うちの息子、
公立中高一貫校の高校3年生。
幼い頃、
とてもネガティブでした(ToT)
4、5歳の頃は…
サッカーへ行く時は、
「コーチが怖いから行かない」とか、
「ボールが当たって怪我をするかもしれない」
と毎回泣いていました(>o<)
幼稚園へ行くときも、
「お友達に意地悪されるかもしれない」
とか、
「何か嫌なことが起きるかもしれない」
と言い、
入園してから9ヶ月間、
毎朝、「母さ~ん、家に帰る~」と
泣き叫んでいました(´д`)
小学校に入ってからも、
始業式の前の日は、
「担任の先生は、怖い先生かなあ~」
と心配して眠れず…
テストの前の日は、
「明日、出来なかったらどうしよう~」
運動会の前の日は、
「徒競走で転んだらどうしよう~」
マラソン大会の前の日は、
「お腹が痛くなったらどうしよう~」
遠足の前の日は、
「バスの中でトイレに
行きたくなったらどうしよう~」
まあ~本当に面倒くさい!?
子供でした( ̄0 ̄)
それが…
小学校半ば頃から、
少しずつポジティブになり…
中学受験の試験の時(小学六年生)は、
「母さん、たぶん大丈夫だから
心配しなくていいよ」と言い…(゚ロ゚)
高校入学前の
特進クラス選抜テストの時は、
「まあ~楽勝だから(^Д^)」と
言い切るまでになりました!
(ちなみに、
母は楽勝だとは思いませんでしたが…)
勉強だけでなく…
中学三年でサッカー部を引退した後は、
駅伝の学校代表に選出されたいからと、
陸上部に入り、
朝練、夕練マラソンの練習をしました。
(その甲斐あって、
一応、駅伝代表に選ばれました。
ギリギリのタイムだったけど(。・_・)
やれば出来ると信じて…
色々なことに、
自分からチャレンジするようになりました。
なぜそんなに性格が変わったのか…
もちろん褒めて育てたからです(^_-)
ですが…大切なのは
その褒め方です(*^o^*)
テストで100点を取った
マラソン大会で1位を取った
作文で特選を取った!
「100点すごいね~」
「1位すごいね~」
「特選すごいね~」
どのお母さんも褒めますよね。
もちろん、私も褒めます(^_^)
ですが…
私は、1位じゃない時も褒めてきました。
小学校1年生の時、
マラソン大会で33位でした(50人中)
「結果は33位だったけど、
最後まで走ってすごいね。
走った感想はどうだったかな?」
「疲れた~」と息子。
「じゃあ来年はマラソン大会の前に
走る練習をしてみる?
あまり疲れなくなるかも!?」
とアドバイスしました。
「やってみる」というので、
2年生の時は、1ヶ月程前から練習し、
7位になりました(^_-)
「7位すごかったね~
このまま練習すれば、
もっと上に上がれるかもしれないね~」
と言うと、
よほど7位が嬉しかったのでしょう
「練習を続けてみる(^Д^)」って。
ここでポイントは
7位でも、33位でも、
まず頑張ったことを褒めてあげることです。
(正直、33位はどうやって褒めるの?と
思いましたが(´д`))
そして、
その努力を続けることを促すわけです!
