我が家の息子は現在(令和3年9月)、
公立中高一貫校の高校3年生。
幼い頃は、
非常~に“へたれ”でした(>o<)
2才頃までは、
私がトイレに行っても、
泣きながら追いかけてくる。
3才になっても、
お友達と遊ぼうとせず…
オープン保育へ連れて行っても、
私の後ろに隠れたまま(ToT)
4才の時、親子体操教室で、
プールへ連れて行ってもらった時は、
1時間、ずっと泣き続けて…
先生に抱っこされたまま、
一度も泳ぎませんでした(+_+。)
(ちなみに…他の子供は、
全員楽しそうに泳いでました(;^^;))
幼稚園(2年保育)へ入っても、
下組の時は、
12月まで毎朝泣き続け…
(そこまで泣いていたのは、
クラスで一人だけでした (;^^;) )
「やばいかもしれない…
このままでは…将来は二択。
“いじめられっ子”になるか
“男の子を捨てて女の子”になるか
どちらかだ!!」
私は、大吉君が…
頭にリボンをつけようが、
ピンクのフリルのついた服を着ようが、
本人の自由だと思いますし、
「お母さん、
○ん○ん除去手術をしたいんだけど」
と言っても、
きっと「ど~ぞ」と言うと思います(^^)
ですが、
“男の子でいるのが辛いから
女の子になる”
というのは、ダメです💢
なぜなら…
“逃げの人生”になってしまうから
(´д`)
そこで…
どういう教育をすれば、
“いじめられっ子にも女の子にも
ならずにすむのか”
考えました(^▽^)
一番確実な方法は、
“これなら誰にも負けない”
という武器を作り上げ、
自分に自信を持つことです(^_-)
東大の院を卒業し、
自ら起業した伊沢拓司さん。
幼い頃から、
プロ野球選手になると決めて、
強靱な精神で夢を叶えたイチローさん。
泣きながらでも、
親と二人三脚で練習を続けた
卓球の福原愛さん。
素晴らしい方々ですよね☆彡
どんな教育をすれば、
あんなに素晴らしい人間に育つのか…
みなさんは興味がありますか?
私は全く興味がありません(;^^;)
(なので…
“東大に合格させた母の育児方法”
とか、
“プロスポーツ選手の教育方法”
などのノウハウ本は、
ほとんど読んだことがありません)
なぜなら、彼らは…
人並み以上の才能を持ち、
人の何百倍も努力をし、
強運の持ち主だと思うから。
そして…
うちの息子には、
人並み以上の才能も、
何百倍も努力する才能も、
強運を引き寄せる才能も、
何一つないと思ったから
厳密に言えば、
“ない”と決めつけた訳ではなく、
現時点では、
その兆候は見られない。
もし才能があれば、
成長過程で分かるだろう
と思ったわけです。
“これなら誰にも負けない”
という武器を作り上げることが
無理であれば、
どうすれば良いのか…
次に考えたのは、
“バランスの良い人間に育てる”
こと。
つまり…
一つのことで1番は無理でも、
“トータルで1位を取る人間”
に育てる!
ということですね(^_-)
そのために、
“全てのことが平均以上出来る子供”
を目標にしました!
まずは、《学習面》
小学校1年生から、
学校から帰ったらまず宿題をする
習慣をつける。
(高学年になれば、
宿題は多少カスタマイズしましたが…)
学校で習ったところは、
授業に沿った問題集で、必ず復習する。
(我が家は”ぴったりトレーニング”を
使っていました。)
テストがある時は、
及第点を取れるよう、
しっかり勉強する。
(ご家庭によって異なると思いますが、
我が家では95点以上が及第点でした。
テストの点数にこだわるというよりは、
テストの勉強をしっかりすることが、
目的ですね(^_-))
平日はこれだけです。
テスト前とかは、しっかり勉強するので、
そのための時間を確保する必要があり、
習い事も、週2回だけでした。
ですが、これだけでは、
算数の応用力が付かないので、
土日にかなりハイレベルな算数文章題を、
解かせていました。
つまり…
先取り教育は、一切なし。
先取り教育が良い悪い以前に、
学校で習った勉強をしっかり復習し、
その範囲の最高難度の応用問題(算数のみ)
を習得しようと思えば、
“先取り教育をする時間がない”
のも、あったと思います。
もちろん、
勉強だけでなく、大量の読書をする時間を
確保する必要もありましたので…
その結果、
小学校5年生の時に受けた
中高一貫校模擬模試で、
すでに志望校はA判定でした(゚ロ゚)
文部科学省は、
当然ながら…
優秀な人材が集まっています。
私のような平凡な頭の人間が、
勉強内容を色々考えて、
先取り教育をするよりも…
文部科学省が作成した指導要項に
基づいた学校の勉強を、
“完璧に習得する努力をする”方が、
“この先の学習に役に立つ
勉強の基礎が確立されるに違いない”
と判断したわけです。
うちの息子は小学校六年間、
ほとんどのテストで95点以上を取り、
算数にいたっては、
1年間全部のテストが
100点だったこともありました。
ですが、
この方法を続けて良かったことは、
テストの点数ではなく…
中学生の勉強までは、
“どの教科も、まんべんなく点数が取れた”
ことです。
つまり…
計算が苦手、
暗記が苦手、
漢字が苦手、
英語が苦手…
などということは、何一つなく…
“どの勉強に対しても
全く苦手意識が無い”
んですね(^_-)
これは、高校からの勉強においても、
大きなメリットとなりました。
次に、《スポーツ面》
入園前からサッカーをしていたので、
小学校入学当初から、
スポーツは得意でした…
と、思うでしょ?
