」などという
勉強が出来る出来ない以前の問題を
口にする子が増えています
10年くらい前までは、
そんなことを言う生徒さんは、
1人もいませんでしたよ
ボタンを押すだけで永遠と遊べる
(テレビゲーム)
文字を読まなくても何でも分かる
(YouTube)など、
文字を読んだり書いたりしなくても、
遊ぶことが出来ますし
情報を得ることも出来ます。
病院の待ち時間などに、
幼い子供さんにスマホを見せている
親がいますが、
「ここは絵本の出番でしょ。
文字が読めなくなるよ…」
と老婆心ながら思ってしまいます
(私は息子とお出かけする際は
いつも小さな絵本や、
シール絵本を持っていました)
話を戻しますね
つまり…
“文字を書くのが苦手”を克服する方法は
日常生活で文字を書く機会を増やすことです。
そして、本を読むこと。
文字を読むことと書くことは、
“ツガイ”のようなものです。
全く文章が読めないのに、
上手に文章が書けるようにはなりません。
お子さんに日常生活で
文字を書く機会を増やしてあげて下さい。
たとえば、
お母さんと交換日記をする。
今週学校で合った出来事を、
土曜日に息子さんが書いて、
お母さんが日曜日にお返事を書くとか…
土曜日には子供新聞を読んで、
原稿用紙1枚分の感想を書くとか…
家族で遊ぶときにも
紙に文字を書く遊びを取り入れるとか…
そして、
本をたくさん読むことですね
もちろん1週間に1、2回でも良いので
絵本の読み聞かせをしてあげることも
大切だと思います。
(私は小学5年生までは、
絵本の読み聞かせをしてあげることを
お薦めしています)
算数の問題とは異なり、
文字を書くこと読むことは、
一朝一夕には身につきません。
幼い頃からの日々の積み重ねが、
中学、高校からの読解力の基礎となって
表れてくると思います。
最後に…
小学2年生は、まだまだ幼い子供さんです。
疲れていたり、眠たかったりすれば、
勉強をやりたくないのは当然だと思います。
親御さんは、
「疲れているのに頑張ってるな~」
「眠たいだろうに、偉いなぁ~」と
お子さんに寄り添って、
一緒に頑張ってあげて下さいね
ご相談者は、
フルタイムでお仕事をされていて、
食事の支度やお洗濯など
日々とてもお忙しいでしょうに、
ちゃんとお子さんの将来を考えて、
勉強のサポートまで行い、
素晴らしいお母さんだと思います
お母さんの頑張りが
しっかりと実を結びますように…
私も願っています
もし宜しければ、
こちらも参考にしてみて下さい。
子供の「勉強やりたくない!」にどう対処するのか? | 小学生・中学生のママ達へ (yuyuteacherblog.com)
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