(努力をしていないと思えば、
“こんな風に努力してみたら”と
努力する方法をアドバイスする。)
決して
1位を目指せと言わない。
たとえ1番でなくても、
“あなたの存在価値はあるし、
どんな時、どんな状況でも…
母は、あなたの一番の応援者である”
という事を、
子供に認識させるわけですね(^_-)
小学校のマラソン大会でも、
「うちの子供は遅いから
応援に行きたくない」
と言うお母さんや、
1番に戻って来た子供に対して
「1番でも気を抜くな。
ぶっちぎりの1番を目指せ~」
と叫んでるお母さんもいました。
たとえ人より遅くても…
1番、10番、最後であっても…
“子供が必死で頑張ってる姿は、
それだけで母に感動を与えてくれる”
と、私は思うのですが…
(子供が真っ赤な顔をして、
必死で頑張ってる姿を見る機会なんて、
あまりないですしね(;^^;))
わが息子は、
1年生の33位から
7位、4位、3位、2位と上がり続け…
6年生の時には…
ついに…
ついに…
ついに…
9位に落ちました…(゚◇゚)
もちろん、その時も
「受験勉強が忙しくて、あまり
マラソンの練習が出来なかったのに
頑張ったね~💓」
と褒めました(^^)
私は人前でも、
時と場合によれば褒めます。
(もちろん、
うちの子成績優秀なんですよ~
なんて言うことは絶対言いませんが…
(言える程の成績でもないですし…))
三者面談の時は、
「親が言うのもなんですが…
とてもよく頑張っていると思います。
もちろん、
もっと頑張ってる子供さんも
いるでしょうが、
私的には、
もう十分満足しています。」
と、担任の先生に伝えます。
すると、担任の先生は、
「そんなことを言うお母さんは、
ほとんどいませんよ。
50番の成績なら30番、
30番の成績なら20番…
もっと頑張って欲しいと
どのお母さんも言います。
たとえ1番や2番の成績のお母さんでも、
もっと全国順位をあげるために、
子供のお尻をたたくものなんですけど…」
と言われます(;^^)
確かに…
まだまだ上がりしろ!?のある、
子供の親が「満足だ!!」と言うのは、
おかしいのかもしれません(´д`)
でも私は…
上の順位を目指すのは子供自身であって、
親の役目はまず、
頑張っている子供を認めてあげること
だと思うんですよね(^_-)
家庭教師をしている子供さんの、
お母さんの中には、
「うちの子供は100番くらいなんです。
ありえないですよね。
先生、50番以内に入れますか?」
という人がいます。
200人中100番はありえないですか?
“ありえない”成績ですか?
じゃあ、一学年の中で半数は、
ありえない成績の子供に
なってしまいますよ(–#)
(と、言いたい。
言えないんですけどね(>o<))
そう言うお母さんの子供さんは…
「先生、50番以内に入らないと
困るんです。怒られるんです。」
と言って、
いつもプレッシャーを抱え…
前向きに勉強することが出来ません。
お母さん、
まずは……
100番の我が子を認めてあげませんか?
“真ん中でいるのだから すごい!”
って。
その上で、
「すこし苦手な古典の文法を
暗記してみようか?
そうすれば、もっと上がれるかも⁉️」
とか、
「自分の目指す高校へ行くために、
塾の回数を増やしてみようか?」
とか…
アドバイスをしてあげて下さい。
うちの息子と、一緒に
お習字を習っていた子のお母さんは、
なかなか段が上がらないので…
「1段上がるのにいつまでかかるの?
こんなに長い期間習っているのに💢」
って(´д`)
どうして段しか見てあげないのでしょう?
お習字も硬筆も、
とても上手にかけるように
なっていませんか!?
「何年も続けたから、
すごく字が上手くなったね」と、
まずは継続出来ていることを
褒めてあげるべきではないでしょうか?
只今、高校3年生。
超ポジティブ人間になったうちの息子は
友達も多く…
小学生高学年以降は、
「いつも周りに
友達が集まってきますね~」と
毎年、三者面談で
担任の先生に言われます(^^)
本人曰く、
「僕の取り柄は、
周りにすごい友達がいること !!」
らしいですが…(^▽^)
「○○君は頭が良くて、
授業を聞いただけで、
高度な応用問題が解ける」とか…
「○○君は絶対プロサッカー選手に
なれるからいいなぁ〜」
「ピアノの腕前はプロ級!」
「バイオリンがすごい!」
「あいつなら
英語のコンテストで優勝だよ!」
「○○君は本当に性格が良いよ!」
など…常々、
友達の自慢をしてます(*^o^*)
何一つ…
自分の自慢はありません(>o<)
(特別、人より秀でた所はないので…)
でも…
お友達の長所を、
リスペクト出来る事が素晴らしい
と、母は思います(^▽^)
ポジティブ
=
自己肯定感が高い
=
他人に対する肯定感が高い
ポジティブで、
自己肯定感が高いことは…
自分はやれば出来ると信じているので、
“自分が成長するために、
自主的に努力出来る”
ことに繋がるでしょう!
また、自分に自信があるため、
他人の長所を
素直に受け入れる事が出来ます。
(妬んだり、卑屈になったりしません)
つまり、他人に対しても
肯定してあげられるわけです。
他人に対する肯定感が高いことは…
“社会に出ても人に好かれ、
人間関係を円滑にこなしていく”
ことに繋がるでしょう。
どんな職業についても、
人と付き合う事は必須ですし…
人間関係のない社会はないので、
協調性はとても大切ですよね!
つまり…
ポジティブに生きる、
自己肯定感を高めることは、
“人生の大きなメリット”
だと思います(^▽^)
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