中学生の家庭学習の方法について
書こうと思います(*^o^*)
が…
ブログの難点がありまして…
家庭教師では…
子供さんのレベルや性格に応じて、
指導方法を変えるのですが、
ブログは一方通行なので…
もしかすると、
ここに記載する方法が合わないお子さんも
いらっしゃるかもしれません。
ご了承下さいね(^_-)
《中学英語の家庭学習》
(基本編)
中学英語を勉強するにあたっての
“心構え” は、
〈全ての単元をクリアすべし〉
〈単語、熟語は1つでも多く覚えるべし〉
理科、社会は
中学生の時の成績が多少悪くても、
高校からの勉強で
充分挽回出来ます(^_-)
また、数学は
「因数分解は得意だけど、
三平方の定理は苦手」でも、
ある程度の点数は取れます!
なぜなら…
数学は、因数分解と三平方の定理が
同じ問題に混ざって出題される事は
ないけれど、
英語は、過去形、進行形、現在完了、
分詞などが、模試などで、
同じ問題に含まれるのは当たり前!
つまり、高校入試レベルになると、
全ての単元をクリアしていなければ、
解けない問題が多いのです。
その上…
中学英語をマスターしておかないと、
高校英語は勉強量が
大幅増加になってしまいます(T-T)
ケーキ作りで言えば…
中学英語はスポンジ作り。
高校英語は
出来たスポンジにクリームを塗ったり、
フルーツを挟んだりする作業です。
(分かりにくかったかしらん⁉️(;^^))
まず、予習について…
予習の必要な科目には
優先順位があり、
1位 数学
2位 国語(古典分野)
(中学ではあまり必要なし)
3位 理科(化学、物理分野)
4位 英語
です。
塾で英語を学んでる場合は、
別ですが…
塾へ行っていない子供さんの場合の
英語の予習は、
分からない単語を調べる
だけで、充分です(^_-)
下手に、先々問題を解いて、
自分なりの解釈をしてしまい…
それが適切でなかった場合、
修正が大変だからです(>o<)
英語は、数学と違って…
解釈の方法も色々あり、
教える人により、
出来、不出来の差が大きい科目です。
良い指導を受ける事が、
成績向上の秘訣なので…
特に、塾へ行っていない子供さんは、
学校の先生の講義を
しっかり聞く事が大切です!
(実践編)
では…実際に、家庭でどの様に
英語を勉強すれば良いか…
まず、学校や塾で授業を受ける。
↓
教科書の問題や宿題のプリント、
家で買った問題集をする。
↓
大切なのは、その後です!
大半の生徒は…
↓
間違いを直して終わりです。
それではダメ!
まず、
どうして間違えたかを考える。
(これは非常に大事です。
出来れば、解説してくれる先生がいれば
ベストですが…)
間違いを直した後…
間違えた所を
まとめノートに書き込む。
(今回、1番のポイントです!)
これです↓
例えば…
“( )( )( ) 一時間後”
カッコには何が入りますか?
“一時間後”なので、
in one hour (または、one hour later)
が正解です。
が、よくある間違いで…
for one hour(一時間) と、
in ではなく、for と解答してしまった場合…
次のように…
in one hour (一時間後)
for one hour(一時間)
within one hour(一時間以内)
と、類似の連語をセットで覚える!
その、覚えるべき事柄を、
“まとめノート”に書き込んでいく
訳です(^_-)
書く場所は、
今習っている単元の所の、欄外です↓
↑ピンクの付箋は、
次のテスト範囲です!
(まとめノートの順番通りに、
授業が進む訳ではないので…)
まとめノートには、
最初から書いてある事もたくさんあるので、
それを覚えたい場合は、
上の写真のように、
マーカーで線を引くだけでOK!
例えば↑↑の、動名詞のように、
(1)〜(8)までは、マーカーをひいて、
(9)〈go on+動名詞〉 「〜し続ける」
((8)の下に書いてます)
(10)〈be tired of+動名詞〉「〜にうんざりする」
( (4)の上に書いてます)
だけ、書き加えています。
また、
学校や塾で習った事を復習する時、
「これは、テストで間違えそうだ」
とか、
「これは特別なパターンだから、
しっかり覚えよう。」
と、いうことがありますよね。
それも、その単元の所に書き込みます。
例えば…
付加疑問文で、
Are you〜 , aren’t you?
Do you〜 , don’t you?
は、すぐに分かりますよね(^_-)
でも、”命令文の付加疑問文”や
“〜しましょうの付加疑問文”は
忘れやすい。
それを↓のように、書き加えています。
また、よく書き換え問題で出題される
Why ~ ? (なぜ?)
What ~ for ? (なんのために?)
も、書き込んでいますね!
後で、見直し易いように…
出来るだけ、
内容に合った単元の所に書き込みましょう。
まとめノートの、最後の白紙の部分は、
覚えるべき単語や熟語を書いています。
いつも見て…覚えてるかどうか、
何度もチェックします↓
↑単語の右側にチェックが付いてるのは、
何度も覚え直した単語です。
定期テストや模試で間違えた所も、
全て書き込んでいます(^_-)
後ろの白紙のページだけでは足りないので、
ルーズリーフを何枚も貼ってました。
(ちなみに、写真の”まとめノート”は、
うちの息子が中学生の時に作ったものです。
女の子の文字みたいですが…(:^^))
この、旺文社の”まとめノート”は、
内容は基礎中の基礎です。
(書店で売っています)
が…こうやって、
自分の間違えた所&覚えるべき事を、
どんどん書き込む事によって…
“自分の間違えた所 &
覚えるべき事”が全て分かる
パーフェクトBOOKになります!
定期テストや模試などのテスト用紙を、
何度も見直すのは大変です。
「前に間違えたのは、
どのテストだったかな?」とか、
「どの問題を間違えたのか、
忘れてしまった。」
というのは、よくあります。
この方法なら、
まとめノート一冊だけを見れば
全て分かります。
また…1から全部自分で
「自分用の間違いノート」
を作りあげるのは、
かなり時間と労力が必要です。
この
“まとめノート”を利用する事で、
効率的に
“オリジナルまとめノート”を
作成する事が出来ます!
英語は…
(大学受験などの)
難問を解くためには、
全範囲を理解する必要があります。
進行形、完了形、関係代名詞、
動名詞、不定詞など…
個々に理解するのでは、
いざ実践問題になった時に、
どれを使うのか分からなくなったり、
ごっちゃになってしまいます。
つまり…
一番頭の中を整理する必要がある
科目なんですね!
頭の中を整理するためには…
大切な事、
苦手なこと、
間違えた事などを
キチンとノートにまとめることが
(手間はかかりますが)
最善の方法だと思います。
もちろん…
書き込んだ後は、
何度も見直して、
しっかり覚える事が大切です!
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