勉強のやる気スイッチどこにある?

私は長年家庭教師をしています。


今まで教えた生徒さんは、
全員、成績がアップしました(^_-)

(もちろん、どれだけ上がったかは、
個人差がありますが…)




なぜ全員の成績がアップしたのだと
思いますか?

その一番の理由は、
どの生徒さんも、同じです!




私の教え方が素晴らしく上手だから?
自分で「そうだ!」とは、言い難いですね(;^^;)

私は超スパルタ教育だから?
いえいえ、
とっても優しい指導だと思います(^_-)

テストにどこが出るか、
バッチリ予想出来るから?
そんな…”やまをはる”ような、
あぶない橋は渡りません(>o<)



正解は…

どの生徒さんも
“勉強時間が増えたから”です(@^^@)



以前、中学生の生徒さんのお母さんが…

「先生、
うちの子がこんなに勉強してるのを、
生まれて初めて見ました(゚ロ゚)」
と、言っていました(^_^)

「よしっ!!
これで、この生徒さんも
成績が上がること間違いなし!」
と思いましたね(^_-)



では、どうしてどの生徒さんも、
私が家庭教師へ行けば、
“勉強時間が増える”のでしょう?


それは…私と一緒に勉強すると、
“勉強が出来るようになってきてる!”
と実感するから、
やる気が出るんです(^_-)



それから…
“知識が増えることの楽しさ”
“問題を解けることの嬉しさ”

を実感するから、
勉強する意欲が出るんです!



それは…
私に数学や理科や英語の
専門知識があるから出来ること?

いえ、それよりも…
教え方だと思うんですよね(^^)



ご家庭で、
お子さんを教える時にも、
出来る方法がありますよ(^_-)




例えば…中学生社会で
東北地方の伝統伝統工芸品を覚える場合。

(↓こういうものです)


「資料集を持って来て〜。
上から行くよー、青森は”津軽塗り”ね」

「すごく重厚な感じの塗りものだね」
と、感想を言いながら…一緒に写真を見ます。



「次は右下。
岩手県は南部鉄器ね」

「やかんのような物が多いんだね。」
など言いながら、
一緒に写真を見ます(^^)



つまり…ただ単に、
青森ー津軽塗り
岩手ー南部鉄器
秋田ー樺細工…
と、文字を覚えるよりも、

写真を見て、
一緒に感想を言いながら
覚えることにより、
頭にインプットされやすくなります。



当然、この方法で勉強すると、
ただ文字を覚えるよりも
時間がかかってしまいます。

ですが…
“早く覚えて、すぐに忘れる”よりも、

“時間がかかるけれど、忘れない”ほうが、
結果、効率がよく…


子供さんの
「勉強した〜
出来るようになった〜(^^)」という、
自己満足度アップに繋がるんですね。



そして、
一人で文字を黙々と覚えるよりも、
楽しいので…
長時間頑張れます(^_-)


そうするうちに…
一人で勉強するときも、
資料集などで調べながら
勉強するようになりますよ。




算数や数学を勉強する時も、
私は、図を書いたり、
折り紙を使って教えることが多いです。

文字や言葉だけでなく、
映像として頭の中にインプットする
ということを常に心がけています。

(それが、
記憶に残りやすく教える方法
だと思います(^_-))


それから、
もう1つ気をつけていることは…

“実力がついてきていること”
を、本人に力説する(・∀・)




私がよく使う言葉は…
「やるじゃん!」
「いい感じ〜!!」
「すごい!仕上がってきたね〜」
「おっ、出来るようになってきた」
です(^▽^)


それを、必ず”笑顔で”言います。

どの生徒さんも、
とっても嬉しそうな顔をしますよ。



“やる気スイッチ”どこにある?
みたいな、
コマーシャルがありましたが…

“やる気スイッチ”って、
元々持ってるものではなくて、

作ってあげる
ものだと思うんですよね。




親は、
「勉強しなさい。」
「どうしてこんな成績なの?
もっと頑張りなさい。」
「どうして勉強が嫌いなの?」
などと、色々言いたくなりますが…
勉強は本来、楽しいものじゃないです。

(特に、やらさせる勉強は
楽しいものではありません(>o<))


「テスト前だから
勉強しなければならない。」

「○日までに、
課題を仕上げなければならない。」

「塾の宿題をしなければ、
親や先生に怒られる。」

などと思うと、
余計に勉強が楽しくなくなります(ToT)



大人だってそうですよね~
「夕食を作らなければならない」
と思うと、
負担に感じてしまいます(ToT)

でも、
「今日は何食べようかなぁ~
すき焼きが食べたいから、
美味しいすき焼きを作ろう~♥」
と思うと、

少しやる気が出ませんか?



私は指導前にはいつも…
「さあ~
今から楽しい勉強をするよ~」
と明るく声かけをしています(^_-)




そして親は、
「勉強するのが当たり前」ではなく…

勉強をすることは凄いことだ!
と認めてあげることが、
やる気スイッチを作ることに繋がります。



今の世の中は、誘惑に溢れています(;^^;)

私の子供時代にはなかった、
インターネット、ゲーム、スマホ、
面白いアニメ、漫画本…

子供のすぐ手の届くところに、
楽しい事がいっぱいあります(^^)


当然、子供は勉強よりも、
ゲームやテレビ、漫画のほうに
惹かれるでしょう~(>o<)



まだ、心身ともに発展途上の子供達が、
“楽しい事(ゲームなど)を諦めて、
苦しい事(勉強)をすることを選択する”

それには、
よほどの精神力が必要です。



“勉強を優先することは、
簡単な事じゃないんだ”
と、親が認識し、

小学校6年間、中学校3年間、高校3年間、
(プラス、大学2年間~8年間)

長期間勉強し続けなければならない
子供さんを、

「えらいっ!!
よく頑張ってるね~(^_-)」
と、認めてあげることが、

“やる気スイッチを作る”
ことに繋がるんじゃないかと思います。



私たち親は、
我が子にとって…
“永遠の応援団長🚩”
でありたいですから…(*^o^*)

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