“少しでも偏差値の高い学校へ入れたい”
と思うのは、どこの親も同じでしょう。
ですが、
志望校には少し届かないかも…
と思った場合、
少しレベルを下げて中学受験するのか、
それとも、
地元の中学校から高校受験するのか、
迷うところですよね。
私は私立中高一貫校出身。
月曜日~金曜日は7時間授業、
土曜日も午前中授業。
部活動は高校1年生で終了。
文化祭も、修学旅行もなし。
校則もかなり厳しく、
校則違反をすれば、
停学になる生徒もいました。
周りの人たちからは、
“○○高校”ではなく、
“○○予備校”と呼ばれていました。
(かなり昔の話なので…
今では、文化祭や修学旅行もあり、
部活動も盛んなようです(^_-))
高校入学時に、文理選択を強いられ、
文系、理系に分かれるため、
理系を選択した女子は、
途中で文系に変わる子も大勢いました。
(数Ⅲや物理、化学がついていけなかったから)
正直、
私は生まれ変わったら、
他の高校を選択しますね(>o<)
高校生活には、
ほとんど楽しい思い出がありません。
(もちろん、学校生活以外では、
多くの楽しい思い出がありますが…)
勉強、勉強、勉強…と、
学校生活では勉強のことばかり(ToT)
私自身も、予備校生活って
こんな感じなんだろうなぁ~
と漠然と思っていました。
ですが、その高校を選択して、
一つだけ良かった事があります。
それは、大学へ合格したこと。
(私立大学薬学部出身です)
私は高校時代、
古文、漢文、歴史は常に赤点。
地理、英語、物理は普通。
数学、化学、現代文は
良く出来ました(^▽^)
特に、
数学は非常に好きで、常に好成績!
それも、
“公式を覚えてセオリー通りに解く”
のではなく、
(暗記が苦手で公式を覚えられませんでした)
毎回、テストの時は、
“ほとんど公式を使わずに解く”か、
“自分で公式を導き出してから解く”
なので、
みんなが10行くらいで終わる問題を、
私はテスト用紙裏表に計算していました。
先生は、「これで正解が出せるなんて、
ある意味すごい!!
計算力も、考える力もすごい!
しかし、なぜ公式を覚えない?(–#)」
と褒めて!? いや、驚いていました(;^^)
それが担任の数学の先生。
京大卒の口の悪い先生でしたが、
普通の生徒とはちょっと違う!?
私の事をとても可愛がってくれました。
大学へ合格したのは、
間違いなく…
その担任の先生のお陰ですね。
私のように、高校時代、
真面目に勉強しなかった人間は、
もし、公立の高校へ行っていれば、
希望大学に合格しなかったと思います。
うちの息子は、
公立中高一貫校の高校3年生。
非常~に、
学校生活を満喫しています(^_^)
息子の学校は、
文化祭も盛大に行われ、
部活動も盛ん!
指導熱心な先生の元、
勉強も頑張り、友人関係も良好。
たぶん彼に聞けば、
「生まれ変わっても、
やっぱり中学受験し、
同じ学校へ行く」
と言うことでしょう(*^o^*)
私が通った中高一貫校と、
息子が通っている中高一貫校では、
偏差値は、さほど違いがありません。
ですが、学校生活の中身は、
大きく違いがあります(゚ロ゚)
もちろん時代の違いもあるでしょうが…
今は、昔と違い…
学校の数に対して、生徒数が少ない。
なので、特に私立の学校では、
生徒獲得のために、
独自のカラーを打ち出し、
他校との差別化に、
力を入れているところが多いです。
例えば、
他校にはない部活動があるとか、
グローバル化に力を入れているとか、
大学の推薦枠が多いとか、
補講に力を入れているとか、
そのため学食が夜も開いているとか…
私立の中高一貫校を考える場合は、
オープンスクールに参加したり、
ホームページを参考にして、
“その学校の特徴を調べ、
子供さんに合うかどうか考える”
ことが大切だと思います。
もちろん…
“どのくらいのレベルの大学を目指すのか”
を視野に入れることも大切です。
それによって、
どのくらいのレベルの
中高一貫校を受験するのか、
それとも、
高校受験をしたほうが良いのか
も、考えなければいけません。
もしも、
入学を考えている私立中高一貫校の、
高校の偏差値があまり高くないなら、
“偏差値の高い大学へ行くのためには
かなり努力をしなければならない”
と、思った方がいいでしょう。
大学進学を重視するなら、
地元の中学校で勉強を頑張り、
高校受験をして、
“より偏差値の高い高校を目指す”
ほうが有利かもしれませんね。
小学生の時に、あまり成績が良くなくても、
中学3年間で
すごく成績が伸びる子供さんもいます!
もし、大学進学を重視するなら、
“その可能性にかけてみる”
のも一つの手だと思います。
もう一つ…
お子さんが現在、
小学生低学年~中学年で、
“子供は望んでいないけれど、
親は中学受験をさせたい”
という場合も多々あると思います。
もちろん、
様々な意見があるとは思いますが、
私は、“それは悪い事ではない”
と思うんですよね(^_-)
子供さんが小学生、中学生の場合、
親が、勉強の手助けを出来るのであれば、
ドンドンしてあげると良いと思います!
その目的が、
“学校の成績を上げること”であっても
“中学受験を目指す”ことであっても、
頑張ることに、変わりありません。
3年生、4年生くらいのお子さんで、
今は勉強や受験に興味がなくても、
ある日突然、”受験をしたい”と
目覚めることもあるかもしれませんし…
その時に、
「ほら、今まで一緒に頑張ってきて、
良かったでしょ〜」と言えるように、
準備しておくことも大切だと思います。
私が思うに…
小学生はまだまだ子供です。
素直です。
感化されやすいです。
洗脳されやすい!?です。
お子さんは乗り気じゃないけど、
中学受験をさせたいお母さん!
「中学受験したら、
中学生活は楽しい事いっぱいだよ~」
「中学受験したら、
不良がいない学校へ行けるよ~」
「中学受験したら、
高校受験がなくて楽だよ~」
「中学受験したら、
文化祭でもたこ焼き売ってるよ~」
と、手を替え品を替え…
“一日一回、中学受験最高!アピール”
をしてみるのも良いかもしれませんね。
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