家庭で子供の勉強をみる時のコツ

「中学1年生の子供がいます。
今の塾をやめて、
私が家で勉強をみようかと思っています。

高校受験に向けて
家庭で子供の勉強を見る場合に、
どのようにフォローしていけばよいか
コツなどを教えて頂けないでしょうか?

学校の問題集を
何度もさせるのが良いのでしょうか?」

と、ご質問を頂きました照れ
ありがとうございます~ラブラブ




中学生の場合、
塾のみで親はノータッチ、
塾へ行きながら親もサポート、
塾無しで親のサポートのみ、
通信教育メインの家庭学習…

色々なパターンがあると思います。


ご相談者の
塾無しで親のサポートのみの場合、
色々な面で、かなり大変です…あせる

(我が家も塾無しで
私がサポートしていましたが、
かなり大変でした汗



まず、第一に心がけることは、
親子関係を良くしておくこと!


勉強面でイライラすることや
腹が立つことがあっても、
勉強が終われば、
即、切り替えて引きずらない。

「今日は学校どうだった?」とか
「今日の部活はどうだった?」と
積極的にコミュニケーションをとる。


冗談を言ったり、
楽しい話をしたりして、
笑いの絶えない環境を作る。
(笑えば、イライラや腹立ちが
消えてしまいますから…てへぺろ



「こんなこと…勉強に関係ないじゃん」と
思うかもしれませんが、

親が、
子供の勉強のサポートを辞めたい理由は、
ほとんどが親子関係の悪化です。

小、中学生の家庭学習において、
一番大切なのは、間違いなく…
“良好な親子関係”ですウインク



次に大切なのは、
習慣化(パターン化)すること。


家庭教師の生徒、
小学生のAさんの場合、

1.前回出した宿題が
出来ているかチェックして
一緒に間違い直しをする。

2.学校の進度を聞き、
進んでいる場合は、その部分の
学校に準じた問題集をする(4科目)

3.算数の応用問題をする
4.国語の読解問題をする
5.学校の宿題を一緒にする



中学生のBさんの場合、

1.教科書を使い代数の授業をする
2.教えた所の代数の問題集を解く
3.教科書を使い幾何の授業をする
4.教えた所の幾何の問題集を解く
5.英語の文法を教える
6.教えた所の問題集を解く


私が家庭教師へ行く場合も、
生徒さんに応じて、
大体のパターンを決めています。


そうすることによって、
生徒さんの方も慣れて
スムーズに勉強出来ますし、

私の方も、
毎回「今日はどうしようか?」と
悩む時間が省けます。


もちろん、このパターンは
臨機応変に変更可能ですウインク


小学生の生徒さんが
「先生、明日社会のテストがある」
と言えば、

算数や国語をやめて、
必死で社会ばかりすることもありますし、

「先生、今日は宿題が大量なのえーん
と言えば、
先に宿題をすることもあります。



ご家庭でパターンを考えられる場合、
一度では決まらないでしょうから、

大まかに決めて、
改良を重ねて行けば良いと思いますニヤリ



そして、ご家庭でサポートする場合の
学習内容ですが…

中学生の場合は、
大切なのは定期テストです。

定期テストでしっかり点数が
取れる学力があれば、

公立高校の入試問題は
解けるように出来ています。

毎回定期テストで
全科目90点以上を目指して
コツコツ勉強すれば、
中学1年2年生は充分だと思います。

(私立高校を目指す場合、
偏差値60代後半以上の
高校を目指す場合は別です)

お子さんの性格などの理由で、
“早くから高校入試の勉強を始めたい”
と思う場合、

次の
“中学1年生から出来る高校受験対策”
を行ってみて下さい。

《中学1年生から出来る高校受験対策》

英語
・学校で習った単語、熟語を完璧に覚える
・市販の単語帳を使い、毎日少しづつ
単語、熟語を覚える

数学
・学校で習った範囲を復習する

国語
・学校で習った漢字を完璧に覚える

理科、社会
・学校で習った範囲を市販の問題集で
復習し、大切な部分をまとめる。



中学1年生から、
高校入試の対策をするのであれば、
重要なのは理科と社会です。

理科と社会は、
中学1年生で習った分野からも
高校入試に出題されます。

例えば、入試問題を見て、
花のつくりの問題が出ていれば、
それは中学1年生であっても
解けなければいけません。
(中2、中3で花のつくりは学習しませんから…)


つまり、
単元がはっきり分かれている理科や社会は、
たとえ中学1年の勉強内容であっても、
そのまま高校入試問題となるので、
早くから学習しておくことが可能ですし、

定期テストなどの勉強を疎かにしていれば、
あとで痛い目をみることになりますガーン



英語や国語や数学は、
定期テストで点数が取れていれば
充分だと思いますが、

理科と社会は夏休みなどの長期休暇に
ちゃんと復習して、
忘れないようにすることが望ましいです。



塾無しで、
ご家庭で親御さんがサポートをする場合、
問題なのは、

どこが重要であるか、
どういう問題に重点を置くか、
どういう教え方が効率よい勉強に繋がるか…
そういうノウハウが、あまりないことです。



確かに、中学生の学習内容は、
高校生に比べて範囲も狭く、内容も簡単で…
勉強すれば誰でも出来るようになりますが、

とはいえ…中学生の子供に、
全範囲を完璧に勉強することは至難の業。

やはり、効率よく勉強することが
必要になってくると思います。



頭に残るように解説し、
難易度が上がっても解けるように説明し、
ケアレスミスをしないように釘をさす。


多くの生徒さんを指導してきた講師は、
どういう箇所でつまずくか、
どういう事を混同してしまうか、
どういうミスをしやすいか…
ちゃんと分かっていますから、

そうならないために、
そのポイントを踏まえて子供達を指導します。



ですが、ご家庭では、
それをすることが難しいですよね…



出来るだけ良い参考書や
良い問題集を使用することで、
サポート効率をあげるのも一つの方法かもしれません。

(アメブロの方に、
お薦めの参考書をアップしていますから、
もし宜しければ参考にしてみて下さい。

塾の先生が、重要ポイントや解説を書いてあり、
私が思うには…とても良く出来ている参考書です。)

家庭で子供の勉強をみる時のコツ | 小学生・中学生のママ達へ 家庭学習&教育について… (ameblo.jp)



最後に…
中学生の勉強をご家庭でサポートする場合、
“大変なのは当たり前”と腹をくくり、

決して完璧を目指さず、
疲れたら休み!?
今は出来なくても、いつかは出来ると、
決して諦めることなく…

楽しくポジティブにサポートしてあげて下さい。



しんどい事ほど…
成し遂げたときの達成感は大きいです照れ



最後の最後に…
中学3年生まで、
家で勉強を見る最大のメリットは、
子供と長時間一緒にいられること恋の矢


あっという間に終わってしまう育児。

塾へ行かずに
家でサポートしてきたお陰で、
ちょっと他の人より長い時間、
息子と過ごせたかな~と
嬉しく思っています照れ

これが家庭学習の最大のメリットだと
私は思いますラブ

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