全く、そうではありません(ToT)
幼稚園の頃も、
運動会のかけっこでは、
走っているのか、
歩いているのか微妙~
1年生のマラソン大会では、
待てど暮らせど戻ってこなくて、
後ろの方でニコニコ笑いながら
走ってました(>o<)
小学校低学年までは、
どれも平均以上なんて
ほど遠い状態(´д`)
かといって…
習い事を増やしたくは無い。
そこで、夏休みや冬休みに、
水泳や体操の短期教室へ
通わせました。
(それは、
“スポーツ全般が出来るようになりたい”
という本人の希望もありました。)
さすが、プロの指導者。
あっという間に
逆上がりも出来るようになり、
跳び箱も小学生の最高段まで
飛べるようになり、
水泳も、
バラフライ以外は泳げるように
なりました(^_-)
最初は泣いてばかりだったサッカーも
段々楽しくなり、
それにつれて、
他の運動能力も上がっていきました(^^)
また、
スポーツの基本は走る事だと考え、
小学校4年生~6年生までは、
陸上クラブに所属し、
週4回は放課後に走っていました。
次に、《芸術面》
夏休みにはリコーダーの練習という
宿題がありました。
それも、母と一緒に全力投球で
練習しました。
おもちゃのピアノで
私がお手本をひいて、
それに合わせて、
大吉君がリコーダーを吹く。
出来るようになるまで、
何度も何度も練習しましたね(^_-)
歌のテストがある時も、
同様に練習しました。
絵も、夏休みの宿題の時に、
描き方とか、バランスとかを教えました。
勉強面、スポーツ面、芸術面において、
学校の課題を最も重要視し、
それを
“出来るだけ完璧に身につける努力”
を、6年間続けた結果…
スポーツにおいては…
短距離では
運動会でクラスのアンカーに選ばれ、
マラソン大会では、
最高記録が学年2位。
サッカーはもとより、
他の球技もそつなくこなし、
水泳では地域の記録会に出場。
(記録会の中では最下位でしたが…)
勉強においては…
小学校6年生最後の卒業テストでは、
校内で4位でした。
1位の生徒は、
大吉君とは違う高校へ行き、
東大確実だそうです。
2位の生徒は、
大吉君と同じ中高一貫校。
全国で一桁の成績で、
これまた東大確実君。
3位の生徒も、
大吉君と同じ中高一貫校。
今の成績は
あまり良くないようですが、
お習字では全国大会の常連です。
ですが、
1位から3位までの生徒は、
みんなスポーツが
あまり得意ではありませんでした。
芸術面においては…
音楽や美術は、
元々の才能が皆無なこともあり…(>o<)
伸びしろはあまりありませんでしたが、
それでも、
教室よりワンランク上の、
靴箱の上に絵が貼られたり、
楽器のテストはいつも
一発合格するようになりました(^^)
まあ、平均がやっと…
というところでしょうか(>o<)
みなさん、お気づきでしょうか…?
見事なほどに…
どの分野においても
1位が一つもない(゚ロ゚)
“トータルで1位を目指す教育”
を心がけてはきましたが、
その中で、
“一つくらい1位になれるものが、
副産物としてあっても良いかなあ~”
(”全国的に”ではなく”小学校内で”
ですからね(;^^;))
なんて淡~い期待を抱いていましたが、
それは叶いませんでした(ToT)
ですが…
(トータルで1位かどうかは別にして)
“バランスの良い子供に育てる”
という目標は、
ほぼほぼ達成出来たんじゃないかな!?
と思っています(*^o^*)
中学生になってからは、
「大学受験の為に、小中学生から出来る事」
の記事にも書いたように、
学習面に関しては特に、
得意な分野を伸ばすことにも
力を注ぎました(^▽^)
スポーツ面でも、
中学3年間はサッカー三昧でしたね。
小学生までは、
トータルで1位を目指す。
中学生では、
得意な分野で1位を目指す。
という教育を
心がけてきました(^_-)
高校生からは、
基本的には本人任せ(^▽^)
ですが、
そういう教育方針の賜なのか…
今でもあまり苦手な科目や
苦手なスポーツはありません。
(もちろん、成績は、
科目によって差があり、
数学、英語、理科、国語、社会の
順に段々下がっていきますが、
成績が良くなくても、
苦手ではないようです(^_^))
只今、息子は高校3年生。
「勉強しなさい」とか、
「勉強しなくて大丈夫?」とか…
一度も言うことはありません。
小学生で将来の夢を持ち、
その夢を叶えるべく、
迷うことなく
努力し続けています。
親は、
生活面や健康面をサポートし、
間接的に応援するのみ!
受験まであと4ヶ月。
このまま走り続けることでしょう。
嬉しいゴールが待っていますように☆彡
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