中学生、理科社会の勉強方法

昨日の記事に、
理科社会は長期休暇などに
復習した方が良いと書きましたが、

今日は理科、社会の勉強方法について
書きたいと思いますウインク



まずは理科の勉強方法。

一概に理科といっても、
生物、物理、化学、地学と4分野があり、
本来は、それぞれに合った勉強方法を
身につけることがベストですウインク

(高校の勉強からは、その必要があります)



ですが、
中学生はそれほど深い内容ではないので、
まずは、同じ方法でも良いと思います。



どこまでのレベルを目指すか?により、
使用問題集は異なりますが、

公立高校受験であれば、
中学定期テストの対策ワーク(旺文社)

余力がある子供さんは、
プラス
くわしい問題集(文英堂)
が、お薦めです。

(うちの息子も、学校の教材プラス
この二冊の問題集を使用していました)



定期テスト前に、学校の課題と
市販の問題集をやるだけでも、

ちゃんとやれば、
点数は取れるでしょうが、

高校受験をする子供さんは
受験前に効率よく勉強するためにも、
まとめノートを作成すること
お薦めですウインク

(英語を効率よく勉強する方法
にも登場しました↓)
英語を効率よく勉強する方法(中学生) | 小学生・中学生のママ達へ (yuyuteacherblog.com)




理科は分野が多いですショボーン

「生物は覚える事が多すぎて、
頭の中でゴチャゴチャになる」

「化学反応式はどれが重要なの?」

「えっ?あれって、
どの分野だったっけ?」

「1年生で習った事なんて
忘れてしまったよ~笑い泣き

中学3年生の受験前に、
こういう状態になってしまう子供さんもいますあせる



ここで登場するのが、これ下矢印

この”まとめノート”に書いてある内容は、
基本中の基本です。

このノートに、
問題集で間違えた事
テストで出来なかった事
覚えられていない事
自分が間違いやすいと思う事
、など…

どんどん書き加えていって、
自分なりのパーフェクトノート
作るわけです。



例えば… 

下矢印消化と吸収の単元

消化液、消化酵素、何を分解するかは、
あらかじめノートに印刷されてありますが、

消化酵素の反応に必要な要素については、
書かれていないので、

“温度、酸性・アルカリ性の強さが
消化酵素の反応に必要”
と書いています。

(この”まとめノート”は、
息子が中学生の時に作ったものです)



また、左のページの一番下、
“柔毛のはたらき”では、

“毛細血管に取り込まれた養分は、
次に肝臓へ運ばれ、大静脈へ”
“リンパ菅からは、
肝臓には行かずに、大動脈へ”
という事を記載しています。

(たぶん、テストで間違えたのでしょう汗

下矢印電流と磁界の単元

左のページには、
“一時磁石と永久磁石”について、

右のページには、
“地磁気”や”モーターと発電機の違い”
について書き込んでいます。

下矢印化学反応の単元

発熱反応と、吸熱反応の
テストに良く出る組み合わせを
書いてあります。

下矢印また、一番下には、
この分野において再度復習するべき問題集と
そのページを書き込んでいます。

これを記入することによって、
「ああ、この分野では、
○○問題集の○ページを見直す必要がある」
と、すぐに分かります。

毎回、どの問題集だったか考えたり、
“何ページに載っていたっけ?”
と探す必要がないわけですウインク

上矢印こんな風に、上部に、
“1年1学期中間”とか
“1年2学期期末”
と付箋を貼っておけば、
実力テストの時にも便利です!




この方法で、
“自分なりのまとめノート”を
作成するメリット!

・自分がどこを間違えたか一目で分かる。

・自分でまとめる作業をするため、
頭の中を整理できる。

・覚えるべきことが、すぐに分かる。

・教科書?ノート?問題集?
どこに書いてあった?と探す必要がない。

・定期テストなどで間違えたところも
ひとまとめに整理出来る。
などなど…

このまとめノートを作成すれば、
中学校の定期テストでも、
実力テストでも、
高校入試でも…

“これさえ覚えれば大丈夫!!
という秘密兵器になりますよ。




次に社会ですが、
社会も基本的には、
理科とやり方は同じです。

(お薦め問題集も同じです)


ですが、もし…
大学入試まで視野にいれて勉強したい
と思うのであれば、
(あるいは偏差値の高い
私立高校を受験するのであれば…)


教科書の隅に、
問題文が書かれていますよね!?

(地理であれば、
「北陸地方で地場産業が栄えたのは
どうしてでしょう?」みたいな…)

“表面に教科書記載の問題、
裏面にその解答”を書いた、
カードを作成する
こともお薦めです。


問題の答えは、
ちゃんと教科書を読まないと
出てきませんし、

教科書の内容を要約しなければ、
カードを作ることは出来ません。


つまり…
このカードを作成するためには、
教科書を読み、
教科書の内容を理解し、
文章を要約して書かなければいけない
ので、

高度な高校受験問題が
解けるようになるだけでなく、

大学受験に向けた
記述問題の訓練にもなるわけです。



(ちなみに…息子の学校では、
その教科書の隅に書いてある問題文が、
記述問題として、
定期テストにもよく出題されていました。)




大学受験のために重要なのは、
中学生の勉強では
英語、数学、国語です。

ですが、
高校受験においては
どの科目で点数をとっても同じ事!



理科や社会は、ほとんど暗記なので、
勉強さえすれば必ず成績は上がりますし、

基礎がなくても、
計算力がなくても、
小学生の時に全く勉強していなくても…

点数を稼ぐことが出来る
お得な科目ですニヤリ



極端な話…
今、成績がボロボロだ~という
中学3年生は、

英語、数学、国語は捨てて、
理科、社会を勉強する方が
確実に成績アップに繋がると思いますよ。

(私も…集団指導の中3生には
必死で理科社会を詰め込んでいますニヤリ

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