幼児期の我が家流育児

息子は公立中高一貫校 高校3年生。



東大に行けるほど、
飛び抜けて成績が良いわけではありません。

が…
特進クラスには在籍し、
国数英ともまずまずの成績です。
(一応、
旧帝大の法学部を目指しています。)



運動においても
全国大会に行けるほど
何一つ秀でたものはありません。

が…
中学校のスポーツテストでは
Aランクでしたし、
長距離も短距離も球技も
それなりにはこなしています。



私が思う息子の長所は、

1. 友達が多い

男子とも女子とも仲良く、
大人しい友達とも活発な友達とも仲良く出来ます。


2. 根気がある

コツコツ勉強し続けることを厭わないですし、
投げ出したり切れたりすることは一度もないです。


3. いつも機嫌が良い

機嫌が悪かったり、ムスッとしていることは
ほとんどないです。
帰宅時も、いつも「ただいま~」とか
「はいっ、帰りましたよ~」と笑顔で帰ってきます。


反対に、
私が思う息子の短所は、

こだわりが強い、
興味のないことはすぐに忘れる、
勉強の要領が悪い、
反省が続かない、
食べるのが遅い、
食事中左手を出さない、
口の利き方が悪い
(「はいはい」(二度返事とか…(ToT)))
などなど…  色々あります。



そういう子供に育った
我が家の幼児期の育児とは…

(特別に勉強が出来る訳ではないので、
参考になるかどうかは分かりませんが…)



心がけた…第一のポイントは

《バランスの良い子供に育てる》

勉強は出来るけど、全スポーツは嫌い。
勉強は出来るけど、友達付き合いは不得意。
勉強は出来るけど、大人には疎まれる…

そういう風にはなって欲しくありませんでした。



いくら勉強が出来ても、
身体が弱かったり、
協調性がないのでは、

社会に出て、
やっていけないと思ったからです。



何かが飛び抜けて出来る事よりも、
バランスよく育つ事が
大切だと考えていました。

(バランスが良い上に、
飛び抜けて出来る事があれば
もっと良いかもしれませんが、
うちの息子には、それだけの才が
なかったようです(;^^))



そのために、
静(習字)と動(サッカー)の
習い事を、4歳から始めました。



第二のポイントは

《早期教育をしない》

多くの生徒さんを見てきて、
早期教育=勉強が出来るようになる 
ではないと思っています。

毎日読み聞かせをしていたので、
幼稚園に上がる頃は、
ひらがなとカタカナは読むことが出来ました。


ですが、
書くことは出来ませんでしたし、
教えることもしませんでした。


幼稚園上組の時、
年上のお友達が遊びに来て、
レストランごっこをしていましたが、
注文をとる際に一人だけ文字が書けず、
象形文字!?のようなものを
書いていました(^▽^)


それがきっかけで、自分から
文字が書けるようになりたいと
思ったらしく、

絵本をお手本に、
自分で字を書く練習をしていました。



第三のポイントは

《落ち着きのある子供に育てる》

3歳くらいから、
座って何かをする練習をしました。
(線つなぎ、塗り絵など…)

最初は15分くらいから初めて、
小学校に上がる頃には、
2時間くらいは落ち着いて
座っていられるようになっていました。



第四のポイントは

《集団で遊ばせて、遊びから学ばせる》

近所のお友達や、幼稚園の友達、
従兄弟達など…

出来るだけバラバラな年齢の
子供の中で遊ばせて、
協調性や言葉、
付き合い方などを学ばせるようにしました。


私は、幼児期は
教育(教え育てる)の時期ではなく、
育児(子供を可愛がり育てる)の時期
だと考えています。


長年、家庭教師をしてきて、
早期教育をしてきたけれど、
中学生から成績が下がったという
子供さんを多く見てきました。


もちろん中には早期教育をして、
中学生でも非常に成績の良い子供さんも
います。

ですが、
偏差値の高い大学に入学している子供さんに
“早期教育をしている人が多い”
わけではない。



つまり
早期教育=優秀な子供に育つ
のではないのです。



幼児期は
できる限り親の愛情を注ぎ、
遊んで貰う(*^o^*)


プラス、
小学生からの土台を作る
(体力を作る、座る練習をする。
人の話が目を見て聞けるようにする。
集団生活に適応出来るようにする。
など…)

ことが大切だと思います(*^▽^*)

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