ちまたでは、
多くの知育アイテムや、
幼児教室などがありますよね。
どれも…結構なお値段です💰
ですが…
教育にお金をかけたからといって、
偏差値の高い大学へ
行けるわけではありません。
なぜなら…
小学生の成績=高校3年生の成績
ではないから。
たしかに…優れた教材を
高いお金を払って購入すれば、
(又は、何カ所も高額な塾へ通えば…)
小学生の間は、
良い点数が取れるかもしれません。
ですが…
小学校の成績が良くても、
中学校、高校になっても同じように
良い成績が取れるわけではありません。
「でも、小学生の時に良い成績のほうが、
中学校以降も有利でしょ?」
と、思いますよね。
たしかに…
小学生の成績が悪いよりも、
良いほうが、
中学生以降も有利です。
ですが、問題なのは、
成績そのものよりも、
その成績を出した勉強手段なんですよね。
例えば…
フードカッターや圧力鍋、
オーブンレンジ、
高い調味料、高級食材…
そして
有名料理家のレシピを参考に
美味しい料理が作れても、
あり合わせの材料で、
フライパン一個で、
クックパッドも見ずに、
美味しい料理が作れるでしょうか?
もちろん、
長年、料理経験がある人や、
料理が得意な人は、
どんな条件でも、
美味しい料理を作る事が出来るでしょう。
ですが、経験の浅い人や、
料理が苦手な人には難しいと思います。
つまり、恵まれた環境下で、
勉強が出来るようになっても、
いざ、
一人でコツコツと勉強する年齢になると、
“ついていけない場合が多い”
ということです。
もちろん、
時給6000円~8000円の
超~優秀な家庭教師を、
週に4.5回、6年間雇えるような
財力のある家庭であれば、
小学生から、
かけられるだけお金をかけても、
その成果は、高校3年生まで、
持続するかもしれません。
(その家庭教師代は、
ざっと見積もって…
中高6年間で2000万円です(゚ロ゚))
我が家には、
とてもそんな財力はないので…
小学生の頃から、
条件が整わなくても、
勉強が出来るような訓練をしました。
私の考えではありますが…
“紙と鉛筆、
そして自分に合った問題集”
だけあれば充分勉強出来ると思います。
そして、そのシンプルな勉強法こそが、
勉学の基本であり、
“小学生の間に身につけるべき、
もっとも重要な勉強方法”
だと思います(^_-)
(教育にお金をかけること自体が
悪い事だとは思いませんし、
塾や通信教育を取り入れることは
今のご時世、当然だと思います。
プラスアルファで、
シンプルな勉強法も加えると
良いと思います(^▽^))
小学生の頃は、
長時間一人でコツコツ勉強することは、
難しいかもしれません。
なので、1日30分でも1時間でも
良いと思います。
難しい問題であれば、
1日、1問でも良いです。
面白くも無いシンプルな勉強を、
コツコツ続ける訓練をすることが、
“長時間勉強出来る高校生”
への道であり、
“大学受験を制覇する”道
であると思います(*^▽^*)
そんな勉強量じゃ、
全然足りないんじゃ無いの?
と思ったお母さん!
何カ所も塾へ行ったり、
教材に多くのお金をかければ、
たしかに、
小学生の間は、多くの知識を得、
算数の特殊算も得意になるでしょう。
ですが、シンプルな勉強法を
マスターしていなければ、
中学受験合格後、
長時間勉強することが出来ません。
小学生の間は、難しい問題が
どれだけ解けるようになったか、
どれだけ知識が増えたか、
どれだけの量を勉強したか…
よりも、
“どれだけ基本の勉強法を
身に付けることが出来たか…”
のほうが、ずっと…
大学受験成功のために必要なんです。
だれしも、白黒の問題集をみて、
“広島は牡蠣”
“浜松はうなぎ”
“三重は真珠”
“青森はりんご”
と特産品を覚えるより…
YouTubeで面白おかしく
解説してくれている
日本の特産品動画を見て覚える方が
楽しいですよね。
(そういう動画があるのかどうかは
分かりませんが…)
ですが、高校生になれば、
全ての暗記事項をYouTubeを見て
覚えるなんて出来ないです。
中学生や高校生で、
「えっ?こんな文字だけを、
どうやって暗記するの?」
という生徒さん、実際にいます。
そういう生徒さんは、
社会だけでなく、
当然、英単語も覚えられないですし、
漢字を覚えるのも苦手。
数学の公式も覚えられないし、
生物や地学も苦手になります。
中学生、高校生に…
“楽しく勉強出来る方法”
なんて、ほとんどないですから…(ToT)
特に、
難関大学を目指している子供さん。
あれは楽しくない、
これは面白くない、
覚えるだけなんてだるい…
なんて言ってる場合じゃありません。
とにかく…必要な勉強を、
ガムシャラに、必死でやる!!
それしか、
難関大学合格への道はないんです。
(特別な頭脳の持ち主は別ですが…)
小学生時代…
旅人算が出来なくても、
つるかめ算が出来なくても、
日本の県庁所在地が言えなくても、
高校生からの勉強には
全く関係ありません。
ですが、
シンプルな勉強法が身についていないと、
高校生から大変なことになります。
是非、小学校低学年から、
修行だと思って…(>o<)
シンプルな勉強を嫌がらずにやれる訓練
をして下さい。
そして、
1年生は20分、2年生は30分…
少しずつ時間を延ばして、
コツコツ暗記すること。
集中して文章を読むこと。
計算を丁寧にすること。
それから
難しい応用問題をじっくり考える
という、
勉強の基本を身につけて下さい。
小学校によくある二宮金次郎像は、
薪を担いで、
本を読んでいますよね。
もちろん、
スマホもタブレットも持っていません。
本を読み、紙に書き、
頭で考えて理解する。
時代が変われど、
基本の勉強方法は同じです。
楽しい勉強法を探す前に…
まず、
基本の勉強法を身につけることが
大切だと思います(^_^)
そして…
小学生の間に身につけておくことは、
読書の習慣です。
国語の先生で、
“本を読まなくても、
国語の成績は上がる”
と言っている方もいらっしゃいますが、
たしかに、国語だけであれば、
問題を数多く解き、
解答のコツを掴めば
成績は上がるかもしれません。
ですが、読書量が少ないと、
“問題を速く正確に読むこと”
が出来ません。
テスト中、時間が足りなくなる可能性も
あります。
そして、
これからは適性検査風の試験が、
私立中学校の入試でも、
私立高校の入試でも、
そして大学受験でも増えてきます。
つまり、
記号を選ぶテストではなく、
問題文を読み、
出題者の意図を理解して、
それに合った解答を文章にする
必要があります。
国語の問題が解けるようになっただけでは、
ダメなんです。
速く文章が読めて、
速く文章が理解出来て、
速く文章を組み立てることが出来る
それだけの力を身につけるには、
“やはり読書量を増やすこと”
が最適です(^_-)
小学生のママさん…
目先の成績だけに捕らわれるのではなく、
是非とも…
“高校3年生までの勉強を見据えた
教育方法”
を考えてあげて下さい(*^▽^*)
コメント