なぜ、子供に読み聞かせが必要なのか?

我が家の息子は、中高一貫校の高校3年生。
(平成28年中学受験)

中学3年生までは、塾へ行かず、
家で私が勉強を見てきました。



小学校4年生の終わりに、
中学受験すると突然言いだし…

小学5年生の4月に、試しに、
中学受験模擬テストを受けてみたところ、
なんとA判定(゚ロ゚)



我が家では、
特別な中学受験用の勉強を
行ってきた訳ではありませんが、

将来、
子供の選択肢が増えますように…と願い、

多くの生徒さんを教えてきた経験を元に、
我が子にも、
その年齢に応じた最善の勉強法を
アドバイスしてきました。
(私が思う”最善”ではありますが…)



ちなみに…我が子の育児に関しては、
育児書も、教育に関するノウハウ本も
全く読みませんでした。

(色々迷うのが嫌だったから…)



ですが、
家庭教師の指導のレベルアップに
繋がればと思い、
独身時代はよく読みました。



幼児期の教育といえば…
まずは、絵本の読み聞かせですよね(^^)


私は幼稚園、小学校、合わせて8年間、
学校へ絵本の読み聞かせに行っていました。
(もちろん、ボランティアです!)


きっかけは…幼稚園に入園した時、
息子があまりに泣くので、

絵本を読みに、
母が幼稚園へ来るのは嬉しいだろう、

少しでも幼稚園へ行く楽しみが
増えるといいなあ〜
と思ったからです(^▽^)



“子供達に絵本素晴らしさを教えたい”とか、
“子供達の教育のため”とか…

志高く、読み聞かせを
志願したのではありません(;^^)


小学校卒業まで読み聞かせを続けたのも、
やめるタイミングを逃したから…(ToT)


幼稚園の頃は
「今日、母さん絵本を読みに、
幼稚園へ来るの?
嬉しいなあ~(*^o^*)」
と可愛かった息子も、

小学校高学年になると、
「読み聞かせ?学校へ来る?
ど~ぞ(- -)」って…(ToT)


でも、小学校高学年ともなると、
“読み聞かせに行きたい”という
お母さんもいなくて…

人数が足りなくて仕方なく!?
続けた次第です(>o<)



学校の読み聞かせは、
よこしまな!?理由で始めましたが…

家では、生まれた時から、
絵本を読んでいました。
(まだ目が開いていない時から…)


絵本の読み聞かせは
0歳~小学5年生まで、
ほとんど毎日続けました(^_^)

(小学校高学年になると
週に4~5日くらいでしたが…)



もちろん赤ちゃんの頃は、
ほとんど絵だけのもの。
(文字はほとんど擬音語。
そのほうが、反応を示しました(^^))

2歳くらいからは、少し文字のある絵本。
幼稚園からは紙芝居とか、
簡単な物語の絵本。


小学校3年くらいからは、すこし長い絵本。
(落語の絵本などをよく読みました)
と、年齢に応じて本を選んでいました。



本はほとんど図書館で借りていました。
週に一度は図書館へ行くことを習慣化し、
子供もそれを楽しみにしていました。


絵本を読む時間も、”毎日寝る前に…”
と決めて、習慣化していました!

よく、他のお母さんに
「小学校5年生まで、
子供に読み聞かせをするなんて
すごいなあ~(゚ロ゚)」と言われますが

時間を決めて習慣化することで、
親子ともに、
毎日のルーティーンとなりますよ(^_-)



絵本の読み聞かせのメリットは、
多くの方が説いていますよね。

親子のコミュニケーションが取れるとか、
勉強が出来る子になるとか、
表現力が豊かになるとか…



もちろんそれらもあると思います!



私が多くの子供さんを見てきて思うのは、

それプラス、
“落ち着いて
しっかりと人の話が聞ける子供”に育つ、
ということだと思います。


A君に、
「なぜ国分寺や東大寺が建てられたのか」
説明をすると、

「修学旅行に行った時、大仏を見たけど…」
と、自分の修学旅行の話をし始めました。


そこで、
「じゃあ東大寺が建てられた理由、
私が説明したの覚えてる?」
と聞くと答えられない(ToT)



つまり、私の説明を聞きながら
他のことを考えてる訳です。



他にも、
よく、大人が話をしている途中で
「私が学校でいる時もね…」とか、
話の腰を折ってしまう子供さん、
いますよね(>o<)



また、勉強を教えてる時、
いつも消しゴムで遊んだり、
ノートの端を折ったりして、
落ち着きのない子供もいます(>o<)



親が読み聞かせをしている子供さんは、
そういうことが少ない気がします(^^)



絵本の読み聞かせを続ける事により、
人の話をしっかり聞く、
集中して話を聞くという事が
身についているのかもしれませんね!



小学生、中学生、高校生、大学生。
全ての時期に共通する、
“一番楽で効率的な勉強方法
は何だと思いますか?



それは、
学校の授業を集中してしっかり聞く
ことです!

学校の授業を聞くだけで
勉強が出来るようになるなんて
こんなに楽な事はないですよね(^_-)



脳科学者のN先生が
「授業を聞いて、
7割しか解けない人なんて信じられない」
と言ってたようですが…

(先生はきっと9割くらいは
解けるのでしょうね)



学年や問題の難易度にもよりますが、

例えば、
化学基礎レベルになりますと、
授業を聞いただけで解ける問題の量は、

生徒によって
1割~8割まで、大きく差があります。

(9割以上解けるのはMENSAに入るような
頭脳の持ち主でしょう!)



当然、1割しか解けない子供は、
家で長時間勉強しなければ、
テストで良い点が取れないでしょうし、

反対に、8割出来る子供は、
家でほとんど勉強しなくても、
テストで良い点が取れ、

余った時間を、応用や他の勉強に
費やすことが出来ます。


つまり…
“落ち着いてしっかりと人の話が聞ける”
ことは、

勉強が出来るための
最短で最強の道” なんですよね。



そのためには、やはり…
毎日の絵本の読み聞かせ
をお勧めします(^▽^)

小学生のお母さん、
今からでも全然遅くないですよ~
(*^o^*)

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました