一夜明けて…
私は落ち着きましたが、
(腹をくくったというほうが正解かも!?)
息子は疲れた様子で、
定期テストを受けに学校へ行きました。
昨日の家族ミーティングで、
今後の方針も話し合いました。
「私立はどうするの?
今は1校だけしか出願していないよね。
他にも、願書だしてみる?
まだ、出願できる学校は
たくさんあると思うけど…」
「いや、私立は1校だけでいくよ。
赤本をちゃんと勉強するなら、
1校分しか時間がないと思うから…」
共通テストが荒れた年は、
私立の難易度が上がります。
特に、
早慶上理、MARCH、関関同立など…
偏差値の高い私立は、出願者が増え、
ますます狭き門となることが多い。
息子が選んだ1校も、
そのうちの一つ。
息子にとっては、
“滑り止め”と言えるレベルではありません。
(共通テスト入試も出願しましたが、
厳しいでしょう(T-T))
でも…
息子の意思に任せることにしました。
以前、こちらの記事にも書きましたが、
習得が遅い | 小学生・中学生のママ達へ (yuyuteacherblog.com)
うちの息子は、
けっして要領が良いタイプではありません。
どちらかと言えば、
習得が遅いタイプだと思います。
何校もの私立に出願し、
「過去問が出来ていない…」と
焦るよりも、
1校だけに向けて
集中して勉強する方が、
息子には向いているのかもしれない
とも、思いました。
2月の後半には、
国立大学の2次試験も迫っています。
「英語の実力は保証する。
あとは数学を補強し、
国語をガムシャラに頑張れば、
何とかなるんじゃないか?」
塾の先生に、そう言われたそうです。
いつの間にか、
数学よりも英語の方が成績が
良くなっていたんだ…(゚ロ゚)
(数学の成績が下がったのかも
しれませんが…(>o<))
半年以上、一切勉強に関与せず、
口を出さずに来ました。
昨日初めて…
「模試での最高得点は何点だったの?」
と聞きました(;^^;)
昨夜の息子は、
ショックを受けている様子でもなく、
自暴自棄になっている様子でもなく…
終始、
落ち着いた様子で話をしていましたね。
「ちょっと遠いけど、
別の旧帝大を考えてるんだ!
その大学については
母さんはどう思う?」
と親に意見を求めることもありました。
「今回の共通テストの結果が悪かったのは、
何が要因だと思ってる?」
「倫理・政治・経済の勉強量が
足りなかったなぁ。
あとは、生物基礎を甘く見てた…」
自分の足りなかった部分も、
一応、把握出来ているようです。
子供が幼い頃は、
当然、親の方が出来る事が多く、
何の躊躇もなく、
子供に教えることが出来ます。
高校3年生ともなると、
完全に自我が確立し、
もはや子供ではありません。
ですが、社会に出ているわけでなく、
世間も知らない。
まだまだ大人には程遠い…
そういうアンバランスな状態ですから、
少し言葉を間違うと、
すぐに反抗してきたり、
機嫌を損ねることがあります。
親は、子供の人格を尊重しつつ、
言葉を選びながら、
言うべきことは、
しっかりと言わなければなりません。
昨日のような大切な場面で、
親子で話し合いが出来るように、
私は半年間、一切勉強に関与せず、
口を出さずに来たのだと思います。
共通テスト1日目終了後も
「どうだった?」という言葉を
言わずに飲み込んだのだと思います。
昨日、話し合いをしていて…
“とても親のことを
信頼してくれているなぁ~”と
感じました。
昨夜、寝る前に…
「今日は早く寝るよ。
そして、また明日から必死で頑張る。」
「うん、分かった。
でも、体調が悪かったら無理しないでね。」
「いや、頑張るよ。
これ以上負担かけたくないし…
だって、母さんなら、
“もやし”だけの生活をしてでも
僕のために頑張ってくれそうだから…」
さすがに、もやし生活は嫌だけど…
もやしだけだと倒れるし…( ̄0 ̄)
でも…
その気持ちだけで、母は嬉しいです。
子供を育てている以上、
嫌なことでも、
言いたくないことでも…
心を鬼にして
言わなければならない時もあります。
慰めたいのに、
励ましたいのに…
厳しいことを言わなければならない。
昨日はまさに、
そういう日でした。
それでも、
“もやし生活”になるかも?
と心配してくれたこと…
親の生活まで
気にかけてくれたこと…
とても嬉しく思いました。
あと、1ヶ月少し…
結果がどうなるかは分かりませんが、
お口チャックで、
沿道から旗を振り続けようと思います。
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