中学受験、6年生の勉強量(偏差値を上げるためには)

我が家では、小学校5年生~6年生は、
三段階の勉強を行っていました。

1.   学校のテスト対策

学校の教科書に沿った問題集。
(教科書ワーク、ぴったりトレーニング等)
国語、算数、理科、社会


2.  応用力を身につける勉強

少し難易度の高い問題集。
算数、理科


3.  考える力を身につける勉強

最高難度の問題集。
算数、国語




基本的には、
平日は1.の学校のテスト対策の
問題集をして、
休日に2.と3.の勉強をしていました。

6年生の7月(受験半年前)からは、
上記プラス
“公立中高一貫校適性検査問題集”を
していました。

ですが…受験を終えた息子曰く、
「あの問題集は、
やる必要がなかった気がする。
母さんの選んだ問題集を
一緒にするだけで、十分だったと思う」
と言っていました。

私は、子供さんによっては、
やったほうが良いと思います。


“公立中高一貫校適性検査問題集”は
適性検査の過去問を
集めたものなのですが…

読書量が多く、
算数の問題でも、”一問学習すれば
類似の問題が出てもスラスラ解ける”
というお子さんには、
あまり必要ないかもしれません。

ですが、読書量が少なく、
読解が苦手な子供さんは、
適性検査の問題に慣れるためにも
解いておいたほうが良いと思います。




適性検査の試験は特に…
同じ問題が出ることは
ほとんどないので、

読解力があり、
充分な学力がついている子は、
過去問を解く必要はない

(過去問を解くよりも
他の勉強を重視すべきだ!)
という、場合もありますね。


国語の勉強は、
小学5年生までは、
教科書に準じた問題集のみでした。

ですが、6年生の時は、
国語もトップクラス問題集を
していましたね。
(最近思い出しました(>o<)
ごめんなさい…(ToT))


(算数ほどガッツリではなく、
空いている時間に時々、
という程度でしたが…)

もちろん、
ことわざや四文字熟語の勉強もしました。

漢字は基本です。
学校のテスト勉強で完璧に近くなるまで、
勉強しました。



《六年生の学習時間》

平日は2時間(学校の宿題も含む)くらい。
(サッカーがある時は、1時間くらい)

習い事をしていたので、
それが限界でした(>o<)

“サッカー   週2回、
陸上 週4回、
(学校のクラブ4年生~6年生)
習字   週1回”


いくら受験生といえども、まだ小学生。
夜10時に就寝し、7時に起きる
規則正しい生活が基本

と考えていました。


また、勉強と同じくらい
身体を作ることも大切だと考え、
本人の希望もあり、スポーツも続けました。

学校が休みの時は、
1日8時間~9時間ほど勉強していました。

夏休みも2~3日くらい遊んだだけで、
他の日は、ほどんど勉強していました。

ですが…
勉強時間はあくまで目安であり、
大切なのは、
集中して勉強出来ているかどうか?
だと思います。



うちの息子は、一度も、
「勉強をやめたい」とか
「今日はやる気が出ない」
と言ったことはなかったです。

それは、中学受験をすることは、
“自分が決めた事”
だったからでしょう。


六年生の夏休みは、
友達が「一緒に遊ぼう」と家へ来ても、
「ごめん、遊べない」と
自分で断ってました。

言葉では何も言わなかったけれど、
寂しそうな表情だったのを
今でも覚えています(ToT)


小学生なんて、遊びたい盛り…
息子の気持ちが痛いほど分かり、
「遊んできたら?」
と、言いたくなるのを
ぐっと堪えました(。・_・)


それは…
何かを成し遂げるためには、
何かを我慢しなくてはいけない

(犠牲にするものがある)

ということを、
身をもって学んで欲しかったから…


それから、
一度決めた事は、やり遂げる強さ
を身につけて欲しかったから…

そういう意味でも、
中学受験は
良い経験になったと思います。



中学受験をする子は、まだ小学生。
当然、遊びたい盛りです。

「受験をするのでしょ?
どうして勉強しないの?」とか、

「そんな勉強量で合格すると
思っているの?」とか…
ついつい言いたくなりますが(>o<)、

そういう言い方をされると、
反発してしまうお子さんも多いです。




“遊びたいのを我慢していて偉いね”
“本当は勉強なんて
やりたくないんだろうなぁ~”

と、お子さんの気持ちに寄り添ってみては
如何でしょう?


お子さんにかける言葉も優しくなり、
スムーズに家庭学習が
進むようになるかもしれませんよ(^_-)


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